無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
042-748-5141
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
ランチ ざ ひと区切り
期間限定で営業してきた魚酔庭のランチは
2月でひと区切りです。
もちろん本来の夜営業ははじまってるので、あの創作日本料理をたのしめるワケですが
ランチはランチで、ちょっと遊び心があったり
飲めない客も気軽に来れたりと
コレはコレで楽しめたなーって人も多い気がします
今週のランチメニュー(各1000円)は
A ルパンも欲しがる ミートボールスパゲティ
B 刺身でも食べられる 生マグロレアー ソテー
C 限定5食 ぶり大根
だしちゃってるよ。ルパンだしちゃってるよ
ジブリ飯 …なんて言葉ができるずっと前
カリオストロの城が放送されるたんびに
あれ、くいてーなー と思ってたのが
ルパンと次元が奪い合いながら食べる
ミートボールスパゲティ
ぐるぐるぐる〜って巻いて
皿にドン!ってアレね
フィナーレでやりがやがった。
もう、ニヤニヤが止まらないじゃないかよー
つーわけでさ、注文も当然ミートボールスパゲティ
皿に盛られたミートソースに、まん丸のミートボールがゴロっと入ってら
向かいの席に次元は居ないけど、
必要いじょーにフォークに巻きつけぐーるぐる
ミートボールと一緒にパクッと頬ばる
あーおいし。
けっこう量もあるし、映画にはない
「パリパリチーズを割ってのせてください」
なんて演出も加えるとこがタダのインスパイアで終わらない魚酔庭メシだね
さ。映画もハッピーエンドだった
27日でさいごのランチ営業は、お店も、通った客も、
気になってたあなたにも
ハッピーエンドで締めくくってもらいたい
「奴はとんでもないものを盗んでいきました。
お店の看板です」
さいごにこのセリフを言うとコーヒー1杯サービスです
旅立つ友に魚酔庭
いつかまた。彼とここで飲みたいものだ
その頃には、こっちはすっかり白髪頭で
きっと彼は、子供のひとりも出来ていて
それでも今日の日のように遠慮もなくて
25歳も離れていても、友人のままでいてほしい
ランチ ⚫︎厚切り豚キムチ 1000円
旅立つ友に腹一杯食べさせて、ちょっとだけ2人で乾杯をしたくって。席を予約してもらいました
まずはお刺身(500円)とビールで乾杯。
今年初めて口にする、ここぞという時の酒。
いつも新鮮でおいしいお刺身ですが、今日はやたらとワサビが目にしみる。
いよ!待ってましたの厚切りシリーズ。
厚切りの豚キムチがほんとおいしくって。
聞けば、先に生姜、ニンニク、葱、ニラ、キクラゲ、エノキをタップリ中華風に炒めて、刻んだキムチと仕上げてから厚切りロースにオンザキムチした逸品だと
こんな豚キムチなんて見たことねーしおいしーし
彩り豊かな小鉢の中にも、ラム肉のテリーヌが隠れていたり。おれも満足だったけど、ヤツがおいしいっすね。って言ってくれたのが自分の事の様に誇らしい
もうそろそろ、インスタントだけの食事もやめなきゃな。若いからってカラダ壊すぜ?
帰り道。「ほんとに気に入ったので、好きな人ができたら遠くからでも連れて来ます。その時は、(おれの)名前出してツケで食べちゃうつもりです。」って言いやがるから、馬鹿野郎てめぇで払えよ。って言ってやった。ツケかよ、呼べよ。
いつかまた。
いや、またいつか 彼とここで飲みたいものだ
サクラじゃないのよ。お気に、なだけで
1月は3種類でランチを提供中の魚酔庭
毎週、ランチの中身が3種類とも変わるので、考えるほうも大変だが選ぶほうも悩ましい
今週は白身魚の梅しそあげと、厚切り豚ロースフレッシュトマト煮込み、そして黒豚亭イカわたスパイスカレー。
「黒豚亭イカカレーには黒豚入ってるんですか?」
「入ってます(注 入ってません)」
入っているのはイカ。カレーはココナッツベース
もちろんイカの身がゴロゴロ入っていたのですが、カレーにはイカわたも使ってるってことで
アジアンなココナッツカレーとはまた違った深みのある味わいでした
ちょっと和風なココナッツ。
あんまり食べたことの無い組み合わせだけど、マイルドで食べやすくペロリでした
毎回、思考錯誤だろうランチ営業。
とても楽しませてもらいました
また、夜営業ものんびりと楽しみにしています
ちなみに1月のランチはこんな感じでした
≡ 1週目 ≡
A.手ごねハンバーグ
B.天ぷら
C.黒かれい揚げみぞれ煮
≡ 2週目 ≡
A.柔かぶ厚いしょうが焼き
B.骨センベイ付き 新鮮鯵フライ
C.天ぷら
≡ 3週目 ≡
A.柔か豚ナンコツ煮込み
B.鯖 竜田揚げ
C.あじフライとカキフライ
≡ 4週目 ≡(今週)
A.白身魚 梅しそ揚げ
B.厚切り豚ロース フレッシュトマト煮込み
C.黒豚亭イカわたスパイスカレー
3種のランチに悩むなかれ!
日本料理 魚酔庭
週で変わるランチメニュー
今週は写真の通りの3種類でした
ABのサブタイトルがズりぃんだよな。これ
両方食べたくなるだろーよー
Aランチ 柔らか ぶ(大)厚い しょうが焼き
Bランチ 骨センベイ付き 鯵フライ
Cは天ぷら
ふだんならしょうが焼きなんだけど、
骨センベイのパリパリは大好物。
ほんっと悩ましい
次に入ってきた客が男性なら しょうが焼き
女性なら鯵フライにしよう
そう決めたとき…カランカランと扉が開いて
ご夫婦でした。そーなると、Cか!
いやー、けっきょく注文したのは
Aの「柔らか ぶ(大)厚い しょうが焼き」1000円
+500円で刺身小鉢もお願いします
しっかりぶ厚いロース肉が名前どおりのしょうが焼き、やった!
