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店名 |
そば処 西浦屋
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ジャンル | そば、日本料理、うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
046-856-8555 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に喫煙スペースがあります。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この日は横須賀市にやって来ました。
横須賀市と言っても広く、鉄道のJR横須賀駅や京急横須賀駅のあるいわば中心エリアのほかに、浦賀や久里浜エリアもあり、更には、有数の漁港である長井漁港や佐島マリーナなどを抱える西海岸エリアも横須賀市に属します。
この三浦半島の西海岸エリアは、鎌倉から逗子、葉山と南下する国道134号線沿いに広がるエリアなのですが、金沢八景~横須賀~浦賀とつながる東海岸と比べるともう一つマイナーな感じがします。
これは、東海岸は京急が南北に走っており、交通の便が比較的良いのに比べて、西海岸は鉄道が皆無であることと無関係ではないですよね。
実は、戦前には、京急の前身の一つである湘南電気鉄道が、逗子から葉山を経て三崎に至る、「三浦半島西部線」を計画していたことがあったそうです。
ところが、葉山地区の地質が葉山層群という非常に硬い地層に覆われており、トンネルの掘削が当時の技術水準ではなかなか難しかったということが鉄道敷設に踏み切れない大きな理由と言われてきました。
他方で、1894年に葉山御用邸が建設されたこともあり、別荘地としての性格も帯びていた葉山エリアの地元民の中には別荘地に鉄道が通ることを歓迎しない空気も流れていたそうで、その双方が相まって鉄道建設は実現しなかったようですね。
考えてみたら、伊豆半島についても、東海岸は熱海から伊東を経由して伊豆急下田までの鉄道(JR&伊豆急)がありますが、西海岸には鉄道が皆無です。
中国地方の山陽本線と山陰本線の関係や、九州地方の鹿児島本線と日豊本線の関係ではありませんが、両側に海がある土地では、その両者が対照的な関係になりやすいのかもしれませんね。
この三浦半島の西エリアは一つの文化圏を形成しており、例えば、JAについては、合併もあったのだと思いますが、JAよこすか葉山(管轄エリアは、横須賀市、逗子市、葉山町)という形になっています。
この日は、横須賀市のうち、その三浦半島西海岸の芦名エリアにお邪魔しました。
主目的はパンEAST百名店の「芦名ベーカリー 芦兵衛」の訪問でしたが、さすがに遠路はるばるこのエリアまで来てベーカリー1店巡るだけでは寂しいので、ランチもこの地でとることにしました。
それでうってつけのお店が当店ということになったわけですが、何せ芦兵衛の真向かいにあるので、移動が楽ですし、食べログ評価も3.4点台ですので、立地を考えれば、かなり良さげなお店です。
横須賀の芦名という片田舎にあるおそば屋さんなのですが、調べてみると、昭和初期に創業したお店だそうで、と言うことは、創業100年内外ということになる大変な老舗店です。
飲食店の世界だと一代で続けられる年数はどんなに頑張っても50年が限界ではないかと思います。
私の住まい近くにあった中華の老舗「自慢亭」がやはりほぼ1代で約50年営業を続けました。
店主が20代半ばで父親と一緒に始めて70代半ばまでというイメージですね。
100年以上続けるには単純に考えても3世代以上は必要ということになりますが、当店は現在4代目が経営しているそうです。
創業当初は旧海軍相手の料亭として営業していたとのことですが、横須賀と言えば、横須賀鎮守府(通称:横鎮(よこちん))が置かれていた大日本帝国海軍の根拠地ですから、さもありなんですね。
その料亭から現在のようなそば屋に転換したのは戦後のことだそうです。
お店は、古風な民家のような佇まいで、鉄道の無いエリアにあるお店らしく店頭には数台分の駐車場があります。
この日はちょっと遅めのランチタイムとなり、当店には13時ちょっと前に訪れましたが、店内はかなり混雑しています。
周辺に飲食店がほとんど無いこともありますが、やはり人気店みたいですね。
客席は、入ったところのスペースに向かい合わせのカウンター席8席がある他、4人用テーブル席3卓12席が配置されており、奥には広めの小上がり座敷があって、6卓24席あります。
計44席のキャパということになります。
お店は年配の男女5〜6名の態勢で、いかにも家族を中心とした個店という感じです。
女性スタッフの案内で、私はカウンター席に案内されました。
卓上には1枚紙のメニューが置かれ、この他に店内にランチメニューも掲げられています。
ランチメニューは、日替りのようで、この日はミニ釜揚げしらす丼とそば(たぬきそばかざるそば)のセットとアジフライ定食の2種類で、お値段はいずれも@1,078円です。
お腹の調子とも相談のうえ、ランチメニューではなく、定番メニューから穴子天ざるそば@1,760円を注文しました。
普段のランチの予算と比べるとちょっと奮発した形ですね。
待つこと9分ほどかかって、注文の穴子天ざるそばが出来上がってきました。
天ぷらは、穴子1本の他に、キス、なす、ピーマン、玉ねぎも盛られており、なかなかボリューミーです(特に穴子)。
どれも揚げたてで、カラッと揚がっており、とても美味しいです。
せいろに盛られたざるそばは、星はそれほど見られず、褐色のヌメっとしたそばです。
そばとしての個性はあまり無く、普通の並粉打ちのそばという感じで、そばだけの評価だと3.3点くらいですね。
それが味評価で3.6点を付けたのは天ぷらが美味しかったからで、当店の場合は、コスパ面を考えると、そば単品で楽しむのではなく、天ぷらやご飯ものとのセットメニューの方により妙味がありそうです。
もっともその分そば単品と比べると割高になるのですけどね。
特別に絶品のそばを食べられるわけでも無く、コスパが際立って良いわけでもないのですが、地域にこういう安定した良心的なお店というのは必要なのでしょうね。
今のところは、後継者がお店の系譜を脈々と受け継いで来て100年に至っているのですが、ローカルなお店だけに高齢化が進展して常連さんが減少傾向になるのはどうしても避けられないので、そこをどうやってカバーするかも大切だと思います。
その意味でも、この先の10年くらいのうちに転機を迎える可能性がありそうな気もします。