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店名 |
掲載保留
佛蘭西料理 名古屋(フランスリョウリ ナゴヤ)
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受賞・選出歴 |
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
小田急江ノ島線「本鵠沼駅」より徒歩10分 鵠沼海岸駅から741m |
営業時間 |
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予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥8,000~¥9,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料込・税金別途 |
席数 |
52席 (メインダイニング24席 個室2席~20席) |
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個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店舗外に喫煙スペースあり |
駐車場 |
有 店舗脇、無料駐車場10台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
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料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
ディナータイムはお子様の同伴は不可、個室利用の場合はお子様の同伴可能 |
ホームページ | |
オープン日 |
2015年2月12日 |
備考 | |
初投稿者 |
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3,354文字★
Menu Degustation(12,100円、税サ込)滞在時間:約1時間20分
食べログの神奈川県No.1フレンチとなっている同店(3.86)。
1967年に長後(藤沢市)で創業したレストラン名古屋(先祖の出身地が名古屋とのこと)を、
2015年からこの地で受け継いだのが同店となるようです。
移転前を含めると半世紀を超える歴史を持つフレンチだけあって古典的となるでしょうか。
ソースの塩分が非常に強くデセールはガッツリ甘くて濃厚な料理のオンパレード。
しかし現代でも受け入れられる洗練さも併せ持っており凡百の古典フレンチとは一線を画します。
古典フレンチよりモダンフレンチのほうが評価される傾向にある食べログで、
これだけ高いスコアとなっているのは伊達じゃないということでしょう。
そしてアミューズからプティフールまで(パンとカフェは除いて)10皿を約1時間20分で提供。
筆者の知る限りフレンチのフルコースで最短記録。
この点はゆっくり過ごしたい人にとってマイナス要素となるかも知れませんが、
濃厚コッテリした料理を好み、どちらかと言えば大食い早食いな筆者にはプラス要素でした。
ペリエ(750ml 1,331円)
Menu Degustation(12,100円)
佐賀牛オプション(1,815円)
01.広島産牡蠣ムニエルと馬鈴薯パンケーキ
02.パン
03.青森産ヤリイカとサフランリゾット
04.フランス産フォアグラのポワレ モリーユ茸ソース
05.フランス産セップ茸のポタージュ
06.静岡産蒸し金目鯛 ベルモットソース
07.みかんシャーベット
08.佐賀牛サーロイン フランス産黒トリュフ ポートワインソース
09.ココナッツブランマンジェとキャラメルアイス
10.ピスタチオのパルフェグラッセ
11.カフェ(コーヒーor紅茶)
12.チョコレートマカロンとフィナンシェ
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は税サ込です
【3.7】広島産牡蠣ムニエルと馬鈴薯パンケーキ
アミューズブーシュ。
真牡蠣には火をしっかり入れてあってプックリした食感。
もう少しレアーでもと思ったのですがネットリした馬鈴薯パンケーキの食感は良いです。
馬鈴薯(じゃがいも)と言われても分からないぐらい元の食感から変質。
ソースは、フォン・ド・ボー、シェリー酒ビネガー、エシャロット、胡桃オイル。
【3.7】パン
藤沢市のノーラン(3.42)が同店専用で焼いているバゲット(おかわり可能)。
カリッとフワッと軽やかな口当たりで食べやすいです。
バターは高千穂(宮崎県)の発酵バター。
真っ白な見た目の通りクリームを思わせる濃厚な味わい。
【3.6】青森産ヤリイカとサフランリゾット
季節のオードブルとして青森産のヤリイカ、エシャロット、トマトをソテー。
サフランリゾットと合わせてキャヴィアも添えています。
