もはや茅ヶ崎超名物　ハード系では　ナノッシュのパン以外に　何があろうか : パン・ド・ナノッシュ 茅ヶ崎店

たしか1年半前のレビュー。茅ヶ崎に急激に増えた。食○専門店の数々。それが現在では急減。食パンの魅力は認めるが。パンはそればかりではない。やはり「本物」のパンが求められる。そしてハード系パンは別格。

実はこちらの主人はサーファー。ただパン作りにかける情熱は。サーフィン以上と思える。茅ヶ崎はじめ湘南海岸は。１年中サーフィンが出来るそうだ。そのせいか、パン屋とかスイーツ店で。サーフィンを求めて。茅ヶ崎に移住する職人が多い。

いつも大勢のファンで賑わっている。惣菜パン、菓子パン、ハードパンなど。実に種類が多く美味。それで飽きないのだろう。なにか楽しくて華があるのだ。女心をつかむパンとでも言えようか。きっとサーフィンを自在に操るように。女性の心を操るのだろう。

●ベリーフロマージュ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　440
ドライストロベーリーとドライパイン
●ノアレザン 　　　　　　　　　　　　　　 420
ブドウとクルミ
●シューブリーズ 　　　　　　　　　　　　　 320
ジェノヴァソースにブロッコリー、カボチャ、ドライトマト、オリーブ
●シナモンブレッド 1/2 　　　　　　　　　　　　 340

なんということか。ここ数年、いや2年程度で。我が街、茅ヶ崎では。一挙に高級食パン店が増えた。生とサザンと完熟ボディ、Hare Pan。Chigasaki Bakeryなどなど。いったいそんなに熱狂するほど。食パンは美味しいのだろうか。

別に茅ヶ崎だけではなくて。日本中いたるところで。フィーバーのごとく。他にも石焼き芋やレモンなどが増えた。ところが食パン、街の専門店は。すでに廃業が目立つという。食パンの競争激化にくわえ。コンビニも積極的に進出。

私はワインが好きなので。赤ワインに合うハード系を好む。従って食パンがワインに合う。なんて考えたことがない。食パンにいろいろなトッピング。そうすれば合うかもしれない。
それなら当たり前すぎる。パンのまま食べてワインを味わう。それが美味しいのだ。

この店のノアレザン。これこそ赤ワインにぴったり。

●ノアレザン　　　463円
くるみ、レーズン、ブルーチーズのカンパーニュ
●クランベリー　ナッツ 280円
クランベリーとピーカンナッツが入ったハードパン
●枝豆のフーガス　225円
オリーブと塩で仕上げた　おつまみにぴあったり
●甘口プチカレーパン　　　162円

食べログの鎌倉・湘南エリアでの。パン店の順位で当店は。なんと29位に甘んじている。しかし私は湘南ではトップクラス。少なくともベスト5には入ると。信じている。そのくらい気に入っている。とくにベリーフロマージュなど。素晴らしいと思う。

東京ではシニファン・シニフィエや。ル・プチメックなどの強豪がひしめく。残念ながら湘南ではこのような水準の店は皆無。その代わり、もう少し庶民的な。親しみを感じる店が多い。当店はその中で代表格だろう。だから開店前から客が並ぶ。

今回は下記の4点。季節の栗ワッサンも努力賞。しかしやはりベリーフルマージュだ。

●シナモンブレッド　　　　　　345円
●ベリーフロマージュ 475円
●栗ワッサン 248円
●フィグ＆カマンベール 194円

先日、銀座の珈琲専門店で。スタッフの女性に。茅ヶ崎からやって来たと話したら。なんと彼女は時々茅ヶ崎に行くという。理由はサーフィン。なぜ茅ヶ崎かというと。JRの駅から海に近いとかいろいろ。そう言えば、サーフィン好きが高じて。移住した者は多い。

その１人がこの店の主人。ナノッシュとはSHONANを逆に読んだそうだ。いや、他にも有名フレンチのシェフや。パン店のオーナー、パティシエなどなど。数多くの方々がサーフィン目当てで移住。それもあり茅ヶ崎の人口は増加している。

