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小田原・早川漁港、「いこい」。【29th】
小田原さかなセンターの中の寿司・定食の店である。
国府津の駅前の「相仙」でも少々触れたが、今、小田原あたりで揚がる「ワラサ」がまさに「旬」だ。
この店、小田原市の漁港、早川漁港の「小田原さかなセンター」の中にある寿司屋であり食堂である。
以前から書いているが、小田原の漁業関係者に知り合いがいる。しばらく来ていなかったのだが、ここ1年程は、何度となく訪問している。
ちょうど昨年のGW明け位に「アジの上物が多く揚がった」というので、何年かぶりに駆け付けたのだ。それから、約1年、つまりこの漁港の通年の「旬」を知るべく、何度となく訪問しているのだ。
ネットのWikiをはじめとする情報や、魚の旬のような解説本などを読んじゃダメだ。築地に流通するほどの量でない、地物の魚の「旬」は年により、場所により変わる。漁港のサイトなどにアクセスすればよい。伊豆方面では「イナダ」でも、福浦あたりから北の相模湾の定置網では「ワラサ」がまさに旬なのだ。
ソレを食べに行った。
早川には、地物の美味しいモノを食べさせてくれる店は多くある。
アジフライで有名な「大原」などで1時間もかけて並ぶ必要は全く無く、他の店でも十分ウマいアジフライは食べられるし、それ以外の多くの旬のモノを食べられる。「魚市場食堂」「やまや」なども過去にアップした。
今回は、小田原さかなセンターの中の「いこい」である。
「生ビール」(500円)を飲みながら、メニューと格闘する。
「日替わり地魚刺身定食」のようなモノがズラリと並ぶ。価格的にも1,000円から3,000円位の幅がある。
でも、聞いちゃった方が、早い。
と、思っていると、向こうから「『市場丼』が地魚がいっぱいでおススメです。」と言ってきたので、ソレに従った。
「市場丼」(1,600円) ―― もちろん、ソレにワラサが入っているという保証はないが、逆に入っていないハズも無いと、かなりの確信があった。価格的にも…。
着丼して、感動する。大きなワラサの切り身が2切れも入っていた。ほらね。やはり、この小田原漁港で一番の旬のモノを入れないハズがない。もちろん、アジの大きな切り身も1切れ入っている。他にはヒラマサだろうか、透き通る感じのキレイな切り身が入っている。あとは、メジナだろうか、背が濃い赤の雰囲気のモノ。マグロ赤身も一切れ。
それ以外には、太刀魚の半身の炙りが入っている。かなり大きな、いや、長めなモノだ。
で、玉子焼き2切れと丼の中央には、釜揚げしらすが盛られている。
コレ、築地では、2,500円とれる。銀座だったら3,500円とれる。
などと、ついつい考えてしまう小市民である。
ワラサ、最高にウマい。最高なのだから、それ以外のコトバが見つからない。
アジ、ワラサと比べてしまうと、という感じでもあったが、やはりそれなりにウマい。
ヒラマサ、だと思うのだが、薄造りから、ヒラメのような繊細な甘みと旨みがイイ雰囲気。
メジナ、だと思うのだが、死後熟成させていない感じの食感を楽しむ一品だと思った。
マグロ、は、まぁ普通だろう。コレだけ、地物じゃないと思う。
太刀魚、炙ってあり、表面の香ばしさが司る感じの味わいになるが、とろりとくる独特の甘みがイイ。
釜揚げしらす、は、特に強い印象は無かった。福浦の「運海丸」で食べた時はもっと美味しかった。
ご飯は、酢飯。ほんのりではあるが甘みも伴っていた。
みそ汁が付くがソレは普通のモノ。定食や丼モノを注文すると、通常350円のアラ汁が200円で提供サービスされているようだったが、今回は見送った。
お茶は、ティーバックのようなモノ。でも、美味しい。
地物の「旬」など食べれば、すべて「4.5」とか付けたくなるが、今まで経験した他の漁港メシなども考慮して採点した。
ただ。CPについては、とてつもなく良好だと感じた。
大満足。ごちそうさまでした。
この店、市場の外の店々が並ぶエリアの奥まったトコロに入口がある。
カウンターと、テーブル席と小上りの座敷席がある。
寿司屋のような感じで、職人さんがいる。
(文責:京夏終空、2017.4.30)
(31件/3.24、2018.6.11)
(※写真は、後日掲載。)
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京夏終空
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店名 |
すし定食 いこい(イコイ)
|
---|---|
ジャンル | 寿司、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
0465-21-6006 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
東海道本線 早川駅より徒歩約6分。 早川駅から492m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
34席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 魚市場駐車場を利用 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
料理 | 魚料理にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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続・小田原さかなセンターの中の寿司・定食の店である。
この小田原の早川漁港には、漁業関係者の知り合いがいて度々訪れている。
いろいろな店があるが、最近は良い意味でも悪い意味でも、加速度的に観光地化が進んでいると云う。
観光客が多く来てくれるのは嬉しいが、その観光客の財布目当てに、早川の評判を落としかねない店々も出店するようになったとか。
その人間が最も頻繁に通う店が、市場内の「魚市場食堂」とこの店だと云うコトである。
一緒に訪問した。
僕は、約5年ぶりである。
「まかない丼」(1,100円) ーー 写真の通り。
何のコトはない、普通の海鮮丼に見える。
そう、この価格では妥当な範疇の海鮮丼であろう。
しかし、アジ、ちょっと異次元のアジだった。
強い弾力、つまり身のハリと、強い旨みを兼ね備えている。
通常であれば、強い弾力を求めるなら、味の強さは諦めるべきである。
また逆に、より強い味の旨みを求めるなら、食感的な弾力の強さは諦めるべきである。
当然に、死後熟成の過程で、アミノ酸の状況は変わってくるからである。
しかし、この何でもないようなアジは、両方を持っている。
論理的に考えれば、矛盾している。
この丼ぶりの8割程度は、「3.4」レベルであるが、アジが「4.0」を軽く超える感覚。
その2割を存在させる術を知っているから、この店に来るのであろう。
うん、満足。
ごちそうさまでした。
相手は自然の恵である。
旬もあれば、漁の状況もある。
もっとお金を出せば、もっと美味なるモノだってある。
でも、この価格で、プロ相手に商売を続けられるというコトこそが、この店の価格的妥当性の考え方が受け入れられている何よりの証拠だと思う。
*下書き整理中。(訪問日時に注意)
(文責:京夏終空、2023.8.11)
(72件/3.45)