どれでも正解だからこそ悩ましいんだ！ : プレイン

飲み物も食べ物も全部うまい。
そう知ったうえで入店するお店って幸せでしかないよね。
プレインはそんなお店。

しかし悩むのよ。
ど・れ・に・す・る・？

この悩みは尽きないのよ。あっちも正解こっちも正解。
どれも美味しいんだから。
でも今の自分への最適解を求めたいという欲求がムクムクと湧き上がるじゃないですか！
で、悩んでいるすぐ目の前を美味しそうなガレットやデザートが隣のテーブルとかに運ばれていくからまた迷う。一度決めたけどあっちがいいかも！なんて。

この日はランチ後のデザート＆お茶を目的としてやってきたので
3択で悩むという構図。日替わりのデザート3種から一つに絞るのがまた難儀。
妻はマロンのパフェ
私はキャラメリーゼされたリンゴとシナモンのガレット

ハイ正解。
見た目も美しいし、何と言っても味のバランスが良いのよ。
どれ選んでも正解なのだけれど
ベストチョイスをしたと確信。
妻は選んだお茶が最高にうまいと褒め称えていました。
寒い日だったので美味しさもひとしおだったことでしょう。

帰りに珈琲豆も買いまして、大満足♪
さあ、雨だけど気分は晴れたぞ！

父が始めたパン屋を、修行先の海外から帰国した娘たちがブラッシュアップしたのがコチラの店。
ガレットとスイーツ、焼菓子が評判の小洒落た人気店。
父のパンも健在だし、オールドマンコーヒーロースターの名で自家焙煎珈琲豆も販売。

残念ながらランチタイムは５歳以上の年齢制限があるため、０才児連れの私は店内飲食は諦めまして焼き菓子のお持ち帰りのみ。

Halloweenって事で、モンスターを模した商品がありました。
モンスターメレンゲ４２０円。
チョコとクッキーを練り込んだメレンゲだそうです。がっつりチョコでコーティングされてミイラ風に仕上げられています。

甘い。
お菓子だもんね甘いよね。
上質な甘さで美味しいです。メレンゲはボロボロと崩れるので子供にゃ上手に食べられないだろうなぁ。

写真にないけどシュークリームが絶品で、今まで何度も食べたけれど、やっぱり感動を覚える美味しさなんだなー。注文を受けてからクリームを詰めるそうですよ。
生地のサクサクが違ってくるんでしょうねぇ。

なにか美味しいもの食べたいと悩んだら、ここに来れば良い。

たまにシュークリームやちょっとした焼き菓子を買ったりしてたんだけど。

店内利用をしばらくしていなかった。
この日はとても暑く、涼を求めて避難すべく入店。

さて何を食べようかしら。
壁の黒板メニューを凝視。
老眼なので眼前のメニューより壁のメニューが見やすい。
んな訳あるかー！ って、無いとも言い切れない。
哀しい４５歳。

私
ガトーグルマン＆ホットコーヒーを注文。
妻
レモンのパフェ＆紅茶を注文。

ガトーグルマン最高じゃないですかー！！
目の前にこんなに可愛く美味しそうなものが並ぶなんてテンション上がります。
あと４０歳若かったら雄叫び上げてますよ。

落ち着いて自分！君はオトナ。

ふう。
涼を求めつつもホットコーヒーいっちゃうあたりに大人の余裕がチラリです。

お皿に乗ったすべてが美味しかった。
素晴らしく感動した。

・・・そして後悔も。

どうしてもっとコンスタントに来なかったんだと。
美味しいものがいただけると分かってるのに。

地元に存在してくれてありがとう♪
もっと来るよ(•‿•)
食事にも一息入れにも。

ランチ利用などでガレットはたまに食べていた。
お気に入りのお店のひとつであるこちら。

今回は贈答品を求めて焼き菓子を見に来た。
あれもこれも美味しそうで悩む。
お菓子に合わせて飲むのにちょうど良い美味しいコーヒー豆も揃ってます。
菓子に負けじとコーヒー豆も粒揃い。
豆だけに？