ソースはアンチョビバターとパセリオイル。
お米もう少し硬めなほうが筆者の好みに合うのですが、
レアー感を残すヤリイカの火入れは良かったです。
味付けにアンチョビバターとパセリオイルを使っており油ギトギトなのも好印象。
【3.9】フランス産フォアグラのポワレ モリーユ茸ソース
温前菜はフランス産フォアグラのポワレをモリーユ茸入りのソースで。
ソースの味わいは濃厚な赤ワインソースといったイメージ。
付け合わせはラディッシュとオニオンヌーボー(葉玉葱)。
フランス産のフォアグラと一口に言ってもピンキリで、
筆者がNo.1評価しているのはメゾンミトー社のフォアグラ・ド・カナール。
それに比べるとこのフォアグラは脂がしつこくて僅かに癖も感じます。
とはいえ丸ビルのモナリザ(3.77)で1,815円も払って追加したフォアグラより良質。
筆者のフォアグラ評を5段階に分けると以下の通り
5:メゾンミトー社のフォアグラ
4:同店のフォアグラ
3:俺のフレンチのフォアグラ
2:モナリザのフォアグラ
1:茨城県の某フレンチで食べた粘度のようなフォアグラ
そしてソースがフランス現地を思い出すアタリ(塩)の強さで驚きました。
清々しいぐらい脂ギトギトで凄まじくしょっぱいです。
モダンフレンチでは絶対に出さないであろう脂と塩の暴力的な組み合わせ。
しかしこのコーナーをギリギリ突くような際疾い味わい嫌いじゃないです。
【3.3】フランス産セップ茸のポタージュ
スープもセップ茸(ポルチーニ茸)のポタージュということで濃厚な料理が続きます。
刻んだベーコンをアクセントにするのでスープ自体の塩分は控え目なのですが、
そのせいで少し抽象的な味わいとなっており個人的には塩が欲しくなりました。
【3.1】静岡産蒸し金目鯛 ベルモットソース
ポワソン(魚料理)は静岡産の金目鯛を山菜(独活、ウルイ、コゴミ、菜の花)と蒸し上げて。
金目鯛といえば一般的には脂ノリの良い魚とされますが、
蒸して脂が抜けてしまったのか、この料理だけコースの中で異質なぐらい淡泊でした。
ベルモットソース(イメージとしては白ワインソース)も同店にしては薄味。
もっとミキュイ(半生)な火入れで金目鯛に脂を残して欲しかったです。
【4.0】みかんシャーベット
グラニテ(口直し)。
生の状態から皮を剥いているそうで、おそらく果肉を凍結粉砕したのでしょう。
プレゼンテスギ(4.36)のミカン氷を思い出しました。
糖度の高さとそれに由来する歯触りの良さを楽しめて美味しい。
フレンチのグラニテでここまで感心すること滅多にないです。
【4.0】佐賀牛サーロイン フランス産黒トリュフ ポートワインソース
ヴィアンド(肉料理)は3種類の候補から選べます(テーブルで統一する必要あり)。
1.牛頬肉の赤ワイン煮込み or 2.フランス産ホロホロ鳥 or 3.佐賀牛サーロイン。
佐賀牛だけ1人あたり1,815円の追加料金を要するのですが気になったのでチョイス。
サーロインを赤身の多い部位と脂身の多い部位に切り分けて、
前者はレアー感を残す火入れ、後者はしっかり火を入れてあってメリハリが良いです。
フランス産の黒トリュフをスライスして2枚添えており、
付け合わせは、グリーンアスパラガス、ミニトマト、ブロッコリー。
ソースはフォアグラのとき同様に濃厚な赤ワインソースのイメージで、
黒毛和牛の脂身から溢れ出るジューシーな旨味との相性の良さは鉄板。
トリュフの蠱惑的な香りも漂って嗅覚でも楽しめます。
帝国ホテルのメインダイニングは佐賀牛のサーロインが1皿18,150円でしたが、
同店は佐賀牛のオプション料金を加えてもフルコース13,915円。
フレンチは都心で食べるより地方で食べるほうが良いのかも知れません。
【3.9】ココナッツブランマンジェとキャラメルアイス
アヴァンデセール。
甘いココナッツの香りが強烈に漂い、濃厚かつ滑らかな口当たりを楽しめるブランマンジェ、
そしてホロ苦さと濃厚な口当たりを楽しめるキャラメルアイスとの濃厚コンビ。
【3.9】ピスタチオのパルフェグラッセ
グランデセールはピスタチオを使ったパルフェグラッセ(凍らせたムース)。
糖度の高いムースを凍らせているのでセミフレッドのような食感。
クレーム・シャンティ(生クリーム)と白いメレンゲ菓子をトッピング。
周囲をフレッシュな苺で囲んで、バニラソースと砕いたピスタチオも。
【3.8】チョコレートマカロン
【3.5】フィナンシェ
プティフール(小菓子)。
糖度が高いからでしょうかマカロンもフィナンシェもフワッとした食感で美味しい。
カロリー爆弾ですがデセールどれもキッチリ甘くて好みに合いました。
ディナー10,000円(税サ込で12,100円)で楽しめるフレンチとしてはトップクラスの満足感。
脂、粉、塩、砂糖といったカロリーに頼った美味しさという面はあるのですが、
30,000円のフレンチと異なり予算に限りがある中で健闘していると思いました。
ランチメニューはもっと安いですし、近所にあれば定期的に通うであろう優良フレンチ。