休日の繁忙時間のオペレーションは見直した方が良い！ : リヴィニ

すっかり寒くなって体重が減った身には寒さが堪えますね。
以前買い求めた防寒用の上着はかなりダブダブになってしまいこりゃみっとも無い(-ω-;)
体に合わせた上着を買い求めようとやってきたのは八景近くのSC。

お昼に近かったので車を置いて駅近くまで昼食を取りに行く事にしました。
ずいぶんと変わってきた金沢八景駅前。来年にはウィングキッチンも入るそうな。賑やかになりますね。
パンのアオキさんの隣のファミマが入るビルの二階にお昼を頂けるお店があるのは以前から知っていました。
一階の入口に出されたボードを眺めてから外階段で二階に上がって早速入店です。

『リヴィニ』さん。
　メインはワインの販売と夜からのワインバー営業なのだと思いますがお昼に数種類の食事も頂けます。
　チェーン店やラーメン店が多い駅前にあってしっかりした洋食を頂けるのはありがたい。
　二名での訪問を告げると窓側の二人席に案内されました。

店舗入口にはカウンターの立ち吞み式ブースがあってここでワインとつまみを楽しんでいる方も。
奥はテーブル席になっておりこの時はほとんどがお昼目当てで少しお酒も楽しもうと言う方で賑わっています。

平日のお昼のメニューと土日では幾分違う様で土日は固定メニューの様でした。
用意されていた品は4種類。いずれも1,000円前後とお手軽なお値段。
本日のワインと書かれたリストにも500円から1,000円以内のグラスワインが12種類。
運転を家内に任せて私は少しワインを楽しむ事にし、お互いが気になったメニューをお願いしました。

『Aセット　塩鱈とケッパーのスパゲティー（オードブル三種盛り付き）』1,200円（税別）を1人前。
　セットには＋200円（税別）でソフトドリンクが付けられると言う事で、

『アイスコーヒー』200円（税別）を1杯。

『Dセット　和風ポークカレー（グリーンサラダ付き）900円（税別）を1人前。
　折角のワインバーランチと言う事で、

『ソレイユ・クラッシック500円（税別）を1杯。
　爽やかな味わいのさっぱりしたのみ心地。一升瓶販売という普段使いの銘柄なのでしょうね。

先ず始めにこれらをお願いしました。
我々の後からご老体の団体や家族連れなど一気に10人以上が来店。
この時点でちょっと客回しに不安が過ぎります。まあ、見事に的中するわけですが・・・

このお店スタッフは全部で5名。
2名が厨房担当。1名がワイン立ち吞みカウンター担当。30席ほどのテーブル席を2名で回す訳です。
ホールの2名は一人がベテランらしき人。もう一人はバイトと思われる人。
店内が込み合う前はそれなりに余裕を持って動いていましたが老人の団体と家族連れが来た辺りで、
どうも伝票回しが怪しくなります。
それは、お客にサービスすべき順番にも大きく影響を出し始めるのです。

遥か先にオーダーを取った客より明らかに今来た客に飲み物がサーブされている。
一箇所だけでは無い事からホール担当がしっかり伝票の内容を把握していないのが良く分かる動きです。
こちらも馬鹿ではありませんから厨房の人数と客の総数。料理がどの程度出されているかを見て、
時間が掛かりそうだから事前に飲み物を注文してる訳ですね。
その飲み物、造り置きのアイスコーヒーを注げば持って来れるものを15分以上提供しない。
明らかにサーブの順番を間違えている訳です。

督促してアイスコーヒーが来たのが15分後、ワインに至っては更にその後と言うありさま。
パスタの前菜に至っては更に12分後に出されると言う信じられない手順の悪さ。
最初のワイン吞み終わってしまい前菜が来たと同時にもう一杯頼まざるずおえなくなりました。

『ナイアガラ・ノンフィルター2019900円（税別）を1杯。
　フォクシーフレーバーの強い華やいだ香りと滓引きしないフレッシュな味わい。

ここでやっとグリーンサラダ登場ここで既に30分経過(´ε｀；)
野菜は新鮮で割りと種類も豊富。ドレッシングの旨さが心和ませます。

注文から40分でパスタ登場。鱈の塩気とケッパーの酸味のバランスが良く味は良いと思う。
ドライトマトの旨さが救いになりますね。
それとは別の話になりますが、欠けた器は客に出すべきではありませんね。
第一危ないし見た目が悪い事は言うまでもありません。

そして待つ事55分。和風ポークカレーがテーブルにやってきました。
そもそも、カレーってそんなに時間の掛かる料理でしたっけ？
具材は豚肉と揚げた茄子のザク切りを予め仕込んであったカレーソースに馴染ませた物。
ライスはほのかに色が付いて味があります。このご飯とカレーのマッチングはとても良い。
残念なのはルーもライスも今一熱くない。つまりぬるいんです。
厨房では熱々を出していながらホールの渋滞で冷めたか元々ぬるいのか。
どちらにしても、折角の美味しさが半減する事には間違いありません。

量的には今の我々には丁度良いですが、お隣で食べていたオムライスを見てもポーション少なめ。
恐らく付近の大学生ならこれ3～4杯って入ってしまう量なんじゃないかな。

ワインの品揃えはセラーがあるほど豊富なのでとても楽しんで味わえると思うのですが、
お昼のオペレーションの悪さにはちょっと閉口してしまいます。
スタッフの人数に対して客席が多すぎないか？
ランチメニューにしても短時間で出せるような物なのか、
きちんと段取りが出来ているか見直した方が良いのじゃ無いかな。
2人で4種のメニューを一気に30人前ってかなり無理があると思います。
いずれも手間が掛かりそうな品々でしたから。

まあ、昼の感想はさておき、夜は純粋にワインバーとして楽しめそうです。
サクッとカウンターで手軽なおつまみで飲むのも良し。
仲間とじっくり本格的な料理とボトルを空けるのも良いでしょう。

最後になりますが、ランチ時間でも立ち吞みカウンターのつまみが出せるならその辺りの記載と、
直ぐ出来るおつまみと言うメニュー位は置いて置くのがお客目線と言うものです。
客に聞かれてから受け答えじゃ更に接客に時間が掛かりますからね。