ハイ。豆だけに。

んで、焼き菓子ともコーヒー豆とも関係ないのですが、こちらのシュークリームに少し前から注目していまして、在庫を聞いてみたら「まだある」との事でしたのでお持ち帰り。

その晩の食後のおやつにいただきました。

ま、まじかよ。
マジかよっ！！

旨すぎるのよコレ。
んふーっ！と吹いちゃった鼻息まで美味しい。

これまで食べたシュークリームの中で、もしかしたら・・・・・

１番好き♪♪♪

いわゆるカスタードやクリームのシンプルな美味しさだけに収まらず、もう少し“香る“のよね。

驚いた。
気になってて良かった！食べて良かった！

ひとつ２６０円。
食べたあとの幸福度からしたら安すぎる。
価値ある２６０円なり。

四の五の言わずに食べるべし。
損はさせません。

ちなみに 焼き菓子も素敵だしリーズナブルなのでオススメよ。
ガレットは言わずもがな。
ミシュランガイドビブグルマンは伊達じゃない。

フランス北西部の郷土料理であるガレット。
丸く焼いて四角くたたむ。
少し焦げた部分の香ばしさが食欲を刺激する。


素朴な町や村が点在し、まさに「フランスの田舎」と呼ぶにふさわしいフランスの北西部。
街には木組みの建物が並び、田舎では石畳の道が続くといった風景があり、
中世の名残を色濃く残す。
ブルターニュ地方には多くの人がイメージする「フランスの田舎の風景」がそのままそこにある。
よし！そんな街へ脳内トリーップ！


クレープの祖先といえるガレット。
その誕生のキッカケはとても些細な出来事。
ブルターニュではソバ生地を布で包んで野菜や肉のスープで煮るような料理が作られていましたが、ある時焼けた石の上に落ちたこの生地が薄く焼けていて、「待て待て。これって旨くない？簡単に作れるしさー。」なんて感じで、とても香ばしく美味しい食べ物であることが発見されます。

以降ガレットが主食の時代が数世紀続き、デザートとしてのクレープができたのは後のこと。
「ガレット＝そばの生地＝塩味」、「クレープ＝小麦の生地＝甘味」と一般的には使い分けられていますね。

さて脳内トリップ中のブルターニュ地方では、ワインの存在を忘れてくださいましよ。
ブドウが育たない土地柄ですからね。
代わりにリンゴを使ったお酒が醸造されており、土地のグルメと相性抜群なんです。そう、シードルね。
リンゴの低発泡酒♪美味しいよねー。

トリップ先で日本人に良く似たフランス人に注文。
【　ガレットセット１,５５０円　】
・本日のスープ　じゃがいものポタージュ
・オニオンのコンプレット
　（卵・グリュイエールチーズ・ハム・オニオンのシードルコンフィ）
※ガレットに卵を置いたものはガレット・コンプレットと呼びますよ。
・デザート　焼きリンゴのパフェ
・特製シードルジュース

まずはシードルで乾杯！
心地良い酸味とさわやかな微炭酸。果実の香りが鼻腔を抜けます。
おおーブルターニュ♪

ポタージュは薄味に抑えられており優しいお味。
しっかりと濾されていて、舌触りがシルキーです。
おおーブルターニュ♪

しっかりと焼かれたガレットは焦げの香ばしさが美味しい。
苦味の出る手前。良い焼き加減ってヤツですよ。
さすがミシュランガイドビブグルマン！
具は柔らかくじっくりと火が通っております。
おおーブルターニュ♪
見た目以上にお腹にたまるのもガレットの特徴かも。

デザートは単品で頼むとたしか８００円ですよ。
セットのお得さが際立ちますね！
しっとり甘いマスカルポーネスムースが、パイやリンゴを包み込み
カラメルソースをまとっております。てっぺんのアイスが甘～い。
おおーブルターニュ♪

はぁ～幸せブルターニュトリップこれにて完了！
満足、満足♪

Merci

美味しさとお洒落さの融合