今年の忘年会第一弾。まずは無難にスタート出来ました : しゃぶしゃぶ温野菜 東戸塚店

今年の忘年会の第一弾は、ちょっと時期は早いのですが、11月下旬のこの日、一時期、戸塚中心に開催していた私的な勉強会のメンバー有志と東戸塚のこちらのお店で開催することになりました。
今回は、私が幹事でなかったため(笑)、チェーン店のこちらが会場に。
それでも、規制緩和特区の戸塚・東戸塚エリアなのでレビュー対象とします(苦笑)。

しゃぶしゃぶ温野菜は、言わずと知れた㈱コロワイドの子会社である㈱レインズインターナショナルが展開するしゃぶしゃぶ専門店です。
レインズインターナショナルは、複雑な歴史を経てきた会社ですが、元々は不動産賃貸管理事業から会社を立ち上げています。それが平成８年から外食事業に参入。
現在は、当「温野菜」チェーンの他、「牛角」、「土間土間」、「かまどか」といった有名ブランドを展開するに至っています。

温野菜の名前を始めて知ったのは、平成16年頃だったと思います。当時、毎年正月に家族でお世話になっていたとある保養施設の支配人から名前を聞いて、茅ヶ崎の国道１号線「鳥井戸橋」の近くにあった温野菜を紹介してもらったことがきっかけです。
当時はまだ店舗数も今ほど多く無く、貴重な存在でした。しゃぶしゃぶ食べ放題の業態としても先駆け的な存在だったのではないかと思います。

当店の場所は、先日訪問したタイ料理の専門店アロイディッシュと同じ東戸塚駅横と言っていい（地上出口から徒歩１分）飲食店の入った雑居ビル(内藤ビル)内。その４階に当店はあります。

このビルは細長いいわゆるノッポビルなのですが、2階の「こだわりやま」(byチムニー)、5階の「水仙閣」など、かつてなかなかにコスパの高いランチをやっていたお店もあって、外食好きにとってはお馴染みのビルの一つです。

この日は、ちょっと遅めの19時半からの宴席の開始。
私は、相談役的存在のとある要人のお迎え係だったので、東戸塚の某所へ出向いて、そこから車で送ってもらう形でお店に到着しました。
予約席での８人での宴席となりました。

この日頼んでいたのが4,680円（税抜き。以下、同じ）の「特選鍋としゃぶしゃぶで黒毛和牛食べ放題コース」。これに平日限定の飲み放題500円を付けました。

特選鍋は、博多水炊き鍋、担々肉鍋、金のもつ鍋、トマトすき焼き鍋から1品を選べるので、金のもつ鍋を選びました。牛モツとキャベツ、ニラ、豆腐の鍋です。

しゃぶしゃぶの方は、だしを和牛だし、豆乳だし、旨辛火鍋だし、根昆布だしから選べますので、和牛だしにしました。これは牛テールと香味野菜のだしで風味豊かなだしです。
黒毛和牛、黒毛和牛赤身、厳選牛カルビ、赤城もち豚カルビなど肉11種類を中心に約60種類が食べ放題のコース。野菜もオール国産野菜で、緑豆もやし、若採れキャベツ、トロ白菜、ニラ、白えのき、翡翠ねぎ、パクチーなどと充実しています。

料理は、セルフ方式ではなく、オーダー形式で全てテーブルまで運んでくれるのでありがたいですね。ここが温野菜のウリの一つなんでしょう。ただ、ちょっと混んでいたせいもあったのか、パートの人手確保の問題なのか、提供までややスムーズさを欠いていたのは残念でした。

肉の質は思っていたよりずっと良かったです。
黒毛和牛はホンモノでしょう（船場吉兆では無いし、当たり前ですが（笑））。
この価格での食べ放題で、このレベルの肉が出されるなら全く文句無いですね。
と言っても、前回温野菜を利用したのは、食べログを始めるかなり前ですので、記憶も朧げ。
なので、こんなに良かったっけ？というのが実感です。

8月の香港出張で、香港にもこの業態が進出しており、かなりのレベルにあったのを目の当たりにしてきましたが、ちょっと調べてみると、温野菜は香港にも出店しているんですね。

その私の北京や香港出張の話なども含めて、よもやま話で宴席も盛り上がり、予定の２時間があっという間に過ぎてしまいました。
と言っても、私はほぼ１時間くらいでお腹はかなり満足となり、〆のきしめんやデザートのバニラアイスクリームは惰性で食べていた感じでしたが。

しばらく振りの温野菜でしたが、着実にレベルアップしており、満足度は高かったです。
言ってみれば、当たり外れの無い安パイといった感じですかね。
いや、そう言っては失礼なくらい充実していました。
忘年会の滑り出しとしては順調だったと思います。

ただ、やはり予想通りと言うか、何と言うか、この先結構波乱万丈になるんですよ。
お楽しみに！（笑）