小田原・早川漁港、場内棟2階「魚市場食堂」。【178th】 : 魚市場食堂

この口コミは、京夏終空さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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3.5

¥3,000~¥3,9991人
  • 料理・味3.6
  • サービス2.6
  • 雰囲気3.9
  • CP3.2
  • 酒・ドリンク3.2
2024/01訪問2回目

3.5

  • 料理・味3.6
  • サービス2.6
  • 雰囲気3.9
  • CP3.2
  • 酒・ドリンク-
¥3,000~¥3,9991人

小田原・早川漁港、場内棟2階「魚市場食堂」。【178th】


どんどん観光地化して、劣化してきた感は否めない。

でも、ハズレもあれば、アタリもあるのだろう・・・。
何となく、そんな気がした。


この魚市場食堂と出会って、もう15年近くになるのだろうか。
前回アップは、約8年前になる。

店内にあった缶ビールの自販機でビールを買い、刺し身やフライを食べていた漁業関係者の姿は、今はもう無いのであろう。

設営こそ簡易的で雰囲気は多少残しているのだが、接客も食材のレベル感も、大きく変わってしまった感は否めない。

2名で訪問し、シェア食いという予定だったが、ほとんど1人で食べた。(笑)


海鮮丼」(1,950円)+「フライ定食(?)」(1,350円) ーー 写真の通り。

海鮮丼は、地魚を含め10種類程度の海鮮がのせられている。
前述したように、ハズレもあればアタリもある。

この日、僕が感じた一番は、タチウオ。
かなり味わいが濃厚なタチウオで、捌いたばかりの表情で、状態も味わいも極上。
あと、赤エビも味噌を含めて上々だった。

フライの方は、アジフライ、普通っぽい。
まぐろカツ、一般的。
エビフライは、普通に美味しかった。

フライの定食に付いていたブリは上々。

アラ汁の中の、大量のウロコは勘弁願いたい。

全体的には、地魚のメリットが活かされていないような感じで、当然に、価格もソレに比例して高めの設定。
でも、拾いモノもある。

ごちそうさまでした。


接客は、以前よりもかなり雑になったように感じた。

あと、入店する際に、「STOPの位置で待て」となっているのだが、どこにも「STOP」の表示が見当たらなかったので、券売機の後ろあたりかと思い、ドアを開いたら、ひどく叱られた。

気性の荒っぽい漁師の怒り方でなく、サラリーマンっぽい事務的な怒り方で、何だか興醒めした。


(文責:京夏終空、2024.1.23)
(644件/3.49)

  • 魚市場食堂 - ブリ。

    ブリ。

  • 魚市場食堂 - 刺身たち。

    刺身たち。

  • 魚市場食堂 - 海鮮丼定食?

    海鮮丼定食?

  • 魚市場食堂 - フライ定食?

    フライ定食?

  • 魚市場食堂 - フライたち。

    フライたち。

  • 魚市場食堂 - まぐろカツ。

    まぐろカツ。

  • 魚市場食堂 - アジフライ。

    アジフライ。

  • 魚市場食堂 - タチウオ・サワラ。

    タチウオ・サワラ。

  • 魚市場食堂 - ブリトロ。

    ブリトロ。

  • 魚市場食堂 - イナダ・マグロ。

    イナダ・マグロ。

  • 魚市場食堂 - 本日のおすすめ。

    本日のおすすめ。

  • 魚市場食堂 - その日の券売機。

    その日の券売機。

  • 魚市場食堂 - 店内光景。

    店内光景。

  • 魚市場食堂 - 入口。

    入口。

  • 魚市場食堂 - 場内・案内。

    場内・案内。

  • 魚市場食堂 - 場内棟の2階。

    場内棟の2階。

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2016/05訪問1回目

3.9

  • 料理・味3.8
  • サービス3.6
  • 雰囲気4.4
  • CP4.1
  • 酒・ドリンク3.2
¥2,000~¥2,9991人

小田原漁港の場内の「魚市場食堂」。【178th】


地のモノを攻めれば、高評価になる。

※はじめに、海の幸を純粋に楽しみたい方は、読まない方がイイかも知れません。

小田原の漁業関係者に知り合いがいる。
その彼が言うには、小田原漁港で上る魚なんて知れていると云う。ある意味、何でもウマいモノが食べられる築地を抱えた東京という街に住む者に対する謙遜的な言い回しなのだろう。でも、GW明けのアジは上物が多く上がったというので、向かった。
以前から、情報的にはいろいろあった。だが、その彼の言を真に受け、何となく気が向かないコトも事実であった。

別に、地方の一漁港なのだから当然であるが、漁港というだけで、海の幸が何でも豊富にあるわけではない。小田原市のホームページでも普通に見れるが、小田原漁港で揚がる魚介類はいくつかある。

