サイゴン
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【1170】オイリーだけど店名の通り南ベトナム料理を楽しめます
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2017.2 牛肉のフォー（850円）Pho bo
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2017.2 別皿のパクチー、バジル、モヤシをフォーボーに乗せて
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2017.2 スペアリブ焼き（800円）Suon Nuong
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2017.2 生春巻き（600円）Goi cuon
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2017.2 豚の胃腸炒め（750円）Pha lou
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2017.2 ベトナム風たこ焼き（800円）Bahn Khot Mien Trung
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2017.2 店舗外観
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店舗基本情報
| 店名 |
サイゴン（SAI GON）
|
|---|---|
| ジャンル | ベトナム料理、カフェ |
|
予約・ お問い合わせ |
045-805-6081 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
小田急江ノ島線 高座渋谷駅から徒歩10～15分。 高座渋谷駅から1,012m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 店舗の横に2台の駐車場有り。 道路側、手前から2台目、3台目の駐車場。 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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1,925文字★
横浜市と大和市にまたがる県営いちょう団地。
神奈川県最大規模のこの団地には多数の在日ベトナム人が住んでおり、
日本人に寄らないベトナム人のためのベトナム料理店が美味しいと評判のようです。
フォンホン→金福→サイゴン→タンハー
日曜日に横浜いちょう団地へ遠征して4軒ハシゴしてみました。
金福でバインミーを食べた後は2軒隣にあるサイゴンへ。
日本テレビ「沸騰ワード10」によれば男性店長のグエン バン トアさんは、
難民として日本に渡り17年前お店をオープン。
ホーチミン市の旧名「サイゴン」から南ベトナム出身と思われます。
店内は厨房前のカウンターに4～5席、テーブル15席ぐらい、合わせて約20席。
日曜日の昼下がり14時過ぎに訪れましたが満席。
15時にはお店を閉めてしまって入れないお客さんもいました。
横浜いちょう団地でタンハーと並ぶ人気店のようです。
飲み物は生ビール（450円）を注文。
サーバーのメンテナンス状態はあまり良くないですが中ジョッキ450円は安め。
同席者の注文したパッションフルーツジュースはフォンホン同様に果肉入りでした。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。
【3.5】豚の胃腸炒め（750円）Pha lou
クタクタになるまで下処理された豚のガツとシロをヌクマムと砂糖で味付け。
モツ炒めなのに甘いという変化球のような味わいですが、
臭みはあまり無いですしモツの旨味がヌクマムのコクや砂糖と合って美味しい。
しかしクタクタになるまで下処理している割に脂がかなり強いです。
甘くて脂っ濃いモツという、日本のモツ焼き屋では出会えない新たな味。
モツ好きとして興味深い料理でした。
【3.6】スペアリブ焼き（800円）Suon Nuong
骨付きのスペアリブには肉がたっぷり付いていて可食部多くサイズ感にも満足。
ヌクマムや砂糖で漬け込んだのであろう豚スペアリブはやわらかくてコクがあり、
噛み締めるたびに肉汁がジューシーに溢れ出して骨周りの肉の旨味に舌鼓。
先ほどのモツ炒めに通ずるようなジューシーさとオイリーさでした。
【2.8】牛肉のフォー（850円）Pho bo
日本テレビ「沸騰ワード10」でお店の一番人気と紹介されていたメニュー。
同番組によれば4時間煮込んだ牛肉、牛骨から取った旨味たっぷりのスープが、
米粉で出来た麺フォーと相性抜群とのこと。
別皿でパクチー、バジル、モヤシがドッサリ盛られています。
見た目からはテンション上がったのですがスープの美味しさはイマイチ。
牛骨スープって豚骨や鶏ガラに比べて旨味が弱いのが通例ではありますが、
どうも単調な味わいでフォンホンで食べたバンカンクァーの豚骨スープに見劣り。
また具の牛肉はスネ肉のような煮込み以外にスライスされた牛肉も入るのですが、
美味しいお店のフォーボーはこの牛肉スライスが生に近い火入れで絶妙。
対して同店の牛肉は火が通り過ぎていてパサつきました。
しかも1枚1枚がくっついてしまっていて調理技術の拙さを感じます。
パサパサかつ重なってくっついた牛肉では箸が進みません。
そして肝心のフォーは茹で過ぎでコシが全く無いです。
日本のラーメンマニアからするとこの点も不満が残るでしょう。
もっともタイ料理で最高クラスの料理人であるタムさんでも麺の火入れは凡庸。
東南アジアの人と日本人で麺に対する感性の違いがあるのかも知れません。
【3.0】生春巻き（600円）Goi cuon
ベトナム料理（とタイ料理）の定番ですが使っている野菜が凡庸。
この料理は食材にこだわる日本人のお店のほうが美味しいように思います。
【2.9】ベトナム風たこ焼き（800円）Bahn Khot Mien Trung
バインセオの「たこ焼き」バージョンのようなバインコット。
ターメリック入りの米粉生地に海老、鶏肉、ココナッツミルクなどが乗ります。
そのままでは味が無いのでヌクマムやチリソースで味変。
しかしパリパリの生地が油を凄く吸っていて超絶オイリー。
フォンホンで食べたモッチリ生地のバインセオに比べると美味しくないです。
鶏肉は臭いですし味付けも単調で、褒められるのは盛りの良さだけという結末。
前半の肉料理は秀逸で流石は横浜いちょう団地の老舗と思ったのですが、
一番人気のはずのフォーボー、そして生春巻き、バインコットでテンションダウン。
どの料理を注文するかで満足度が上下するのかも知れません。
5種類の料理を食べた限りでは2勝3敗となりました。