といっても、定食屋でタレと一緒に焼いたあれじゃなくてびっくり。
豚肉の上には、さっぱりと上品に玉ねぎ?おろしと針しょうが。その下にワイルドにぶ(大)厚い豚肉がデデン。の、見た目にもキレイなしょうが焼きでした
ひと噛みひと噛みが、前日からタレに漬けるからか、とっても柔らかくっておいしかった。
この分だと、鯵フライも期待できたんだけど
今回はしょうがないね、あきらめた
先週とは中身が変わった沢山の惣菜もうれしい
おまけにデザートとコーヒー付きだから、ほんとに得なランチだと思います
追加でつけた刺身も、海老が卵までもってる新鮮さ
「ごちそうさま!おいしかった。鯵フライとすごく悩んじゃったよ」
「え?あ。ごめんなさい。メイン料理追加できるのよ!言わなかった?すいません」
あんだけ悩んだ時間を返せ!笑
なんと、メイン料理は+500円で追加できるとのこと
(テイクアウトも)
ってことは、しょうが焼き&鯵フライランチもできちゃったってこと?
できます。
昼もたしかに魚酔庭でした
ちまたのウワサで
「魚酔庭ランチはじめました」と聞いてました
夜は新鮮な海鮮と唯一無二の創作料理で
常連・一見問わず愛されるお店なのですが、
現在(2022.1月)は夜営業はやめて金土日祝の昼営業。
じゃー昼はどーなんだよー。
つーわけで魚酔庭ランチしてきました
まぁー、さすがっすね
見た瞬間、あ。魚酔庭だな。ってわかるこの盛り合わせの数々。
定食には、豊富な種類の惣菜が付き、
選べるメインはお肉、お魚、天ぷらの3種類から。
しまいにはデザートとコーヒー付きで
ジャスト1000円
⚫︎手ごねハンバーグ 定食 1000円
さらに、+500円でお刺身小鉢を追加
メインのハンバーグがゴロん。肉肉しい!
ハンバーグを選んだ人ならコレまんぞく間違いなしじゃないかな。きっと作ってる人もハンバーグ好きなんだろうな。って味
やや酸味強めのオリジナルソースが、ハンバーグと上にのったマッシュポテトと合わせておいしかった
「オリジナルソースってどんなのですか?」と聞く他のお客さんに
臨時シェフが「内緒」と答えてて笑った
惣菜もそれぞれ楽しみながら、ご飯おかわり
ご飯と味噌汁がおいしいね。
食べてるのに腹減っちゃう!(←カロリー逃避)
太刀魚や帆立やら。刺身も新鮮。
中トロに近いマグロまで入って500円イイわー
最後はデザートとコーヒー。
でも、来るたびに思うんだけど
新鮮な海鮮や工夫のある味付け以上に
魚酔庭のいちばん"おいしい"のは気持ちのある接客だと思うんだ。
それは夜だろうが、昼だろうが、
忙しかろうが、厳しい時期だろうが
変わらずいつもの魚酔庭だった。
チリんチリ〜んと鈴がなり、その"おいしい"を知ってる客がまたひとり来たようです
じゃ、ぼくはこの辺で。
急を要す!改めてコースでポンポーン舌鼓
理想は求めず、仮想ばかりを追い続ける現代
それだけじゃ生まれないものもあるはずで、
相手の胸をグッとさせるには目ん玉の奥まで見せて、自分をさらけ出すのも必要だと思う
…と、それっぽい堅い話はあとまわしー
とにかくたまには、顔つき合わせて飲みましょうと3人でお邪魔しました
「魚酔庭」
本日は5500円(税込)のコースでお願いしました
飲み物は別。
*結果てきには、ぼくにとって3軒目の5.0となる最高の内容でした。舌鼓ポンポ〜ン
まずはオープニングセレモニーのお通し3点盛り
茎わかめ梅肉和えと、蟹味噌豆腐。海鮮みぞれ酢和え
毎回新しいものにあたるけど、これレパートリーは無限なの?
中身も手がこんでて、蟹味噌豆腐なんか見たことも聞いたこともねーよ
「お通し=やっつけ」の概念は魚酔庭には通用しない。勉強になりやす!
次は刺し盛り
旬の魚介が盛られて、ほたるイカもあったし、佐島のタコなんか歯ごたえ抜群で甘いのね
ほとんど醤油使わなかったな
ここで登場。旬菜盛り合わせ
まるで食のオリンピック2020と呼んでもいい、いろいろな料理の競演。えんきはナシよっと
ざっと並べると…
桜鱒の木の芽田楽焼き・春野菜天ぷら(ふきのとう)
白子豆腐のともごろも・白貝の蟹味噌焼き
緑豆湯葉海老真丈・あん肝ポン酢・ヒラマサ桜寿し
ハアハア脳内キャパを超えた品々。
コレすごかった。となりに箸をつけると、まるで別の味が楽しめる
白貝の蟹味噌焼きなんか、盛り合わせ内に潜んでるのがおかしいって。これ1品でいいんじゃないの
さあ。終了…なワキャない
ここから後半戦です
でたー!うわさの ローストラム
魚酔庭にしては珍しくシンプルなネーミング
ただし、コレに使われてるソースは複雑だ(聞いた)
ソースは3種類。
フォアグラ・プルーン・クレソンジェノベーゼ
しかもフォアグラソースには、カワハギの肝も使われてるとか、真の意味でマスターの肝入りソースらしい
身厚のレアなラム肉をそれぞれソースに付けて食べる
とくにやっぱり濃厚フォアグラソースは、オレこの大草原で何してんの?ってぐらい味の広がりがすごい
プルーンをプレーンだと思って食べてた後輩の珍プルーン、、あ、珍プレーで大盛り上がり。
中井貴一にあやまれ!
