“九州とんこつねぎだく”と“チャーシュー”をいただきました。“替玉”は必須でしょう。 : 大公

今日のランチは、短い時間で済ませなければなりません。
午前中の会合が１２時まで、午後は２時からの始まり、１時半までには会場に到着しておかなければなりません。
両方とも、同じ横浜金沢区内の会館です。

短い時間での食事ならば”ラーメン”です。
調理は早いし、食べるのも熱い、暑いのを除けば、スルスル、ズーズッと啜れば完食です。

金沢文庫駅東口界隈を歩き、最初に目指したお店は最近、伊勢佐木長者町から移転されたばかりのお店です。
食べログ百名店にも選出されたお店、当然店先には長い行列、時間に間に合いそうもありません。
君ヶ崎交差点の方に向かい、突き当たりのようなところを右折、前から気になっていた“大公”さんに行くことにしました。

こちらも金沢区内では人気を誇るお店です。
12:20に到着、お店の前にいる人は４名です。
なんとか間に合うと、“大公”さんで食べることにしました。
一旦店内へと入り、券売機で２枚の食券を購入、10円玉２個を財布から取り出し、握りしめて最後尾へと、並び直します。

　　頼むのは
　　　　１）九州とんこつねぎだく　　 850円 麺の硬さ：硬め
　　　　２）チャーシュー(１０枚以上）200円
　　　　３）ゆで卵　店内の入り、置いてある箇所のコップに現金20円を入れる。
　　です。

後から６人ほどが続き、かなり良いタイミングでお店に来たのだと思います。

12～13分ほどで、店内へと。
カウンターだけのお店、入口側には３名、そして5名が座れるようになっており、奥には１名ほどが座れるようになっています。
厨房を囲む逆さ“ワの字”の形をしたカウンターです。

　　”無料”トッピング”が、各種、壁側に並べてあります。
　　　　並んでいる無料トッピングは”メンマ”、”わかめ”、”コーン”、”紅生姜”、”高菜”、
　　　　”スライスたまねぎ”の６種類です。
　　　　これだけの種類、クオリティーのトッピングが無料とは驚きです。
　　　　私は、あれもこれも食べたい人なので、“コーン”以外はいただいてしまいました。

　　“ゆで卵”の置かれている場所はと・・・探すとカウンターの一角にありました。
　　　　コップに20円を入れ、そこに置いてあるアルミ製のボールに“ゆで卵”を入れます。

“ゆで卵”と無料トッピングをお皿に乗せて、指定されたカウンターに座ります。
スタッフは男女２名、ご夫婦かな？

カウンター越しに食券を渡す際、忘れずに”麺硬め“を申し入れます。

５分ほどで着丼！！

　　”九州とんこつねぎだく”がカウンター越しに手渡されます。
　　　　先ず、その”青ネギ”の多さに驚き・・・器の表面イッパイ、“麺”どころか、“スープ”までこの
　　　　“青ネギ”に覆われているのです。
　　　　”海苔”は1枚、”ネギ”をよけて見ると”チャーシュー”が敷詰めたようになっています。
　　　　その他の具は、”キクラゲ”、”もやし”です。

　　　”ねぎだく”＝”ねぎがだくさん”、ねぎが器の上に山盛りです。
　　　　　正直、これ程まで、大量の”ねぎ”が乗っているとは思いませんでした。
　　　　　もうこれは、薬味ではなく、野菜の扱いです。
　　　　　”万能ねぎ”、”青ネギ”のため、辛味は弱く、”ねぎ”の強烈な臭いはありません。
　　　　　たくさんの”ねぎ”ですが、”スープ”の味わい等の邪魔をしていません。
　　　　　豚骨臭を抑える役割、”スープ”をよりマイルドのさせているのかと思います。

　　　”スープ”、ホンノリとしたベージュ色の”スープ”の上に”脂”が浮かぶ２層構造、”背脂”も混ざる
　　　　　”豚骨スープ”です。
　　　　　この”豚骨スープ”は濃厚でトロミがあります。
　　　　　
　　　　　”大公のとんこつラーメンスープは頭からつま先までの豚の全体の骨を大量に使用し、
　　　　　○○○○○以上煮込んでつくるものです・・・
　　　　　※ 上記の文章はお店に掲示されていた文章ですが、○印はタカラトミーのアニマルアド
　　　　　ベンチャーの箱が置かれており、読めなかった箇所です。
　　　　　
　　　　　”スープ”を一啜り、結構軽めなのですが、シッカリとした豚骨系、そして脂の甘みが感じ
　　　　　られます。
　　　　　アッサリにコク、旨味、甘み、そして心地よいとまでも思わせる”豚骨感”、”豚骨臭”の備わ
　　　　　った美味しい”スープ”です。

　　　”麺”は九州豚骨でよく使われる”細ストレート麺”です。
　　　　　硬めでお願いしたのですが、九州ラーメンのようなツルツル感は少なく、柔らかめです。
　　　　　加水率は少なめで、歯応えがあり、小麦が香る美味しい“麺”です。
　　　　　シッカリ、”スープ”とも絡んでくれる美味しい”麺”です。

　　　”チャーシュー”、ネギの下、麺の上にビッシリと10枚ほどが敷詰められていました。
　　　　　”豚モモ肉”の”チャーシュー”、肉質が硬めのため、薄切りにされています。
　　　　　”脂肪”が少なく、アッサリとしているのですが、キチンと煮込まれており、味が染みてお
　　　　　り、美味しいです。
　　　　　”麺”に巻き付けても、楽しみながら、美味しくいただきもしました。

　　　“ゆで卵”は小振りですが、20円です。
　　　　　スーパーで生卵１０個パックを買っても300円もする時代、チョット心配になる価格です。
　　　　　食べて見ると本当のゆで卵でした。

食べ終り、器を乗せようと、カウンターの上を見ると“麺箱のミニチュア”が置かれていました。
“現金”と紙が貼ったあり、“替玉”は如何ですか！！とのお誘いかと思います。
私以外のお客さんの殆どが、“替玉”を頼んでいるのです。
彼らは、予め食券を購入、適当なタイミングで声を掛け、“替玉”をお願いしているのです。
“替玉”の食券を買い忘れても、このように丁寧にお誘いしてくれるのです。
本当はこのお誘いに乗りたかったのですが、お腹イッパイにして午睡したら、怒られるので、グーッと我慢をして、お店を後にしました。

12:56、午後の会合に充分間に合います。
ご馳走様でした。