ご主人の故郷の郷土中華は美味しい！ : 華香楼

20年も通っていると、お互いの好みもわかってくるので、料理の味わい方も変わって来ます。
個人の中華料理店の場合、コックさんの得意の味付けがあるようで、その味付けで料理を出してもらうのが、美味しく食べる極意だと最近になって気づ来ました。
今回も、同じような味付けで、海老料理、手羽先、そして、牛肉の料理を出してもらいました。
昔からの町の中華屋さんは、中華料理と言っても味付けは日本的なので、あまり中華料理を食べた気にはならないが、こう言った料理人の郷土中華をお願いすると、思いもよらない美味しさで出くわすことがあります。
今回の料理はそんな料理でした。

このお店は10年以上通っているお店だ。中国人のオーナーやその奥さんがいつも歓迎してくれるので、月に一回は少なくとも行っている。
本格的な中国料理が好きなことを知ってもらってからは、時々メニューに無い料理を出してくれるようになったので、行く回数も増えているような気がする。
今回は、中国風の煮魚を作ってくれた。
中国風の煮魚は、日本では中々食べられないので、ありがたかった。
最近は、香港や中国の味を売りにした中国料理のお店が出来て来たようだが、ここ鶴ヶ峰辺りでは、中国の香草やスパイスを使った料理は未だ未だ無理なようだ。
そんな中での店主の気遣いに感謝である。

月に一回ぐらいのペースで行っています。
もう５年以上通っていることになりますね。
家から近いという立地条件の良さもありますが、よく通っている最大の理由は、オーナーの中国人ご夫妻のもてなしにあります。
最近は、新しい中国料理のお店が新宿などに出来ていますが、こちらは昔風の中華料理の味ですね。
日本人の好みを意識した味と言えるかもしれません！
今夜も楽しく頂きました。

【 レビュー４回目、写真６枚追加 】

二俣川駅や鶴ヶ峰駅周辺にも中国人が経営する中華料理店がありますが、その中で、僕が気に入っているのは、こちらの華香樓と二俣川駅北口の商店街にある上海菜館です。
どちらも、中国人らしい接客がとても親しみを覚えるのと同時に、料理そのものも大変美味しいと思います。

金曜日から土曜日の朝にかけて関東地方には大雪が降りましたが、土曜日の夕方には、交通機関も少しずつ平常に戻って来ました。
こんな日は、出来るだけ駅の近くが良いということと、暫く中華料理を食べていませんでしたので、鶴ヶ峰駅北口の商店街の中にある、こちらの華香樓に行きました。

前回伺ったのは、９ヶ月前でしたが、エルメスのバックルとローレックスのご主人も、笑顔で、親しみを持って迎えてくれました。
親しみのある、しかし、ぶっきらぼうな接客は、中国人特有ですが、僕らにとっては好感の持てるものです。

５年ものの紹興酒をボトルで注文し、五目野菜の炒め（¥ 1,160）と三種前菜の盛合せ（¥ 1,470）をお願いしました。

中国人らしいといつも思うのは、小皿メニューがあるんですが、テーブルには置いてないのですね。
言うと、持って来てくれるのですが、日本人としては、テーブルに置いてないと、「もう止めちゃったのかな？」と思いますよね。
実は、この小皿メニューが、安くて美味しいんですよ。

今回は、その小皿メニューから、いつものように、中華風のドレッシングが美味しい「中華野菜サラダ」（¥ 590）と「豚バラ肉の柔らか煮」（¥ 690）を注文しました。

時間も早かったせいか、最初は我々だけでしたので、ローレックスのご主人も片言の日本語で我々の相手をしてくれました。

華香樓の面白い点は、厨房が奥にあって、テーブル席と厨房の間に個室があり、テーブル席のあるホールからは厨房が全く見えない造りになっています。

「ち〜ん〜・・・」と音がしました。
「電子レンジの音？？？」
「まさか？？？」
そうなんです、厨房が見えないので、ホールにるご主人と奥さんには、いつ料理が出来たかわからないので、鈴で知らせているのでした（笑）。