大きな碗の、うなぎ そばの実真丈信田あんかけ
もう、この日。何種類の食材を食べてるのかな
そして、ここでうなぎでしょ
餡に絡めて頂いたぼくが思う魚酔庭らしい料理でした
終盤でも、まだ感動をくれるなんて、、
〆はカニぞうすい。お新香と併せて
饗宴の舞台に、しずかに幕は降りていきます
バーチャルにも良いことは沢山あると思うけど、
生で感じる味や、気持ち、その日の天気は変えがたいものがある。
来週から旅立つ後輩
不要不急の外出は避けなければいけないパンデミアの夜
ぼくにとっては、魚酔庭の料理で後輩を送り出すことは急を要したのだ。
魚酔庭シンドローム(同時多発症候群)につき。
メタボリックシンドロームときくと、
なんだかやたらにロマンチックに想う今日このごろ
シンドロームとは〈症候群〉
同時に複数人がかかる原因不明の症状で、週末になると魚酔庭に行きたくなる「魚酔庭シンドローム」の方は多くいるようで、、、ぼくもまた、そのひとり
…ってワケで、週末です。
落ち着いて食べながら、若者の率直な意見でも聞こう!と、予約の上、やってきたのは「魚酔庭」
「秒で飲みますよ?」というのが居たので、ぼく初の飲み放題込みのコース5500円でお願いしました
飲み放題は、中生は1人2杯まで。あとはサワー、ハイボール、日本酒などがありました
まずはお通し3点から
たこのみぞれ酢、いぶりがっこクリームチーズ、真鱈白子ポン酢。今年初の白子はクリーミィで、そろそろ冬だな。という気にさせてくれます
つづいて刺し盛り、鴨ローストのサラダ、焼き物のブリ照りに、添えられたクリームチーズ酒盗漬けは、ここでの楽しみの一つです
ふっくらとした炊き合わせは、魚酔庭では何度も頂いたことのある海老しんじょってやつでしょう
くずして、周りの出汁の味がする餡とからめて食べるのがおいしいですね
あとは、お茶漬けで締め。
飲み放題込みの価格なので、このお店の単価としては当たり前なのですが、、、
ヘルシーと言えば、ヘルシー。
食べるほうのぼくとしたら、ちょっと物足りないコースになってしまった気がします
もちろん手の込んだ料理の味は、いつもの通りにおいしいので、飲む人にちょうど良いかも
飲み放題を付けたのが勝手が分からず、次頼む時はまた相談の上でコースお願いしようと思いました
黒豚じゅん菜山芋とろっとろ
タイトルはこの日ぼくが気に入った料理の順です
ぼくの中に「黒」はうまい。ってのがあるんですが、その代表格なのが黒豚。
これが好きで好きでたまんない
この日ちょうどメニューにあったのがコレ
⚫︎黒豚角煮パイ包み 1490円
ホロホロに崩れる角煮をパイ包み。
カシスで作った濃厚に甘いフルーティなソースで食べると、うまい焼豚の味がしたり
上にのったパリパリ焼きのチーズを砕いて、クリーミーなマスタードソースとパイごと食べた黒豚は、もう角煮というより、どっかの国の料理みたいで
皿の中に仕掛けられたトラップに、1つ1つハマっていくたびに旨さと驚きの連続でした
はい。自分でも何を言ってるのかわかりません
もはや釈迦ならぬ、マスターの手の平の上でただ踊らされるようにしてます
その中でも、このパイ包み。よかったなー
味以外でもう一つ。
皿の中に割ったオクラがいます
味に大きく影響するよりも、このオクラに初夏の夏草が風に揺れてる風景を感じました
この感性がすごい
食べる前にまずは皿を眺めてみると、魚酔庭の料理はもっと楽しめるんじゃないかなと思います
つづけて
涼しげなじゅん菜と魚介の酢の物
出汁のよく出た鶏飯の茶漬け
この日のお通しは山芋の梅和え・イクラおろし・夏野菜の揚げ浸し
相変わらずお通しの次元を超えてきます
え?酒?
ジンジャーエールですが、なにか?
酒を飲まなくても十分たのしんでいい魚酔庭
型にはまらない料理をたべるのに、型にはまって考える必要はないっしょ
好きなものは好き。それだけでいいじゃん
旧知の仲での魚酔庭
27年って凄いようで、よくいうあっという間
あ〜?あんだってー?
…と言うまでに付き合う予定の友が7人いる
上京したてホカホカからの付き合いだ
本日、ふたりで飲むべーよとなったので、魚酔庭のコースでお願いいたしました
待ち合わせの改札を抜けた先に、相変わらずネコみたいな笑顔で待ってるヤツを背後から羽交い締め。
もうすでにテンションMAXで、ぶっ倒れそう
この日のお通しからして、ぼく的には大アタリ
トマトカルパッチョ帆立、姫カサゴの天ぷら、白子ぽん酢
アオリイカも入る新鮮な刺し身、三種盛りと続きます
飛龍頭、真鯛と新じゃがの黄身焼き肉味噌のせ、鴨肉わさび和え
ふわふわの玉子に閉じ込められた真鯛に夏だなーと思った矢先に、飛龍頭に添えられた高野豆腐をパクリ…あ。もう、これ、かんぜんにマトリックス
脳内がパニックでやられました。たまらず、中身を聞いてさらに驚きでしたが、ネタバレなしの内緒にしときます
シャリキンの春バージョンで、イチゴカルピス
金宮をアイスシャーベットにしたものが、突き刺さってるのを溶かしながら飲むのが正解なアトラクションアルコールなんです
友達がかけてくれたカルピスが全然マトに決まらず、テーブルに白いシミが。。18歳かっ!!