それゆえ、茅ヶ崎はパン店の激戦地。多くの魅力的な店が覇を競う。その中で圧倒的人気を誇るのが当店。朝の開店から、閉店まで。老若男女問わず、近隣からも。一番人気のベリーフオマージュなど。1日何度焼き上げるのだろう。

湘南で。当店を優る店には。まだ出会っていない。

●シナモンブレッド　　　　1/2 320円
●ベリーフロマージュ　　　440円
●パン　オ　オリーブ　　　280円
●アスパラ　ベーコン　フランス　　180円

パンも好きなので。全国中とはいかないが。東京も含めて結構食べ歩いている。今のところイチ押しは東京のブーランジェリーレカン、エスキスWAKO。そして広尾の沢村か。
六本木のフィオレンティーナも。ただ、あのスフォリアラッレがすぐに売り切れ！

ただし私の好みはハード系。クルミやレーズンが入って。コーヒーに合うもの。だからあのレカンの赤ワインのカンパーニュ。それに沢村の様々のパン。やはり東京はパンでも水準が高い。有名店、実力店がつねに競い合っているから。

他方、地元茅ヶ崎の当店も決して悪くない。食べログで湘南のパン店を検索すると。数が多いが。パン専門店以外にざまざまの店が。菓子パン、惣菜パンばかり食べる人。ハード系が好きな人。パンもいろいろなジャンルがあるので。仕方ないが。

ベーカリーで何を買うか。買いたいものがどれだけあるか。評価はこれに尽きる。その点、当店は魅力的。惣菜からハード系まですべて美味しい。イチ押しはベリーフロマージュ。このなんともベリーとチーズがミックスした逸品。いつも外さずに買ってしまう。

●ベリー・フロマージュ
●トロピカレー
¥240（税抜）
見た目のインパクト、食べたときのボリューム、湘南らしいトロピカルな味わいがオススメの一品。ピザ生地はふわふわもっちり、特製カレーにパイナップルを載せて焼き上げ、さっぱり食べられると好評です。
●クロワッサン・オー・バタール
これはあまり好みではない。味に深みが欠けるように思える。

パンの激戦地湘南、とりわけ茅ヶ崎。しかしこれだけ大人気の店も珍しい。毎朝８時の開店とともに。大勢のファンが押しかける。それぞれお目当ての品々を。香ばしさと出来たてのしっとり食感。パンの魅力に満ちている。

お酒を制限して以来。なぜかコーヒーが好きになってしまい。そしてコーヒーとともにフリュイ系、ハード系のパンを。そういう朝の食生活に変化。時々訪問する茅ヶ崎図書館。その帰りに立ち寄ってしまう。他にも魅力あるパンがあり目移りするくらい。

最近は広尾の沢村のパンが好み。しかし湘南では断然ナノッシュ。とりわけクランベリーナッツ。カリカリの表面と中身の詰まった旨み。もちろんナッツ類の多彩な味わい。これとコーヒー（出来ればブラック）で至福な時をすごせる。

あれだけ酒好き、コーヒー苦手の私がここまで変わってしまうとは。

●クランベリーナッツ　　250円　２回
●レーズンブレッド　　240円
●パリパリ豚まん　　　２１０円
●サクっと衣の自家製カレーパン　190円
○コーヒー　　250円

いつも大勢の客（ファン）で賑わう当店。アイデアあふれるパンの数々に圧倒される。主人はなんとサーフィンを求めて茅ヶ崎に。実は、当地はそういうシェフが多い。当地のパンやケーキ職人の半分はそうではないだろうか。（個人的な推測）

だからアイデアも柔軟に。当店はなんと富士山の溶岩を使った釜を使用。それがより、ふっくら、しっとりした仕上がりを生むという。国産小麦粉を手間ひまかけて。丁寧に生地を打ち上げる。そして驚くことに130種類の商品をラインナップ。