（2014.02.15 夜）
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本格中国料理をリーズナブルなお値段で．．．
中華風に味付けした手羽先も美味しかったですよ！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝（2013.05.12 夜）

【 レビュー３回目、写真８枚追加 】

昨日、盛華樓のレビューを書いていて、ふと、「そういえば、最近、華香樓に行ったよな？」と思い、写真を探して、５月12日に行ったことやっと思い出しました。
年齢のせいか、こんなところにも記憶力の衰えを感じますね（笑）。

盛華樓と華香樓・・・　どちらも、僕にとっては、鶴ヶ峰を代表する中華料理店です。
この２店の中華料理店を僕なりに比較してみたいと思います。

１．立地条件と対象の客層．．．
盛華樓は、相鉄線鶴ヶ峰駅南口に隣接したCOCOLOTの中にありますので、中華料理を楽しむお客さんが対象というよりは、ランチやディナーセットなど、簡単に食事をする人を対象にしています。従って、麺類、ご飯類のメニューが充実しています。
一方の華香樓は、鶴ヶ峰駅北口を降りたところの一見路地風の飲食店が立ち並ぶ一角にあり、しかも、狭い入り口を上がった二階にありますので、夜は常連さんが多いようです。従って、メニューも、本格的な中華料理になっています。

２．店内と接客．．．
COCOLOTは、鶴ヶ峰のシンボルとも言える高層マンションで、一階には、サイゼリヤや回転寿司のお店などの飲食店とスーパーマーケットの相鉄ローゼンやHACドラッグが入っており、２階は衣類などを販売するお店が入っていますので、買い物客を取り込む環境が整っています。
従って、盛華樓は、店内もきれいですし、一人客用のカウンター席も用意されています。
しかし、学生アルバイトを数人使っていますので、接客にはかなりバラツキを感じます。
接客は、お店に愛着を覚えるかどうかの重要な因子だと思いますので、ちょっと残念な気がします。

その点、華香樓は、中国人のご夫婦がやっていますので、いつ行っても、同じ接客を受けますし、訪問する回数が増えるに従って、お互いに親しみが湧いて来ますね。特に、奥さんの人柄が良いので、とても好感が持てます。
時々は、娘さんも手伝いに来ているようです。
食べログでのレビューでも、チェーン店より個人で経営するお店の評価が一般的に高いのも、そういった接客に起因しているのかもしれませんね。
ところで、華香樓の店内は、建物の古さからか、少し薄暗い感じを受けます。そのせいか、あまり清潔感は感じられませんね。

３．料理と味．．．
盛華樓は、料理長が日本人ということもあってか、香辛料の使い方がマイルドですね。確かに、四川麻婆豆腐のように山椒が効いた料理もありますが、殆どの料理は、美味しく、食べやすい味に調整されていると思います。
一方、華香樓は、中国人の料理人さんのようですので、山椒や八角などの香辛料の使い方が上手いですね。
たぶん、香辛料の使い方の差で、中国的な味かどうかを判断しているのかもしれません。

今回頂いた料理も、とても美味しいと思いましたが、特に、中国風に香辛料を効かせて煮込んだ手羽先は美味しかったなぁ～。
もう一品印象に残った料理は、水餃子でした。餃子の皮に張りがあり、中の具が少し膨張したのか、パンパンに膨らんでいるといった感じで、食べると、餃子の皮の食感が、ぐちゃ～っとした感じではなく、パリッとはじける感じで、中の具が口の中へ飛び出してくるような感触がありました。
また、用意されたつけ汁が美味しかったですね。
次にも、また、食べたい一品でした。

４．お店の特徴を知っての利用．．．
今回、鶴ヶ峰駅の南口の盛華樓と北口の華香樓を比較しながら、華香樓のレビューをしてみましたが、それぞれのお店の良さを知って、その時の気分で利用するお店を使い分ければ良いと思っています。

