マイルドな家系ラーメン店：自分の好みを見つけよう・・・・ : 金八家

12時、丁度に到着。
この自粛要請中では、行列も無く、店内の席には空きもあるようです。
早速に、入り口近くに設置された券売機へと・・・
券売機の前に立ちますが、液晶です。
次の人が直ぐ来たので、慣れない液晶パネルの券売機のため、譲ろうと思ったのですが、何故か？その方は外（ソッポ）を向いていたので、致し方なくそのままお金を投入。
購入したのは
　・チャーシューメン並盛り　930円
　・味付たまご　80円
　・温キャベツ　80円
だったのです。
“だったのです。”としたのは、女性スタッフが直ぐ傍に来て、好みを聞きながら直ぐ食券を持って行ってしまったので、何の食券を購入したかの最終確認を怠ってしまったからです。
（失礼な表現で申し訳ありません。こちらも格好付けていました。）
後に人が並び、モタモタしてはいけないと少し焦り、食券は4枚の予定だったのですが、3枚と少ないので、気になっていたのです。
しかし、女性スタッフの前でも“うろたえて”はいけないと、すまして対応、
女性スタッフ：好みは如何致しますか？
私：麺を固めにするだけでお願いします。
女性スタッフ：コインパーキングは利用されましたか？
私：いいえ
女性スタッフ：荷物は後の棚にも置けますよ。
私：ありがとう。
親切で、丁寧な対応を受けました。

早速に後ろにある棚にバックを置き、カウンターに座ります。
カウンターの下にも荷物が置けそうです。
席の後ろが広く取られていますが、これはお客さんが店内で待つことができるようにしているためのようです。
残念ながら、このご時世ですので行列になるほどのお客さんは見かけません。
しかし、それなりに人は流動しており、人気のお店と言うことが、分かります。

スタッフは厨房に男性２名、女性１名、ホール係に女性が１名です。
女性スタッフがいるので、家系ではあまり見かけない雰囲気で、店内は非常に綺麗です。
（他店の方には申訳ない言い方です。ご容赦願います。）
表のポップにあるとおり、“女性お一人様でも、気軽に食べに来れる店！”を具現化しているものと思われます。

座ったカウンターの上には家系らしく、
　・お酢
　・ショウガ
　・トウガラシミソ/Red pepper Mibo
　・ニンニク
　・ごま
　・ラーメン醤油（カエシ）
　・ブラックペッパー（GABAN）
と調味料が一通り用意されています。
記載したのは、私の前に置かれた分のみで、向かって右側からです。
表現は貼ってあるシールのままです。

少し、落ち着き、不足した1枚の食券が何だったのかを、今、また考えています。

５分程で着丼です。
トッピングは
　・大きく分厚いチャーシュー　4枚
　・のり　2枚
　・ほうれん草
　・刻みネギ　少々
と、追加トッピングの
　・半分にカットされた味付たまご
　・温キャベツ
です。
ここで漸く忘れ物が、判明！！
丼の中には、“茎わかめ“が入っていませんでした。
食べログの口コミで“コリコリ食感”、“歯応え抜群”、“醤油豚骨にマッチ”等の文字を見て、選択予定のものでした。
従来は、この手のトッピングとしてはキクラゲを選定していたのですが、口コミの影響もあり、このお店では絶対“茎わかめ”としていたものです。

悔しさは次回で取り戻すとして、早速にスープをレンゲで啜ります。
温度は少し、低めかな？
意外にもサラサラしたスープです。
豚骨は控えめな感じですが、シッカリした味が伝わります。
鶏ガラもちゃんと効いてる感じですが、醤油が思ったより控えめで、豚骨の甘みが前面に出ています。
故にマイルドなスープです。
好みは“脂多め”、“味濃い目”にすべきだったかも知れません。
また、温キャベツをトッピングしたので、薄めてしまった可能性もあります。
また、卓上調味料の“ラーメン醤油（カエシ）”を入れるべきであったかも知れません。
私の場合、お料理は原則、提供されたままを味わうべきと考えているので、用意されている調味料でも使用しないことが多いのです。
一考を要するようです。

麺は平打ち中太の縮れ麺です。
厨房に置いてある麺箱を見ると、家系御用達の酒井製麺のようです。
固めでお願いし、麺が短いために箸で摘まむと、垂れ下がらずに箸の上で、ウェイブしています。
麺が短く啜りやすい。
食感は固めと言うより、モチモチで美味しい麺です。

厚めにカットされた大きなチャーシューは、脂身と赤身のバランスの良い部位を使用し、丁寧に作られています。
シットリ、柔らかく美味しいです。

家系ラーメンでは温キャベツより、ほうれん草をトッピングする方の人が多いと思うのですが、私の場合、少し塩っぱさが気になるので、緩和させるために温キャベツの方を多く選択しています。
今回、キャベツはキャベツでそれなりにスープに馴染み、シャキシャキ感もあって美味しいのですが、スープを薄めてしまった可能性があります。
次回は、ほうれん草ですね。

味玉は黄身が少し固めな半熟具合です。
カットしてあるので食べやすい。
結構濃い目な味が染み込んでいて、美味しかったです！

今回、家系でもマイルドで、パンチ抑え目な味わいのラーメンです。
このお店の狙いとする“女性お一人様でも、気軽に食べに来れる店！”で、提供するラーメンとしては成功しているものと思われます。
これはこれで、そのままでも、私的には美味しいと思います。
しかし、多くのラーメン通の方々は、自分なりに調味料を駆使し、味の調整をしています。
最初に味をチェックして、薄ければカエシダレを投入。
おろしニンニクやショウガ、コショウなどを順番に投入し、味に変化を付け、自分の好みに近づけていく。
そして最後まで美味しくいただく。
そのためにカウンターの上には、数種類の調味料が置かれているのです。
ソロソロ、私も調味料を多用し、自分なりに変化させ、美味しくいただく方法にチャレンジしていく必要があると感じた一杯でした。

次回のための備忘録
　　1）トッピングの茎ワカメはMustとすること
　　2）麺固め、脂多め、味濃い目
　　3）スープがマイルドと感じたら卓上調味料の“ラーメン醤油（カエシ）”を入れる。
　　4）温キャベツの代わりにほうれん草

以上、ご馳走様でした。