朝オープンすると焼きたてのパンが。そして大勢の客が押し寄せる。大納言ブレッド、ガーリックベーコン、ベリーフロマージュ、クロワッサンなど。人気商品は次々に買われる。またヴィエノワズリーも兼ねて各種菓子パンも。レモンケーキも美味しい。

今回は下記の3種を購入。朝のコーヒーとともに楽しんだ。とくにシナモンブレッドは風味といい食感といい申し分ない。またレンコンのロールも当店だけしか味わえない逸品。
もちろんこれ以外にベリーフロマージュなどオススメ品が多く。

その楽しさはきりがない。

●シナモンブレッド　　1/2 320円
●菓子パン　　220円
●サクっと衣の自家製カレーパン　　190円
●レンコンとレモンのロール　　280円

しばらく前のレビュー

移転後はますます人気上昇している。私は前のスタイリッシュな店のほうが好きだが。ただ新しい店にはイートインコーナーがあり。コーヒーとともに楽しめるし、さらにテラス席も。この辺りは美味しいパンの店がすくないので。抜群の人気店となっている。

茅ヶ崎駅の新装ラスカにはいくつかのベーカリーも入っている。しかしオリジナリティにあふれる当店は独自の魅力を誇る。コッペパンも登場しているが。あの雄三通りの人気店に刺激されたのだろうか。今回もベリーフロマージュを。やはり美味しい。

サーファーでもある主人は今やそんな時間は取れないだろう。

以下は移転前の文章と写真の一部を貼っておく。

●リンゴとサツマイモのデニッシュ
●ベリーフロマージュ
●フランボワーズショコラ

＊今回の写真は最初の4枚

12015.11
私の一押しはなんと言っても「ベリーフロマージュ」。ベリー味が柔らかなチーズに包まれ、渋い焦げ目と一体となった。なんとも言えぬ深い、リッチな味わい。病みつきになるほど美味しい！

ただ、こちらは惣菜パンがメイン。しかし、同じ惣菜パンでも他店とは一線を画す。手作り感があり、優しい味で、しかもお手頃。だから毎日大勢の客でにぎわう。おそらく茅ヶ崎では人気トップではないだろうか。

最近は辻堂もパンの激戦区にはなっている。しかしこちらを基準にするとなにか物足りない。「丁寧に、きれいに」がモットーらしいが、パン作りは愚直にそれを追求するのが王道だろう。

●ベリーフロマージュ
●九条ネギのデニッシュ
●ジェノヴァ
●栗ワッサン
●クランベリーナッツ　
●天然酵母の枝豆とチーズ　
●ゴロっとツナオニオン

＊今回の写真は最初の8枚

2015.4.3
茅ヶ崎はじめ湘南海岸は１年中サーフィンが出来るそうだ。そのせいか、パン屋の主人でサーファー、いやサーファーでパン屋の主人かもしれないが。そういう方が多い。プルクワ、カラヘオなどなど。実はこちらの主人もれっきとしたサーファー。店の中にはそれらしき装飾がみられる。

しかし、パン作りにかける情熱はサーフィン以上と思える。（そう信じたい）いつも大勢のファンで賑わっている。惣菜パン、菓子パン、ハードパンなど実に種類が多い。それで飽きないのだろう。茅ヶ崎から辻堂、いや藤沢にかけて。多くのパン屋がある。中にはフランス人の店も。

しかし、私はこちらのパンが一番好きだ。なにか楽しくて華があるのだ。女心をつかむパンとでも言えようか。きっとサーフィンを自在に操るように。女性の心を操るのだろう。（パンの話）

●サクっと衣の自家製カレーパン　180円
●オニオンブレッド　260円
●ガーリックベーコン　260円
●ノアレザン　380円
●フィグ＆カマンベール　320円
●メイプルデニッシュ　トースト　半分　450円

