瀬谷は〝どこかにあるユートピア〟であり〝あまりに遠い〟 : 瀬谷そば

2年11月ぶりに来ました、〝瀬谷〟に。
名物〝大根そば〟を食べるために。

横須賀市民が｢聞いた事はあるけどどこにあるか知らない｣は、神奈川歯科大学。

横浜の人間に｢聞いた事はあるけどどこにあるか知らない｣は、〝瀬谷〟です。

瀬谷は、｢横浜の〝ガンダーラ〟｣であり、〝どこかにあるユートピア〟であり〝あまりに遠い〟のです。
タケカワユキヒデさんの歌う〝ガンダーラ〟が、そのまま〝瀬谷〟に当てはまります。

9:14、
着店。
(注文品):〝名物｢大根そば｣〟650円税込

最近はスーパーで大根まで値上げしてますが、〝名物｢大根そば｣〟は、値段据え置きで頑張ってるようです。

店の親父に｢支店は無いのですか？｣と尋ねたら、｢ない｣のひと言。
実に返事が素っ気ないし、支店を構えない気持ちが強固なものを感じました。

どうやら｢大根そば｣を食べたくなったら〝はるかな世界〟〝あまりに遠い〟とタケカワユキヒデさんに歌われる｢ガンダーラ〝瀬谷〟｣に行くしかないようです。
(瀬谷6丁目の厚木街道沿いです。いや、｢大根そば｣を１度自作してみようかな？？)

注文時に辛みの強い下側の大根とマイルドな上側の大根を選ばせてくれます。
うちのご主人は、下側の辛みの強い大根を選びました。

9:20、
大根の摺りおろし開始！

この店では、客が自分で食べる〝大根おろし〟は、客自ら大根を〝おろす〟
店にとってうまい人件費の削減方法です。
〝大根おろし〟を店で用意してたら大変な労力ですから。

9:32、
大根の摺りおろし完了！
疲れました。
確実に体力が落ちてます。

9:35、
食事開始。
大根を選ばせてくれたお陰で、辛み強めを美味しく頂けました。
夏目漱石さんの｢吾輩は猫である｣にも出てくる、ジアスターゼ万歳！♪

9:49、
完食退店。
〝ガンダーラ・瀬谷〟の名物のままである必要はないと思うので、近所で食べられるようになってほしいです。
瀬谷は、タケカワユキヒデさんが歌うように、〝あまりに遠い〟から。

　厚木街道沿い、横浜市瀬谷区瀬谷六丁目にある「シオタ」さんでランチした後に、すぐ近くの「瀬谷そば」で名物の“大根そば”を頂きました。
　同じ厚木街道沿いで“シオタ”さんの店前から「瀬谷そば」は、見えるくらいの近さです。

　去年の11月3日に初めて“瀬谷そば”を訪店したときの口コミを読み返すと、「瀬谷」というところに行ったことに対する驚きや戸惑いで相当の文字数が埋められてます。
　私事ですが、1年と少し経過した今では、県央方面の地理にも少しずつ慣れてきました。

　今回2回目の「瀬谷そば訪店」で、当時の口コミ投稿と違うことを思い感じたものがありますので2回目口コミ投稿します。

　日曜日のam11時50分に入店しました。
　8割くらいの客入りでしょうか？
　それなりに商売繫盛されてるようで安心しました。

　オーダー　: 名物大根そば(600円也・税込)

　唐揚げやら肉が入るとお値段が200円上がってしまいます。。。
　それに、「名物大根そば」の美味しさや楽しさを堪能するのに、“から揚げ”や“肉”の存在が邪魔なように思えました。

　私は、「名物大根そば」のリピーターであり上級者(！)ですからね。
　(偉そうですみません。本当は初級者です。)

　先輩の、201９.3月登録の券売機写真によると当時は金額500円でした。
　やはり500円であって欲しかったですが、値上がりしてしまったものは仕方ないですね。

　座る席によって違うのですが、このお店は券売機やそばの受け渡し場所近くの席だとひと通りがすごく多く、落ち着きません。

　しかも、こちらは椅子に座ってるので、著しく落ち着かない気持ちになりました。
　これは、次回以後は、座る場所をよく考えないといけないという反省点です。
　(なので、あたしは全然上級者ではありません。完全に初級者ですなぁっ♪)