イチゴたっぷりの甘々焼酎で、ぼくにはピッタリ
お鉢で出たのは…ふぅ〜(深呼吸)
・筍 帆立しんじょう炊き合わせ あさりあおさのり餡
辛子をあおさ餡に溶かし、海と山の味を楽しみました
東京湾穴子黄身磯辺あげで、初めて黄身と穴子のコンビネーションを経験し
そー言えばとお互いの初経験の話に戻り、一日違いだよなーなんて下世話にゲラゲラ
最後の食事は、イクラと鮭の親子茶漬け
東北な僕らには、鮭はナイスなタイミング
もう、ただただうまかったと言うしか出来ないっしょ
やはりじっくり話をするなら、メニューとにらめっこよりもコースがカックイイ
まして、つもる話には尚更じゃ
魚酔庭はここで終わり
こんな旨いもん食べられるようになりましたな。って、贅沢させてもらえました
渇望の今は秋
秋ですね!…。…。えーっ、ひとりごとかよ。
そう。なにか人寂しい季節・秋がきました
ぼくもやたら人寂しくて
雀が飛び立っただけで泣きそうです
なので仕事おわりにかこつけて、なんやかんや言って後輩を連れてきました魚酔庭
季節が変われば旬も変わっているのでしょう
ぼくなんか、なーんも知らない「食べる人」なので
魚酔庭に来てメニューをみて、季節の食材を知るんです
銀杏、松茸、…焼き芋←さすがにねぇーやw
⚫︎松茸の土瓶蒸 1600円
⚫︎ハーフ刺し盛 1500円
⚫︎たどん(2つ) 420円
⚫︎若鶏の香味揚げ 550円
⚫︎お通し3点盛り 500円
そして、魚酔庭の楽しみのひとつの創作料理から
⚫︎江戸前穴子と里芋まんじゅう銀杏すりおろし 980円
⚫︎和牛たたき生うにのせ 1600円
今回のMVPは、土瓶蒸しと穴子の銀杏餡。
この松茸の土瓶蒸し。
後輩とぐい呑を仰いで目が合いました、んまっ!って
土瓶の中に松茸や海老、魚、貝類の「われわれエキスには自信があります」のエキスパート食材だらけ
この汁を飲みながら、わさびの効いたたどんを食べて
「俺たちも大人だね」ってキャッキャしました
さて江戸前穴子と里芋まんじゅう。
皿の真ん中には、まんじゅうと蒸された穴子
まわりには舞茸や茄子などと、銀杏が飾らせてました
底に満ちた黄色いソースは、銀杏を擦った餡らしい
相変わらず、すごい手間ひま
ふんわりした穴子がうめ〜。さっくり揚げたまんじゅうの中は柔らかくって、里芋の他に鱒みたいの入ってますか?銀杏ソースも勿体無いから、まんじゅうも割って、あれこれ混ぜて食べちゃいました
おいしい料理に、気楽な後輩、ゆったり魚酔庭
秋を渇望し、ほんの少しでもこの季節に留まりたい
たびたびお邪魔の魚酔庭
明日から恒例の真夜中歩き旅に出発する
神奈川も網羅し、最近は目的地も見出せずにただゾンビのように夜中の街を徘徊するのだ
ゾンビ化する前の我らは山登りが趣味で、あちこちの山に登っては…ヘコたれていた。
最後に富士山に登った際には、ゆうじゾンビは高山病で途中ダウン。「なら、おまえの食糧はいただきだ!」と3人の山賊から追い剥ぎにあったのだが、、、リュックの中から出てくる出てくる
バナナひと房、カップラーメン3つ、ソイジョイ多数。。そしておにぎり5つ。
どんだけエベレストだよ!と、おにぎりを2つとゆうじを山小屋に置いて無事登頂
帰り道に山小屋に迎えにいくと、颯爽とおにぎりを頬張り山頂を見上げる奴の勇姿
日本万歳!富士山万歳!おにぎり万歳!
おにぎりはジャパニーズパワー
本日の魚酔庭でいただいたのは
⚫︎水茄子の浅漬け
⚫︎真いわし刺し
⚫︎お通し(ちょいサービス)
⚫︎おにぎり 1個(これまた特別に愛の大盛り)
⚫︎烏龍茶
完全にメシを食いに来ているが、その通り。
大きくて丸い水茄子や、すだちを添えた新鮮なイワシの刺身は言うことナス
お通しをちょいちょいつまみ、最後に食べたのが
ジャパニーズパワー おにぎり
パリっとした海苔に、ふんわり炊けた白飯
中に入った焼き鮭の塩加減もばっちりこ
手の込んだ創作メニューが並ぶ魚酔庭だが、このような日常食やありきたりにすら思える品々にも
細かな心遣いや、味の良さを感じることが出来る
あの日
ゆうじのリュックから最後に出てきたのは
自分の誕生日を山頂で祝うためのペチャンコのケーキだったのは、遠い夏の思い出…
夏の日のはーも二ー
小田急線沿線に住む我々にとって、生活の「背骨」になるのはもちろん小田急電鉄
あの「どんなロマンスが待ち受けているんだ。。」と期待させて、新宿に何事もなく到着してしまうロマンスカーには責任とってもらいたい
さて
背骨と言えば、魚は死後硬直で硬くなるのを防ぐ為、捕ったあとに背骨を断ち、「しめ」てから輸送し調理される事になる
ところが大抵の魚はしめると徐々に生き絶えるが、ハモは背骨を断たれても、噛み付くほどに活きがいい
京都でハモがよく食べられるのは、海のない京都に山越えで運んでも、生きているのがハモだから。ってことらしい
この元気なハモは、夏になるとよく食べられる
今日は4人でおじゃました魚酔庭で、このハモをはじめに、いくつか注文してみた
⚫︎お通し三種
⚫︎ハモの昆布〆湯引き 梅肉正油で
⚫︎焼き空豆
⚫︎うなぎ八幡巻き
⚫︎和牛たたきイクラ生うにのせ
⚫︎酒肴三種盛り(カラスミ卵黄を追加)
ハモの湯引き…は、白い身に梅肉の紅。
まるで歌舞伎の連獅子のようだ