＊今回の写真は最初の９枚

2007.12.16
パンは富士山の溶岩で作った石窯で焼き上げます

今我家ではこの店のパンがお気に入りです。なんと言っても生地が美味しいのです。店は何時も人気で売り切れ必至ですから買いに行くにも焦るくらいです。

今回はお茶のあんぱん、ピスタチオ・デニッシュ、リンゴとサツマイモのデニッシュ、シューブリーズそれに見掛けは焦げたような印象ですが食べるとサクサクで病み付きになりますクロワッサン・オ・バタールを。

合計1130円です。茅ヶ崎のパン屋では恐らく一番旬で人気のパン屋でしょう。

店の中には随所にサーフィンに関係するものが潜んでいて大変楽しいですが雰囲気はかなりオシャレです。

当分は伊勢原まで行かなくてもこの店で十分楽しめます。最初の8枚が今回の写真です。

2007.10.23のレビュー
10月13日に現在の場所で店を再開しました。管理人さんに住所と地図の変更をお願いしましたが当面は下記の地図を参照ください。

茅ヶ崎駅から歩いて数分のライオンズプラザ茅ヶ崎駅前というマンションの1階、無国籍料理やハワイ料理の店の隣にスタイリッシュなこの新店がオープンしておりました。

以前の店はややカントリー調でしたが、今度の店は白基調のオシャレな雰囲気で奥に細長くてパンが整然と並んでいます。驚いたのがとにかく混雑していてレジの行列が常に10人くらいいるのです。

ですから私はつい煽られて余計に買ってしまいました。お目当てのガーリック・ベーコンは2つ、買う気もなかった五穀カレーやぶどうのブリオッシュも。

五穀ブレッドは家内の退院後の食事療法のために。また外見は焦げ目が目に付くクロワッサン・オ・バタールは食べてみるとカリカリの外側とバター風味のふっくらとした中側の部分があいまって美味しいです。

ただ、残念ながら今回大納言は売り切れでした。次回は電話して時間を確認してから訪問してみます。

＊なお最初の12枚が今回撮影した写真です。


茅ヶ崎市共恵　1-3-14
ライオンズプラザ茅ヶ崎駅前　101

http://www.mapion.co.jp/c/f?nl=35/19/31.417&el=139/24/33.243&scl=10000&uc=1&grp=all&coco=35/19/31.417,139/24/33.243&icon=mark_loc,,,,,


2007.9.22のレビュー
茅ヶ崎駅の南口（雄三通り側）にほど近くに何時も大勢の客で賑わうベーカリーがあります。それほど大きな店ではありませんのでとにかく早くお目当てのパンを見つけて、すぐにトレイに乗せて買わないとあっと言う間に売り切れてしまいます。

でも、奥の厨房ではたくさんの若いスタッフが一生懸命に数多くの種類のパンを作り続けているのが見えます。まさに繁盛店の勢いのある店の雰囲気です。パンは富士山の溶岩で作った石窯で焼きあげるのだそうです！

ガーリックベーコン（210円）がお気に入りで大きなかぼちゃくらいのパンを切ると脂の乗った大きなベーコン切身が入っていて食べ応えも十分です。
馬蹄形のハーブ＆トマト（136円）、チキンフライを挟んだサンドイッチ（157円）、ケーキのようなお菓子（168円）などどれも形よし、味よしで人気のほどが解ります。

まだ30代の主人はサーフィン好きで湘南に店を構えたそうです。名前の由来はShounanを逆に読んだものだそうです。ところが思ったよりも人気が出てしまい客とスタッフが増えてなかなかサーフィンが出来ないとのこと。

その人気の理由は生地にあります。この店のパンにはライ麦から起こした天然酵母が少量ずつ加えられているそうです。イーストの量を減らして日持ちを良くして、粉の立ち上がる力を補助して旨味を増すというものです。

流行を追わずに基本に忠実に、丁寧にがモットーでそうすれば自然に美味しいパンが出来るそうです。

＊なお大納言という大納言豆の入ったパンが一番人気だそうです。いずれ再レビューします。

（注意！）昨日（9月22日）再訪したら新店舗を建設中で10月上旬まで休業という貼紙がありました。新店舗でオープンした際にはこのレビューで再レビューする事にします。