　前回初めての訪店時の記憶に残ってることとして2点あります。
　それは、「大根を擦りおろしてる時に、擦りおろした“大根おろし”を、ブチまけてしまいそうな心配を感じた」ことと、もう1点が、「大根を擦りおろすのに結構疲れた」ことです。

　“おろし金”変わったのかな？
　そんなに高価な“おろし金”には見えませんが、今回はおろし作業をしている最中にブチまけてしまいそうな心配は感じませんでした。

　そして、今回は意識して力を抜いて“おろし作業”をするようにしました。
　今回は、疲労を感じないで済みました。
　(でも、暑い夏場だとエアコンが効いていても“おろし作業”をするのは嫌だろうな、と思いました。)

　時々、個人の小さな居酒屋さん等で大根おろしを使った料理を注文すると手作業で大根をおろしてるさまを見かけたりします。
　食べて美味しい大根おろしですが、調理する側にとってはかなりの手間で数がかさむとすごい重労働でしょう。
　お客にセルフで大根おろし作業をさせるこの店のアイデアは、そこらへんの大根おろしの問題点を解決してるわけですね。

　やや甘口の専用タレを“大根おろし”とともにぶっかけて食べましたが、読みが的中して肉やから揚げがないほうが良いと思いました。
　ワサビが付いていて、更に卓上の七味唐辛子をかけて食べたのですが、食材の種類は違くとも、“甘くて辛い”という点で、ココナッツミルクの甘さと青唐辛子による激辛のハーモニーが美味しい“タイ料理”のことを食べながら思い出しました。

　強いて難を言えば食器が底浅のものでしたが、底が深い丼ばちの方が良いと思いました。
　あと、素朴な疑問ですが、大根のみの追加は値段設定あるのかな？と思いました。
　(券売機の写真を見る限り見当たらないです。)

　お値段は600円よりも是非ワンコインである500円であってほしかったですが、今回の反省点を踏まえて再訪したいと思います。

　とても美味しかったです。
　どうもごちそうさまでした。

　こちらのお店は、日曜日の朝通えるお食事処を検索していたら、見つけてマークしていたお店です。

　横浜市瀬谷区。
　あたしは、「瀬谷区といえば、何がありますか?」と、ひとから訊かれたら何も言えなくなってしまいます。
　また、瀬谷区に行くのが今回初めてでした。

　車輌を使って今回行ったので、相鉄線の三ツ境駅のあたりが瀬谷区なのを今回知りました。
　国道16号線を西へ進み鶴ヶ峰交差点を左折、県道40号線・厚木街道を西へ進み、右手沿いにお店はありました。

　お店の所在地が「瀬谷六丁目」で、厚木街道の右手沿いが「瀬谷一丁目」から現れて、「二丁目」「四丁目」と西へ進むごとになり、「瀬谷四丁目」交差点を過ぎて注意深く走れば見落とすことはないでしょう。

　小さなお店でしたが駐車場はたくさん確保されてました。
　何台有るのだか、数えるのが面倒なくらいありました。

　さて、気持ちとしては「カレーうどん」を食べたかったのですが、お蕎麦屋さんですし、店頭で“名物”とうたわれていたので、“名物”の中から「大根から揚げそば・800円也」をオーダーしました。

　最初に券売機で食券を購入するシステムで、食券に番号が割り当てられ、出来上がると番号で呼ばれます。

　で、名物の大根そばを注文すると「自分で食べるぶんは自分でやってね」みたいな感じで、おろし金と大根を食券を買ってすぐに渡されました。
　(写真撮りました。)

　大根を全部すり下ろすのに10分近くかかったかな?
　おろし金が小さくちゃちだったので、苦労しておろした「大根おろし」を周囲にぶちまけてしまいそうで、怖かったです。

　時間がないときにはむかないメニューです。
　今回時間のある日曜日の午前の訪問で良かったです。

　大根おろしと油っぽい鶏唐揚げが合うのでは?と見込んだ予想はズバリ的中しました。
　お店がPRしてる「石臼ひきそば粉10割」の蕎麦もツルツルシコシコで美味しかったです。
　苦労して造った「大根汁」もゴクゴクドリンク♪
　(「そば湯」もちゃんと有りました。)

　なかなかヘルシーです。
　たまには良いかもしれません。

　どうもごちそうさまでした♪