弾力のある身は淡白なのに、しっかりと味がする
酸っぱい梅肉と、くにっとしたハモ
おいしいし、なんかこう…涼しげな器によく映えて、夏の訪れを強く感じた
骨切りもよく、魚酔庭のマスターはいったい何が出来ないのかと不思議ですらあるよ
酒飲みには、酒肴三種がヤバい
海老味噌、アワビの肝、ホヤとこのわたのシャーベット
そこに無理言って追加した、カラスミ卵黄
磯、磯、磯の荒波ハーモニーが日本酒によく合う(って飲兵衛が申しておりました)
とくにアワビの肝はもーれつに濃厚。苦味のある、なんとも書けない脳天に直接くる味は、まさに酒のアテ
好きな人にはたまらんでしょう
活きのいいハモを食べて
活きのいい後輩たちと
活きがいい話ができました
帰りはロマンスカーで…
オダサガには停まらねぇ〜
てんまめ、ぎょすいてい
そろそろ夏が、おし寄せてくるぞーと身構える六月
冬将軍という言葉はあるが、最近だと夏将軍と呼んでいいくらいに夏が猛威を振るう
夏は昔も今も命が盛りを迎える時期で、セミなんて非常ベルみたいにジーワジーワ鳴くし、植物はぐんぐん生い茂る、しまいには青空にも入道雲がムクムク育つ
その時期に出回り出すのが、そら豆
枝豆、花豆、隠元豆に先がけてもっとも早く実る豆だ
こちら魚酔庭のお品書きにもあった「焼き空豆」
もう一品、こちらも夏のうなぎを注文
⚫︎お通し 500円
⚫︎焼き空豆 600円
⚫︎うなぎ有馬しんじょう旬野菜炊合せ 1200円
⚫︎青リンゴサワー 400円(2杯)
焼いたサヤごと出てきた空豆
分厚いサヤを開いてみれば、ふかふかの白い布団に一粒一粒きれいに守られた若竹色の実
どれだけ豆をだいじにしているかがわかる
あの独特のツンとくるそら豆の香り
粗塩に皮ごと軽くつけて、食べると夏がくるな。という気がした
若い頃、背伸びして入った料理屋で「天豆」を「てんまめ」と注文して、出てきたのが「そら豆」で恥ずかしい思いをした事がある
いまでは「天豆」はそら豆、そして「魚酔庭」は「ぎょすいてい」ではなく「ごようてい」と読めるようになり、やっと背伸びも追いついたかな。
魚に春で寒鰆 魚に酔で魚酔庭
これを書いてる時点で肉離れをしている者です。
離れて欲しい肉は離れないで、離れて欲しくない肉が離れた。ミートバイバイ
最近さすがに食べログに依存しすぎなせいで、お腹がぽっこり。いや、そう言って全然な人もいますが、僕のは本当です
本日もまたしつこくお邪魔した「魚酔庭」
お腹のミートバイバイをしなきゃいけないので、おいしい魚をエサに軽く一杯飲もうかな。って算段ですね
そもそも「魚」と店名に入るこちらは、海鮮を使った創作料理も多数あり、みなさんお目当だと思います
が、しかし。本日は
●寒鰆焼霜造り 780円
魚へんに春でサワラだが、冬の身が締まって脂がのった時期のサワラは寒鰆と呼ばれ、味がいいと珍重される
皮を炙って、「皮」と「身と皮の間」も、うまい焼霜造り。今の時期にこそ食べられると注文
なかなか足が速く、生で食べられないんだよね?
脂がのって、トロりとした生のおいしさが味わえて旨かった
お通しはミル貝といくらの小鉢と、クルミ味噌の田楽、タコわさ。お通しというかもはや逸品で、いつ来ても違うものが出るので楽しみにしています
青リンゴサワーがやたら発色よく、緑が好きな魂に火が点いた
もちろん創作料理もおすすめだが、通常の一品に目を向けてもとてもうまい肴で、さすがの魚酔庭
1人ふらっと立ち寄り、こうもうまい物が出てきちゃうと、またしばらくミートバイバイできなさそうです
来、来、来世
ふと考えた事はないかい?
そりゃーおれも信心深い方じゃない
来世は何に生まれ変わるのか?
人間は人間に生まれ変わる?
いつから人は高慢ちきなんだろうか?
食べる時だけ生命の有り難みを説き、来世に生まれ変わる時には草花や畜生の部類にはなりたくない?
そんな都合よくいくかい。
もしかしたら来世は、『雲丹』
海底でモゾモゾと針を動かし、岩の隙間で生を終えるはずだった
ところが、ある日突然
牛肉のたたきに乗せられるハメになる
肉の赤味を残したレアに乗せられた
海底では見ない鮮やかな緑の野菜に囲まれて
弾けるイクラと一緒に、牛肉の野趣に磯の香りとねっとりとした甘さを加えるのが役目だ
素材の味もいいが勿体ねえとか言わないで、添えられたソースで食べてもみてくれよ。お肉によく合うもんだから
もしかしたら来世は、『鴨』
人の手で生きる合鴨は渡る事を許されない
でもまーいっか、やたらたらふく満腹にしてもらえるし
ところが、ある日突然
肉はとても柔らかく表面はカリっと。コンフィのメニュー名から油での揚げ煮のおかげなのかな。鶏というより、しっかりした動物の肉として旨味たっぷり
肉の間には、ふわふわのフォアグラとオレンヂが挟まっちゃいまして、どーもこれまた色々な味がするもんだ
このためかー!このために満腹だったかぁー!
茶色いソースと酸味のあるフルーツのソースを塗ったくって、合鴨丸ごと味わえる。添えられた野菜にこのソースがうまいことうまいこと
もしかしたら、来世は『アイスプラント』
塩っぽい?
もしかしたら、来世は『ゆず』
皮しか使わない?
もしかしたら、来世は『バニラアイス』
もう乳製品?