人それぞれ好みもあり、何を選ぶかなんて全くの自由だが、もし、その港で揚がった地のモノを食べたいと思うなら、多少理解してから向かってはいかがだろうか。また、地元の人に聞くと言うコトも有効な手段である。ただ、お店選びについては、地元でも何らかの利害関係が発生しているコトもあるので、そのあたりの心得は持つべきであろう。


小田原漁港で、海鮮系の食事をしたい。
この食べログでも多くの店が登録されている。上位のお店は、地元でもコアなファンを持っていたりするらしい。どうせ食べるなら、美味しいモノを食べたいという願いは、誰しもに共通する考え方で、まさに「お店選び」が重要になってくる。

しかし、ホントは、それ以上に重要なコトが、「メニュー選び」なのである。
評判の良い店で食べたからイイというのではなく、旬や季節、水揚げ状況などにより日々変わる本当の「旬」。どの店が、どれ位のレベルの魚を仕入れたかなんて知る由も無いが、漁港でどれ位のレベルの魚がどれ位水揚げされたかは、いとも簡単にわかる時代である。


魚市場食堂」―― 小田原漁港市場の場内にある。この店は、まず第一に雰囲気が大事である。漁港を眺め、市場内に入り、仲卸業者などが入っている市場棟の2階の一部にある。昼前位までも、まだ朝獲れの魚たちの残り香が感じられる。漁師に声をかけてみる。今日はどうでしたか?また、セリを行ったであろうボードには、今日獲れた魚のネームシールがまだ残っていたりする。「ブリ」「アジ」「イナダ」「イワシ」…。

お決まりのメニューから、その日のメニューまでいろいろある。
せっかく情報をもらったし、小田原漁港なのだから、アジの刺身、アジフライは食べたいと思う。
「上刺身定食」(¥1,620)― その日の地魚を含む、マグロ・ハマチ・甘えび・アオリイカ・その他地魚2種。マグロはココでは揚がらないだろう。その他の地魚2種に興味はあるが…。でも、ソレに「アジフライ単品」(¥590)を足そうか。
実は、小田原は「サバ」も捨てがたいらしい。「サバ味噌煮単品」(¥430)あたりも面白いかもしれない。

「自販のビール・アサヒドライ500ml」(¥450)をまず買う。
AKBの4人がいる前の席に陣取る。AKBと言っても、2人しか知らないのだが…。

小田原定食」(¥1,560) ―― その日、限定15食。券売機の10番だと書かれていた。11時を過ぎていたコトもあり、もう無いだろうと思ったのだが、売り切れのランプが点いていなかったので、ラッキーとばかりに押した。
刺身が、アジ姿造り・ヒラメ・カワハギ・イサキ。フライが、アジ・サバ竜田揚げ。ソレに、アジのつみれ汁とご飯、小鉢、漬け物が付く。どれも、少しづつだが、ほぼ地物ばかりで、種類がイケる良いメニューだ。同行者もコレにした。ホントは別のモノを注文しシェア食いする方が種類がイケるのだが、僕らの考え方では、コレに勝るモノはこの日は見当たらなかった。
アジ造り、身の弾力といい、味わいといい、文句なし。ヒラメ、2切れほどだったが美味しい。カワハギ、コレがなかなかイイ。肝をのせて握って欲しくなる感じである。カボスあたりを軽く搾って、塩で食べたいなどとムダな想像を膨らます。それ位上物の雰囲気。イサキ、淡泊な中にも独特な味わい。あと、メニュー表示には無かったのだが、イカ刺しイクラがまぶされたモノが少々あった。
注意しなければならないのは、この店の常備品の醤油は、やや甘めである。ワサビをのせて食べても、その甘さが残る。魚本来の甘さを感じるには、淡泊な魚ほど、ちょん漬けくらいにとどめた方がイイと感じた。
アジフライ、コレはやはり絶品。スーパーで買った市販のアジの味に慣らされていると、あまりに絶品過ぎて、ついクンクンしてしまう。当然なのだが、クサみとは全く無縁過ぎて、アジの死後熟成の独特のクサみすら香りからも味からも感じ取れず、本当にアジかと疑いたくなる感じ。例えて言うなら、かなり「クリアでシャープなアジ」だと言いたい。より、わかりづらいか…。味の濃厚さでなく、質感とでも言おうか…。サバ竜田揚げ、コレもかなりウマい。アジフライで語ったコトがそのまま当てはまる。フライにはレモンが添えられていたが、あまり搾り過ぎたらもったいない。フワッと香る程度でイイ。
アジのつみれ汁、もう、繰り返し書くのは止そう。ウマい。汁自体の味付けが薄すぎるからちょうどイイ。おすまし的なモノ。
この日の小鉢は、イカと里芋の炊いたん、煮っ転がしである。冷めきっている感じが、これまたウマい。
あぁ、大納得で、大満足。ごちそうさまでした。


こういう料理を評価するのは、かなり難しい。
その時の感覚であれば、「4.0」とか「4.5」などと付けたい感じだが、普段食べている海鮮系の料理や、別の観光地で食べた海鮮系の料理などを思い浮かべて付けたつもりである。


