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地元にこういう店があるのは凄い
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港南台の路地にセンスの良い店構えが
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石川県応援の「金沢慕情」(純米大吟醸)
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「金沢慕情」と「奥ノ松」(純米吟醸)
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太刀魚の煮付
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蛍烏賊の梅酢かけ
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穴子の鱧風梅肉和え
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厚焼玉子
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まぐろの漬け
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ネギトロたく
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中とろの甘えびのせ
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煮穴子
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ヤリイカと平目の昆布締め 繊細な味
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越乃誉 純米吟醸生原酒
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干瓢巻き
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この味噌汁が出汁が利いていて美味い。
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風流な湯飲み
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お土産の太巻き
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井之脇
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店舗基本情報
| 店名 |
鮨処うみの幸
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司、海鮮 |
|
予約・ お問い合わせ |
045-835-0139 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
港南台駅から701m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| 料理 | 魚料理にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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以前からこのお店の前を通るたび気になっていたのだが、延び延びになり気にし始めてから実に7年を経ての初訪問となった。
写真の通りこじんまりとセンスの良い店構え。
実は個人的には職人がやっている回らない寿司屋には若いころからの好ましくない印象があり、あまり積極的に自費で行こうという気は薄かった。若い頃安房鴨川に旅行に行った際、お金もないのに頑張って当時の彼女を連れて地元で評判という寿司屋に行ってみたら、常連はちゃん付けで呼び、こっちは喧嘩売ってんのかと思う程馬鹿にした態度を取られたのを覚えている。
腕に自信のある職人は客に媚びないのが粋だか何だかの習わしがあるのか知らないが、度が過ぎた店もかつて多かった。
話を元に戻して、このお店は以前からずっと地元にあり、レビューの評判も高いので、とある重要な要件を終えた後、自分への慰労も兼ねて訪問することに決めた。
まず店に入って驚いたのが、年配の大将が凄く優しい。全く威張っていないし、さり気ない気配りも良くしてくれる。
こういった鮨職人さんの店で想像していなかった対応。
初めてなのでおまかせにし、酒は石川県応援の「金沢慕情」(純米大吟醸)と福島の「奥ノ松」(純米吟醸)でスタート。
意外にも大将は下戸とのことだが、いずれも美味しい酒を選んでいる。人柄も良いし、いろいろな人との縁やつながりもあるのだろうな。
スタートの肴は：
・太刀魚の煮付
・蛍烏賊の梅酢かけ
・穴子の鱧風梅肉和え
いずれも美味しくて日本酒に合う。太刀魚はこの辺りの海で獲れる正に地のもの。
穴子を鱧風に調理する辺りは創作的で面白い。
上記は飲み屋の肴的な一品料理で、次は鮨屋的な；
・厚焼玉子
・まぐろの漬け
酒がどんどん進む。幸せ。
次は遂に鮨：
・ネギトロたく
・中とろの甘えびのせ
・煮穴子
「ネギトロたく」は丁寧にまぐろもたくあんも刻んであり、まさにトロトロ。これぞ職人の味。
「中とろの甘えびのせ」も感動的な美味しさ。こういった合わせ技も成立するのか。
煮穴子も定番の美味しさ。
・ヤリイカ
・平目の昆布締め
実に丁寧な仕事をしている。繊細な美味しさ。
ここで日本酒を「越乃誉 純米吟醸生原酒」に変更。これが取れたてのお酒で、酸味が有って凄く美味い。
ここの料理にぴったり。
干瓢巻きとみそ汁でフィニッシュ...この味噌汁が蟹や色々な出汁が利いていてまた凄く美味しい。
更にはお土産に太巻きまで作ってくれた。翌朝食に頂きました。これも美味しかった。
鮨ってやっぱり凄い食べ物だな、と自国の文化の深さを再認識した。
連れも含めて吞兵衛なので、全部で一升近く空けた筈だが、お会計は1万6千円一寸。CPも凄い。同じものを銀座で食べたら？？
この大将の料理と人柄を慕い、常連の方々もいつも集まっておられるようで、内輪の話で盛り上がりつつ、新参者をのけ者にすることなく、こちらにも気を遣い話しかけてくれる。
まるで高倉健さんの名作、「居酒屋兆治」(たまに見るといつも泣ける本当に名作)のような世界がこの横浜の地元に有ったとは。地元にこういう店があるのは凄い。
御馳走様でした。良い時間でした。ぜひまた伺いたいです。