もしかしたら、来世は『チョコバット』
もう現世でも…ノーコメンツ
なんにしても現在に生き、料理をいただき、酒を頂き、自分じゃ大した料理も作れないのに、他人の努力やセンスに文章をつけるなんて大それた事をしてるんだもん
せめて頂くものは身にしつつ
感謝の気持ちを忘れずに
いちるの望みも残しつつ
来、来、来世に備えておこう
余韻
飲んだ次の日、仕事が休みだとギリギリまで布団でねばります
トイレのギリギリ。時間のギリギリ。
そして消えるギリギリまで楽しむ、昨日の余韻…
まず頭に浮かぶのは
朴葉味噌のかほり
ケシの実入りの甘い朴葉味噌が焼けて、香ばしい
牛肉、銀杏、松の実、茄子、蓮根…
となりのかれんどんが、味噌が無くなるまで綺麗に食べていて随分と感心した
次に浮かんだのは
鴨のトロッとした味
食べてる最中に、これサラダだよって言われて
どえええーー!と言ったのを憶えてる
記憶はさらにさかのぼる
牡蠣とポルチーニのチーズ…もう、何コレ!書けない
この複雑な味わい俺の文章力で書ける訳ないっつーの
クリームチーズの中に、でっかい牡蠣入り
一緒に出たスズキの黄金焼きの、甘くコクがある旨さ
添えられた煮こごりすら、河豚の煮こごり…
ここで、トイレのギリギリが限界
そう言えば飲んだのは
あらごし柚子とつぶつぶみかん
日本酒を楽しむかれんどんに少しもらったけど、すぐにあらごし柚子にカムバック
あらごしシリーズでもちゃんと料理は楽しめます
酢味噌の大根の海老しんじょ。相変わらずの手の込んだお通し。新鮮な刺身。
最後にうな茶が出てきた時は、心の中で(どんどんパフパフ)とつぶやいたのを思い出しました
次の日まで引きずるこの 余韻 まで楽しめる魚酔庭
コースでい!
4年。
4年待ったんだ。
この約束を叶えるまで
後輩が本格的に復職した
体調不良から休職を余儀なくされて、二人三脚でここまできた
「いつか、おまえが良くなったら、とびきりのメシを食いに行こう。大変だった時期を笑い飛ばしてやろう」
ついにその日がきた
「もう大丈夫です。ごはん、連れてってくれますか?」
とびきりのメシに僕は「魚酔庭のコース」を選んだ。魚酔庭さん、きっと応えてくれる店だから
・まずは魚酔庭のお通し3点盛り
サザエ、鰤の南蛮漬け、黄身おぼろソースでシメサバ生ハム巻き
めくるめく料理の世界のジャンが鳴る
ジャンジャーン
・サメガレイやコチなど刺し身8点盛り
もちろん信頼の鮮度
大トロまで入っちゃって、後輩ときゃっきゃしちゃった
・ぶり柚子からすみ黄金焼きと白子豆腐、餡乗せ茶碗蒸し
ぶりのパリっとした皮もおいしく、ふっくらした身と黄金ソース。たまらんちん
餡が乗った茶碗蒸し。麦?のプチプチした感触がおもしろー
出汁の効いた餡が茶碗蒸しにぴったり
・あん肝とチャンジャ
チャンジャは何とクエ。コリコリ食感と味付けがたまらなく、後輩はこのチャンジャがえらく気に入った様子。後輩の小鉢からちょっと盗んでやろうとしたら、腕をつかまれました
快気祝いなのに…
・松茸土瓶蒸し
はい、もうここまでくると、なんか書いたほうがいいですか?状態
湯飲みで飲んだ汁の旨さにドゥーユーノミー?
もうボキャブラ崩壊ギブアップです
ただひたすらにうまい!
・和牛舞茸の朴葉焼き
ちょっと焦げたくるみ味噌がおいしくて、下品だけどなんども箸でぬぐいぬぐいして味噌まで完食
柔らかい和牛、味の舞茸…
もう快気祝いってなんだっけ
・最後に食事は、お茶漬けorたどん と聞かれたので、前回も気に入った「たどん」
わさび醤油のおにぎりに、つ〜んと来たのか最後はしまいに泣けてきた
もちろん毎回ながら期待以上に驚かされた魚酔庭
コースの破壊力が波動砲レベル
結局、2〜3品頼むなら最初からコースがいい
また、お店の方の温かい気持ちも、今後前に進む為のガソリンになりそうです
とても良い快気祝いだったので、もう1回不調になって貰って、再び這い上がってきてほしい。第2、第3快気祝いをしたいから。
はははのは〜(鼻の穴ほじほじ)
後生でい!
後生とはあの世。つまり今生の後の世界
今も十分過ぎるほど5欲満たして楽しんでる
仏教でいうとこの5欲
【財欲】【色欲】【名誉欲】【睡眠欲】【食欲】
ぼくは常にオーバーレンジ、、振り切ってる
本日は出張帰り
【食欲】満たしてやろうかい。とやってきた
「魚酔庭」
慣れない電車と勝手に早めた時間のせいで、フラフラしながらカウンターに座った
疲れた身体にも、染み渡るのがこちらの料理
●お通し3点
●ばくらい
●いくらおろし
●生うに黒毛和牛たたき
●あらごし ゆず酒×2
魚酔庭といえば楽しみなのがお通し3点セット
本日は、ツブ貝のワサビ漬け、ワカサギフライ、いわしのつみれ
どれも一品になる仕上がりで、この後の料理の為のオープンセレナーデ ワワワワ〜♪
ホヤ と このわたの塩辛、莫久来(ばくらい)
シャリっとソルベで、口の温度で一気に磯の香りが花開く
いくらと一緒に岩に叩きつける荒波ザップ〜ン
こういう珍味も置いちゃうんだ?魚酔庭
たまらんね
やべえのが、生うに黒毛和牛たたき
説明いる?
「地球は丸い」ぐらい説明いらないっしょ?
でもま〜、古代ギリシャのアリストテレスもしたんだから、ぼくもしよう
うまい!
この一言だ
牛肉に包んで食べる生うにと黄身の醤油漬け
うにの甘さねっとり。良いうに使ってるよね
これをバルサミコと粒マスタードのソースで食べる
和食の枠にとらわれないから楽しいよなー
例えばコース料理の「好きな部分」だけかっさらえるみたいな一品と、磯の珍味を同時に味わえる
こんな自由さが好きな人たちで、今晩も賑わっていた
みんな今生楽しんでる
みんな【食欲】満たしてる
そしていずれみんなおっ死ぬ
人間いつかはあの世にいくんだ
それまではゆっくり今を味わうことに決めた
後生の楽しみは今生でみつけてある
さあ、次のステージは…
後生でい!