きっと、この店でウマいモノは別にもたくさんあると思う。ただ、折角ココへ来たのだからという考え方もある。
観光地的利用が一番だとは必ずしも言えないのかも知れないが、ご当地のモノを食べたいというごく自然な欲求もある。そのご当地のアジの刺身より、人によってはマグロの大トロや、ウニなどがウマいという人もいるし、黒ムツやソイがウマいという人だっている。
でも、ソレは、街中や別の場所などでも十分食べられるモノであり、それらと比べてどうだとは言いたくないし、そういう性質のものでもないと思う。

また、訪れた人がどこから来たかなどにもよる。例えば、関西方面から来たのであれば、小田原は神奈川の一部であり、伊豆半島の付け根に近く、熱海にも近いという感覚だから、三崎にわざわざ行かなくともココでマグロも食べてしまおうという考え方がごく普通にあり得るし、沼津や熱海を飛ばしてきたからソコに行かずとも干物を中心に攻めたいと考えることだって普通にあるコトだと思う。

そしてもう一つ、価格である。高くてウマいは当たり前だという原則に則って考えれば、地の利を十分に活かすべきである。地のモノだから他で食べるより安い。安くてウマけりゃ、満足感も高くなる。
コレが一番重要な考え方だったりするのかも知れない。


(文責:京夏終空、2016.5.25)


(※写真は、後日掲載。)

  • 魚市場食堂 - パンフ。

    パンフ。

  • 魚市場食堂 - 領収証。

    領収証。

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京夏終空

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
魚市場食堂
ジャンル 食堂、海鮮、天ぷら
お問い合わせ

0465-23-3818

予約可否

予約不可

住所

神奈川県小田原市早川1-10-1 小田原魚市場 2F

交通手段

★JR早川駅または早川港バス停下車。徒歩約8分。
小田原漁港内・小田原魚市場2階中央。

早川駅から343m

営業時間
  • 月・火・木・金・土・日

    • 10:00 - 15:00
    • 定休日
予算

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥2,000~¥2,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

サービス料・
チャージ

★なし

席・設備

席数

76席

個室

貸切

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

★漁港近くの駐車場をご利用ください

空間・設備

席が広い

メニュー

料理

魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン、一軒家レストラン

お子様連れ

子供可(未就学児可、小学生可)

お子様用のイス、ご用意しています

ホームページ

http://www.0465.net/omise/uoichiba-shokudou/

公式アカウント
備考

★ 小田原漁港の話 ★
昭和25年(1950年)、当時の鈴木十郎・小田原市長が建設を決定したことから始まり、
18年かけ、昭和43年(1968年)に完成しました。
時をへて、
現在は70隻以上の漁船が登録されており
年間2800トンを超える水揚げを誇っています。

昭和35年頃、鰤が大漁にとれ
「小田原のぶり」は有名でした。
現在は、鰤に代り
「鯵」が小田原漁港の顔になっています。

魚市場食堂でも
美味しい鯵、出してます!
ぜひ、食べに来てください。

★ 魚市場食堂の小田原どん ★
[ 限定 小田原どん ] あじのつみれ汁付 1,750円(税込)
小田原市内でも様々なお店が
「小田原どん」を出していますが
魚市場食堂の小田原どんは一味もふた味も違います!
鯵に地魚
イカにいくら
漁港であがる朝どれの魚をドーンと載せました!
鮮度が違います
自慢の鯵は
中オチを素揚げにしました
刺身と揚げ、2倍愉しめます!!

小田原どんの紹介~小田原市ホームページより~
温暖な気候と
海・山・川の揃った
豊かな自然に恵まれたまち、小田原。
春夏秋冬を通じ、
旬の食材が豊富に産する
「食」のまちでもあります。

「小田原どん」は、
三つのこだわりで小田原自慢の食材をおいしく調理し、
遠来のお客様をおもてなしいたします。
一つ、小田原の海と大地で育まれた食材を一つ以上用いること
二つ、伝統工芸品・小田原漆器の器に盛って饗すること
三つ、お客様に満足していただき、小田原がもっと好きになるように、おもてなしすること

元気おだわら~小田原市~
http://genki-odawara.com/don/

かながわグルメサイト~神奈川県~
http://www.kanagawa-kankou.or.jp/gourmet/search/g_list.php?cacd=A010

お店のPR

小田原・早川であがる新鮮な魚を、気軽に楽しめる!小田原漁港内「魚市場食堂」

★神奈川の港メシといえば、魚市場食堂!地魚、毎日入荷中です。
おすすめの魚は食券、店内の張り紙でお知らせしています。

★お刺身たっぷりの「お刺身定食」をはじめ「アジのたたき」「金目鯛の煮付」が人気。旬の地魚が楽しめる「本日のおすすめ品」もご用意。お気軽に立ち寄り、市場内食堂ならではの醍醐味をお楽しみ下さい。

初投稿者

食人-shokunchu-食人-shokunchu-(6)

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