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西湘の魚
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renn
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店名 |
閉店
かつ平(かつへい)
|
---|---|
ジャンル | とんかつ、海鮮 |
住所 | |
交通手段 |
国府津駅から256m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
24席 (カウンター8席、座敷16席) |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に灰皿あり |
駐車場 |
有 店頭に6~7台程度の駐車スペースあり |
空間・設備 | 座敷あり |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
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出会いはいつでも偶然の風の中???
この店との邂逅はまさにそんな「さだ」的グウゼンでした。
某休日、遅く起きた午前、前夜の痛飲の影響が首筋辺りに残っている。
国府津駅へ向かって緩やかな坂を上り、駅前のラーメン屋で”昔ながらの?シンプルな奴”でもいただこう。
そう思い駅にたどり着く直前何故か急に、きわめて唐突に
「魚を食いたい」
という欲求がうまれました。
宿酔いの状況で「のんき」のひつまぶしでもなし、もう少し先のがんちゃんまで行き、「魚河岸ラーメン&漬け丼」でも食おうと歩みを進めている時、表題店の店先看板に魚料理の羅列を見止めました。
かますフライ定食945円也。
大ぶりのものが2匹。
予想を上回る大きさに驚きます。何より厚みがすごい。
開かれてなおこれほどの大きさであるなら生魚はどれほどの大物なのか。
中濃ソースをかけ一口頬張ると、
「喜!!!!」
さくっ、ふわっ。
咀嚼の必要がないほどふかふか。ほんのりの鼻腔にぬける白身魚の芳香。
これはウマイ!。
食い進めると徐々に尾っぽに近くなり、少しずつパサパサして臭みも出てきますが、この先端部分のスバラシサといったら!!!!
2匹目は半分がちょうど一匹目の下になっていたので、再びソースをかけようとカウンター前の棚状の部分を探していると、「カキフライ、白身魚フライ用」とシールの貼られた小瓶を発見。
塩・粉山椒の他になにかまぶされているようで、シーズニングスパイスのようなものでした。
これをかけていただくと
「驚!!!!!」
さらにうまさが際だちます。
ご飯の盛りが少なめなので、一匹は飯を充てず、塩をまぶし魚のみで贅沢にいただくのがよいかも。
付け合わせはイカ大根、お新香。
それぞれ和風のほのかな、技量を感じさせるような味付けがなされていました。
こちらトンカツやなのですが、地場の魚にこだわりがあります。
店先にはいつも製造中の干物の姿が見え、ノーマルのメニューに加え、その日仕入れた魚を刺身で提供しています。
何度かおじゃまするうち、親父さんと話す機会がありました。
私がいつも言っていること「漁港辺りの食堂のうさんくささ」について意見が合い、長く話してしまいました。
地方都市というのは都心部よりも商圏的に狭く、薄利多売が成り立たないところです。
良いものを提供するには自ずと対価が必要となり、販売価格は安いものではなくなってしまいます。
その結果、安くそこそこ均一な質を維持できる大規模食産業が隆盛することになります。
以前記事にしたステーキ・洋食店「スコット」は小田原食品市場内店舗で夜だけ営業をしていましたが、最近「ラーメン屋」に鞍替えしました。
店主曰く”「ステーキGスト」とか、「Kん」などに客が流れてしまい経営は厳しかった”とのことです。
悪貨は良貨を駆逐する。
そうならないためにも、
本当の魚のおいしさを知る機会を失ってしまう前に、
この店のような優良な、こだわりの店を応援して行きたいと強く思いました。
確かな食材と、確かな腕で生み出される料理。
この店のかますフライや鰺フライを食せば、今までの「小田原の地魚」を謳う幾多の店の料理は何だったのか?そう思えるくらい違うことがわかると思います。