御用でい!
どこかで誰かが泣いている
誰が助けてくれようか
この世は人情紙風船
耳をすませた奴は誰
泣き声目指して走る影
この世は闇の助け人
食べログ内にも闇の部分がある
それらを仕切る仕事人「闇レビュアー」
そんな闇レビュアーに仕事の依頼の打ち合わせ
「魚酔庭(ごようてい)」
1人鍋島を傾ける仕事人に付れ添い一杯だけ
「いやー、ほら下戸だから。帰れなくなっちゃうと困るから」
「大人なんだから自分の管理は自分でしなよ。それが出来て世間さまでいうトコの大人でしょ」
…さすが大御所
はい。いちいち理屈が通ってる
創作料理の魚酔庭。酒も揃うが、肴は産みだす
毎度、来るたびに違うお品書きには感嘆
しかし、芯はしっかり魚酔庭。和食の中に少し、型にはまらない部分を入れてくるのだ
そうかこんなアプローチがあったのか
意表をつく、しかし大向こうを納得させる
はい。いちいち理屈が通ってる
●鱧(はも)と生うに 香煎揚げ 1200円
●イベリコ豚 岩塩焼 1000円
●しこいわし唐揚げ 680円
この日の当たりは「鱧と生うに…」
鱧の白い身に夏を感じる
淡白な鱧と濃厚なうにの、まさに濃淡
海苔の磯の香りで香ばしく揚げられたこの皿に、しっかりとした筋書きを感じた
じゃあ依頼。確かにお願いしますね
六文銭を渡し、2時間の酒宴は終わり
世の中には鱧の身とは真逆に肚の中が真っ黒な悪がいる
そんな闇には闇で立ち向かう
…と口実つくり、今後幾夜魚酔庭で繰り返されるであろう酒宴
決してレビューを一般公開しないが、闇レビュアーたちはいる
御用でい!
帰り道まで味わい深い
帰り道。タクシーの中で。
オダサガ辺りだと、どこが評判いいんですか?
「魚酔庭。お客さん同士の会話を聞くとわかりますよ。皆さん満足して帰ってますね。あとは三うら。ここも魚がいい。あと焼き鳥ならばか大将かな。」
別によいしょする気はない。
しかし、今日の帰り道。個人タクシーの運転手さんはこういった
「あの三種盛りのお通し。昔から言いますよ、お通しが旨いところは何食ってもうまいって」
本日のお通しは、くらげの酢の物、つぶ貝、鴨のロースト。。
え?お通しに鴨のロースト?…僕だってバカ大将じゃない、どんだけ手間がかかってるかぐらいは想像つく
柔らかな鴨のローストは十分にそう思えるもんだったよ
黒霧島お湯割り。ちょいとお冷を足して、ぬるくするのが一番飲みやすい
●毛ガニ甲羅みそ福草蒸 1200円
菜の花や筍、ミョウガが添えられた蒸したみそ
甲羅の中に咲いた春の香りが粋ですね
おぼろ豆腐みたいにフンワリ仕上げられた蟹味噌は甘くまろやかに
蓮華ですくって食べる豪勢な感じがいいですね
魚酔庭の料理はよくわからない僕なんかが、しのごの詮索するより、その味わいだけを楽しんだほうが断然いい
ひとり酒同士だからか隣の方が話しかけてくれたんですが、転勤ばかりの会社生活だったけど、ここ10年は今の場所に落ち着いて、通勤途中にあるこの店に時たま立ち寄るのが楽しみなんだって
「日本中あちこち行ったけど、ココ、何食ってもうまいでしょ?」
移動ばかりの人生だったけど、こうやって定着するのもいいですね。ははは。と声高らかに笑ってました
タクシーの運転手さん、転勤族のお隣さん。しっかり街に定着した魚酔庭なんだなぁ…
御用でい!
典型的な「昼行灯」、職務怠慢の定町廻り同心で、軽微な犯罪は金で見逃す。。小悪党役人
それが必殺シリーズの顔、中村主水である
そんな主水は裏稼業ではシリアスに、晴らせぬ恨みを金で解決する仕事人となる
・
・
雨が降ったら傘をさす つらい話は胸をさす
魔がさす 棹さす 将棋さす
世間の人は指をさす 許せぬ悪にとどめさす
・
・
好物は甘いものと目刺。酒は基本的に進んで嗜むこともないが、鬱憤晴らしに酔う主水
同じく!
職務怠慢、甘いモノを好み、酒は進んで嗜まない、そして晴らせぬ思いは胸をさす
そんな僕が珍しく酒場に入る
「魚酔庭 ごようてい」
まるで江戸の同心屋敷の様な店内
壁に瓦屋根な部分もある、落ち着いた和の空間だが、肩肘は張らなくていい
青リンゴサワー!
…うーむ、ないない、この店でこれはない
いい日本酒も置いて有るでしょう
日本酒に合う肴も有るでしょう
でも青リンゴサワー!
そういう下戸のレビューだと割り切っていただけたら、これ幸いだ
青リンゴサワーにだって、立派にお通しは付いてくる
●お通し
このお通し、店からの選手宣誓だと思う
時期モノ、ワザ、見栄えを詰めて先付け
茄子の漬け具合でまずワンパンチ貰った
塩梅が合う、とっても大事な事だと思います
こんな上手い漬け具合、この後困るじゃないか
御用でい、御用でい!
●合鴨塩焼き 880円
合鴨の肉は柔らかく、豊富な脂がじわっとさせるガァ〜ガァ〜ガァ〜
美味いに決まってんだろ。って、感じ
こういうの食いたい。って注文した料理が、頭の中と同じで出てくるのは有り難い
テレパシストか?
御用でい、御用でい!
