メインは、大俵ハンバーグがおすすめ : ビッグボーイ 川崎等々力店

府中街道沿いにあるハンバーグレストランです。

ビッグボーイは、すき家などを運営するゼンショーグループのお店ですが、以前は、異なり、アメリカ文化を感じるハンバーグ・ステーキレストランでした。
こちらのお店は、ゼンショーの経営となる前からビッグボーイであるため、駐車場完備のロードサイド店で、店内も天井が高く、梁の見える造りになっており、アメリカな空気が残っていますね。
ゼンショーの経営になって以降は、ゼンショーのカラーが出てきて、リーズナブルな価格でサラダバーが利用できるファミレスという感じですね。サラダバーのあるココスだと思うとわかりやすいですね。
余談ですが、キャラクターのボビー君の像が各店舗に配置されていますが、こちらのお店は古いので顔つきも若干古めかしいですね。

店内は、ボックス席主体で広々とした印象です。レジの横から並ぶサラダバーの奥には、ステーキやハンバーグを焼くグリルが、耐熱ガラスの奥に見えますね。このあたりが、ビッグボーイらしさの名残です。


いただいたのは、
■ビックボーイハンバーグ（サラダバー付）（８７０円＋税）
ランチメニューでもリーズナブルな価格で販売している屋号を冠したハンバーグです。
非常に柔らかい印象のハンバーグです。子ども向けな感じの食感ですね。その分、ジューシーさは弱いですね。
サラダバーを楽しむためのメインといったところでしょう。

■大俵ハンバーグ１５０ｇ（サラダバー付）（１，１７０円＋税）
ビッグボーイがビッグボーイであった頃からの名残のメニューです。こちらはビーフ１００％で、旨みのあるハンバーグです。お肉が食べたい人にはおすすめでしょう。ステーキ類は肉質が筋っぽいので肉の旨みを一番感じられるメインだと思います。焼き加減は、軽く、中心部は生です。そのため、専用のグリルが提供され、自分で焼いていただきます。

■ハンバーグ＆ゴマポークとフライドチキン（サラダバー付）（１，０７９円＋税）
お得なランチの盛り合せです。ハンバーグは、ビッグボーイハンバーグ、ゴマポークは、豚バラ肉の炒めですが、味がさほどついておらず、ステーキソースでいただきました。フライドチキンは、胸肉を使ってコストダウンを図っているようですね。

メインの話はこれぐらいにして、実際のメインとなるサラダバーですが、ビッグボーイのサラダバーは、サラダ・カレー・スープ２種の構成です。
サラダバーは、競合するフォルクスなどと比べると品数は少なめです。キャベツの千切り水菜入り、レタスと白菜、オニオンスライス、プチトマト、ヤングコーン、オクラ、枝豆、海藻サラダ、ポテトサラダ、マカロニサラダなどがあります。スープは、コーンスープと中華スープです。
今回の利用で気づいたのは、サラダバーに『高原キャベツとツナのさっぱりサラダ』なるものがあります。これは限定メニューのようですが、ツナと和えるのは高コストですがこういうものがあると、サラダバーの質が高まりますね。
定番メニューにもほうれん草と切り干し大根の和え物があったりと、調理された野菜料理が数は少ないもののサラダバーに用意されているというのは、ビッグボーイの個性ですね。
また、中華スープは、大森駅前店で利用したときのものと比べると玉子の量が少ない気がします。
カレーは、ライスが白飯とターメリックライスの両方が用意され、辛さはマイルドですが辛味パウダーもあるので調整ができますし、野菜も人参の姿が見えるのでレベルが高いでしょう。
デザート類も食べてみましたが、パイナップルとメロンはフルーツが置いてあるだけで十分。他に杏仁豆腐・コーヒーゼリー・白桃ドルチェがありましたが、白桃ドルチェというものが、ややケミカルな風味ですがなかなか美味しいですね。


今回の利用で気づいたのですが、店員さんのタイの色でレベル分けをしているようで、４段階あります。確かにハイレベルな色をつけている人は的確に仕事をしていますね。このシステムは、お店にとってもお客さんにとってもいいでしょう。

客層は、ファミリー向けかと思いきや、土地柄、フロンターレのユニフォームを着た人がお客さんの１割程度を占めていました。試合のある日の食事スポットとしても人気のようですね。

安いなりにバランスのいいサラダバーという感じです。メインは、大俵ハンバーグを選ぶと他のどのメニューよりも満足度が高いでしょう。