残念ながら2022年1月で閉店　かなり人気があったのに　これからいったいどうすれば！ : ターブル・オギノ 湘南T-SITE

以下は先日の店のFBより

日頃ご愛顧のお客様にお知らせです。
2014年にオープンしましたティーサイトと共に誕生したターブルオギノ湘南ですが、今月の２３日を持ちまして契約満了の為に閉店することとなりました。
7年もの長い間、ここ湘南の地でご愛顧賜りましたお客様、生産者の皆さまには感謝しかございません。
誠にありがとうございました。オンラインショップは継続してまいりますので、引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

すでに用意したコメント
湘南T-Siteの人気は。すでにかなり定着した。湘南にはない品揃え。それが魅力で訪れる。この近くにはヨークマートが。そちらも人気だが。コンセプトはまったく異なる。T-Siteにはスーパーはない。小さな食料品店くらい。

その代わりターブル・オギノと。パンとエスプレッソと。東京の人気店が出店。この藤沢でそのエスプリが楽しめる。そしてTUTAYAの書籍や。シャレた雑貨類も。大人のウインドウショッピングに。家族で過ごす時間に。さらに情報収集にと。

このご時世。電車に乗らずに代官山や。都心の空気を味わえる。そんなちょっとしたオアシス。今回はワインのつまみを。

●ポルケッタ
●リンゴと大根のラペ
　大根、紅くるり大根、きゅうり、サラダ脂、れもん汁、白山葵、塩、蜂蜜、マスタード、
　クミン

湘南のT-Site。この憧れのスマートタウンにある。新しいライフスタイルの発信基地。あのTSUTAYAはじめ。感性豊かな人々に響くスタイルを提案。さらにスローライフ、デジタルライフの楽しみ方もあり。その3つを提案。その中であのオギノが店舗を。

TSUTAYAでは趣味、仕事、料理、子育てなど。様々なジャンルの本や雑誌が豊富。そしてオギノで食事すれば。1日中楽しめるくらい。さらに東京で人気のパンとエスプレッソも。だから湘南の若い女性の人気スポットに。

オギノでは。スローフードの自家製の。パテやソーセージ。フレンチのテクニックをベースに。様々な料理、惣菜が並ぶ。野菜をふんだんに使った。日替わりデリ商品が魅力。ショーケースからのテイクアウトや。出来たての料理をイートインスペースで。

今回は家内との我が家でのワイン会。そのマリアージュのために前菜を。たくさん持っているワインの中で。アメリカ最高のカベルネと。日本で注目のシャルドネを。カベルネはもちろん。ボルドーの5大シャトーが挙げられるが。実は業界の方々の中では。

この米国ワシントン州のQuilceda Creek。それを挙げる方々も多い。日本では割り当て制で。特定のレストランなどしか入手出来ない。だから知名度が低いが。その味わいはボルドーの代表的ワインを凌駕。今回もその素晴らしいコクと。奥の深い風味、余韻に感動。

●ポルケッタ　　780円
●キャロット　ラペ　　400円

○赤ワイン
Quilceda Creek 1998　　
アメリカ、ワシントン州コロンビア・ヴァレー　
カベルネ・ソーヴィニョン91％、メルロー7％、カベルネ・フラン2％
パーカー100点満点を４度獲得の造り手。もはや伝説の銘醸ワインと言われ。日本では完全割り当て制で入手不可能。セカンドでさえ1万円以上する。
カベルネなどバランスよくブレンド。タンニン豊富で。濃厚かつパワフルな味わい。しかしシルキーで洗練されている。

○白ワイン
シャトーメルシャン　マリコ・ヴィンヤード シャルド　2016 2,880円
いま最も注目されている日本ワインの銘柄。シャトーメルシャンが。日本最高品質のワイン造りを目指して。長野県上田市丸子地区に。自社管理畑の椀子（マリコ）ヴィンヤードを展開。そのシャルドネを使用した白ワイン。美しい黄色でフルーツ香と。ミネラル感がバランスよく融和。

テーマはスローなファーストフード。そしてTSUTAYAが提唱するライフスタイル。今は人気沸騰中だが、どこまで浸透するか…

以下、詳しく

池尻大橋のレストランオギノには3年前に運よく訪問できた。しかし、その後は予約が難しいのでご無沙汰。そして、代官山にデリカとイートインのターブルOGINOを開店したと聞いた。代官山にはあまりご縁がないのでそこも未訪問。正直、あまりご縁のない店に思えていたのだ。

しかし、湘南のT-SiteにそのターブルOGINOが出店したと聞いてさっそく訪問。テイクアウトで下記の品々を。

湘南T-SITEはもともとパナソニックの工場があった場所。その跡地は同社のスマートシティ・プロジェクトが進行中。約1000世帯が入居し、再生可能エネルギーの利用率30％以上など。最新の技術による省エネや暮らしやすさを掲げている。現在も新居が続々建てられている。通勤にはやや辛いエリアだが。

TSUTAYAの親会社であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）。蔦屋書店を核とする複合施設を作ったのが湘南T-SITE。従って書店以外に30もの生活用品店のテナントが入っている。ただ、やはりどのショップでも本が置かれておりTSUTAYAを感じる。

「ライフスタイルテクノロジー」「食・暮らし」「家族」の3つの軸を基本に展開する、"本屋が作る商業施設。それが湘南T-SITEだと言う。この施設をすべて見た印象では、代官山スタイルの生活を提案しているように感じた。ただ、湘南と言っても辻堂は鎌倉や藤沢の鵠沼などとは異なる。

湘南、それもこの周辺にはFillモールとテラスモールという大きなモールが2つある。Fillは家族で楽しむところ。テラスモールは様々なファッションや映画などの多様な文化提案。そして1日中楽しめる。しかし、双方ともにこの湘南T-SITEのように明確な生活スタイルの提案は見えない。

従って、今後よほど進化を続け、若い世代を惹きつけないと難しいのではないか。アリス・ウォーター（アメリカのオーガニック革命の担い手）と言っても、どのくらいの人々が理解出来るのか。それはOGINOはじめ飲食店にも言えることだろう。このモールにはスーパーが無いので買い物がてら立ち寄るのが難しい。

OGINOでは下記の4品をテイクアウトして夕食で頂いた。それぞれオシャレに作っているが特に舌に訴えるものは無かった。このくらいなら他のモールでも購入出来る。あの池尻大橋のレストランで食べたOGINOの凄みは感じない。悪くはないが、あまり期待しすぎない方が良いと思う。

長芋とバクチサラダ
野菜ロースト
野菜キッシュ
肉のキッシュ