●銀だら西京焼き 980円
普段、こういったお店で食事をとる事が少ない僕が、あちこちで食べてるのが銀だら西京焼き
なにせ、最強の西京焼きも食べた事がある
銀だらならば、少しはお伝え出来る自負がある
…はい、うまいっ
銀だら西京は脂と皮だと思ってるんだが、ふんわり柔らかく焼いた身から、鱈の脂がリークする
…じゅんわりですよ、じゅんわり
西京味噌は塩梅良く、パリッとした皮と柔らかな身、その間の脂
とっても美味しい銀だら西京でした
付け合わせはミョウガの酢漬けとあん肝しんじょ
あん肝しんじょは、ふんわりした肝の甘さを感じた
これを付け合わせるか!
ベストパートナーを成立させちゃってるので
御用でい、御用でい!
…ここまで書いてなんだけど、一回二回しか来ないで、わかった様に書く僕みたいな食べログレビューなんて、みんななんの役にもたちません
この店はまだまだ深い、なんなら穴底深くに巨大ロボを隠している位に深い
この巨大ロボを目覚めさせたり、封印を解けるのは、やはり足繁く通う常連さんだったり、お客さんだと思う
さて、そうは言っても書いちまったもんはしょーがない
ここまで御用でい!させといて、そのままにするってわけにもいきもさん
発信レビュー、ポチッとな
・・・
一掛け二掛け三掛けて
仕掛けて殺して日が暮れて
橋の欄干腰おろし
遥か向こうを眺むれば
この世はつらいことばかり
そんな事ばかりじゃねえ
うまいもん食って、屁こいて、寝ろ
明日にゃきっと良い事あるさ
魚酔庭
2016/09/20
厚木あんちち様、先日はご来店いただきまして誠にありがとうございました。
また、お褒め戴きましてありがとうございます。
これからも慢心することなく精進してまいりますので、
是非またお越しくださいませ。お待ちしております。
口コミが参考になったらフォローしよう
厚木あんちち
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
厚木あんちちさんの他のお店の口コミ
アン グラン メルシー(唐木田 / ケーキ、洋菓子)
大統領(京成上野、上野御徒町、御徒町 / 居酒屋、ホルモン、もつ焼き)
とんかつ神楽坂さくら(中山 / とんかつ、かつ丼、食堂)
カナパニ(本厚木 / インド料理)
うどん家 来夢(小田急相模原 / うどん)
nico(平塚 / パン、サンドイッチ、洋菓子)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
魚酔庭
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
042-748-5141 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
小田急線小田急相模原駅北口下車徒歩約1分 小田急相模原駅から173m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
34席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可、20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 愛煙家の方々にはお店の入口に灰皿をご用意しております。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2011年10月10日 |
備考 | |
お店のPR |
魚が酔う庭と書いて『ごようてい』と読みます。先代から引き継いで二代目のお店です。
オダサガで美味しいお酒、料理に酔いしれたい方は是非一度ご来店ください。 他ではなかなか見かけないような、入手困難で希少価値のある日本酒を何種類も手頃な価格で楽しんでいただけます。 また、季節に応じて旬の食材、新鮮な魚介類を毎日仕入れております。 お客様に満足していただけるよう、職人が一品一品心を込めてお作りします。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
さあ、みなさん クイズです
Q:後輩想いのぼくが、引越し祝いにごちそうした魚酔庭の料理はどれ?
❶ 和牛たたき生うにのせ 2750円
❷ 春のポタージュ 金目松葉揚げ えびおぼろ豆腐 2200円
❸ 創作にぎり寿司 (柳カレイ クラムチャウダーソース/生ダコ コチュジャンみそ/黒むつ みそタルタル/太刀魚 アラビアータ/まぐろ かにみそソース)1580円
❹ オーシャンプレート 2500円
❺ 刺身盛り合わせ 一人前 1800円
正解は…
「全部」でした!!
どんどんぱふぱふー
よ!太っ腹。後輩想い。一生貧乏。
魚酔庭ワールド全部を味わせたれ。の気持ちで、あれやコレやと注文してる内に、自分のほうがテンション高まって…
気がつきゃテーブルの上は、創作料理のフルコース状態です
❸創作にぎりは、ヤバすぎウマすぎ
寿司をオリジナルすぎるイタリアンソースで味わうという ド変態料理人しか思いつかないようなお寿司で、
こんなもの 幾ら金積んでも食べられる所はない
唯一無二の寿司料理。
ひと握りのシャリの上に、一品料理が乗っているようなもので
これまさに、創作料理でした
❹のオーシャンプレートは、メニューを見てもらうとわかるんですが、対極にジビエプレートってのもあって、究極の2択を迫ってくる(もちろん両方たのんでもいいけど)
僕らがたのんだオーシャンには海老タルタル、タラバガニ、牡蠣などがてんこ盛り
このひと皿でも本当なら大満足レベルじゃ無いでしょーか?
❷春のポタージュは、翠の海に沈んだ春の味わい鉢…といえば、いいのか。わるいのか
筍やアスパラなどの春の味わいに
金目鯛の松笠揚げで、パリっとした皮がうまい
ちなみに後輩はこれ、大絶賛でした
❶の和牛たたき生うにのせは、いまや魚酔庭鉄板料理だと思うのですが、これはほんと外した事が、、いや、外すわけがないよなー…な料理
雲丹や卵黄が溶けたソースがまたうまいんだよね
❺も一人前でこれかよ。と存分に魚を楽しめるし
まぁーわれながら 大盤振る舞いしちゃったな
でもね
洋をふんだんに取り入れているようで、
食べ終わると、しっかり和食を食べた
って思えるから不思議なんだよな
さらにね
破天荒にみせて、自分がおいしいって思えるところにこそだから後輩をつれてきて喜ばせるって当たり前だと思うんだよな
ぼくの場合は ここ 魚酔庭でした
最後にもう1問
Q:ごちそうした後、ぼくが後輩に言った一言は?
正解は
「出世したら おれのこと頼むぞ!金払ったのおれだからな!忘れんなよな」
です