（2013.05.12 夜）
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本格中国料理をリーズナブルなお値段で．．．
中国郷土料理風の海老炒めは、最高に美味しいですよ。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝（2012.08.25 夜）

【 再訪２回目、写真７枚追加 】
メニュー名は忘れましたが、中国郷土料理と銘打った海老の料理は、今までの中華料理の中でも最高に美味しい一品でした！


お昼は、茨城町長岡の回転寿司「元気寿司」でしたので、夕食は、焼肉か中華が食べたくなりました。
鶴ヶ峰で、一番美味しい焼肉店「京城苑」に電話をしましたが、残念ながら予約でいっぱいでした。
それで、２番目の候補だった、鶴ヶ峰駅前の中国料理の店「華香樓」に行ってみました。

前回伺ったのが６月でしたので、エルメスとローレックスのご主人も、奥さんも、我々のことを覚えていてくれました。
エルメスとローレックスの男性が、ご主人なのか、厨房で料理をされている方がご主人なのか、本当のところはわかっていませんが．．．（笑）
相鉄Styleというウェブサイトに載っていた投稿記事によると、
「ご主人は中国福建省アモイの出身で、長年中華街で修業をして、日本人好みの広東料理をマスターした」
というようなことが書いてありました。
今回食べた料理は、殆ど全て、辛味を上手く使っていましたので、広東料理のようには思えなかったのですが、今度行った時に、少し詳しく聞いてみましょうかね！

今回は、最初から紹興酒を飲みました。
５年物とは思えない、とろっとした、ちょっと粘性を感じるまろやかな舌触りなので、スイスイと入ってしまいます。
５００mlを２本飲みましたが、変に酔うこともなく、次の日も快調にジョギングをすることが出来ました（笑）。

料理は、それぞれに美味しかったのですが、今回一番美味しいと思ったのは、メニューの中の中国郷土料理の欄にあった海老の料理した。
多分、中国の独特の辛味噌で海老をそのまま炒めたものです。
エルメスのバックルをしているご主人風の男性に、料理の説明をお願いしましたが、日本語があまり上手ではないので、どうもよくわかりませんでした。でも、「美味いからたべてみな」という言葉で、注文することにしました。

食べ方は、中国式に箸と口で食べるのだと教えてくれましたが、中国人のように、口の中に入れたものをお皿の上に吐き出すのはちょっと出来ないので、手を使って食べました。
独特の辛味噌の味が抜群に美味しく、海老をしゃぶるだけでも満足でした。
頭のところで割って、頭の部分のミソをすすります。これが、うまい！丁度、蟹のミソのような感じです。
次に身を食べましたが、殻も柔らかくなっていましたので、殻ごと食べても美味しいと思いました。
食感的には、殻を手で剥いて食べた方が、身の味と食感を直接感じられるので、より美味しく感じますね。
普段は、海老をそれ程食べない僕が、うまい、うまいと言って、お皿に盛られた海老の半分以上を食べてしまいました。

多分、ピータン入り冷やし豆腐とこの海老料理は、華香樓に行った時の定番の注文品になるでしょうね。

今回初めて食べて、美味しいと思ったのは、陳麻婆豆腐です。
普通の陳麻婆豆腐と違って、豆腐、味噌と山椒しか入っていないように見受けられました。
少なくとも、ひき肉は入っていませんでした。
ミソの旨味と山椒の辛味で麻婆豆腐の表現しているように思えました。
辛いので、ご飯が進みますが、これも、また、注文したい一品でした。

場所が鶴ヶ峰駅前ということもあり、中華食堂的なイメージを持たれがちですが、どうして、どうして、料理のレベルは相当に高いと思います。
皆さんも、鶴ヶ峰に行く用事があったら、ちょっと立ち寄ってみては如何ですか？
エルメスのバックルをして、腕にはローレックスをした、男性が迎えてくれますよ．．．（笑）

（2012.08.25 夜）

☆ 華香樓の過去のレビュー