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店名 |
珈琲 文明(ブンメイ)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、ケーキ |
お問い合わせ |
045-432-4185 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東急東横線白楽駅から徒歩約3分 白楽駅から206m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
27席 (1F:カウンター8席、テーブル4卓(2人×1、3人×2、6人×1) ロフト:テーブル2卓(2人×1、3人×1)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、ライブ・生演奏あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
静かな空間なので、あまり騒ぐお子様はお客さんの目的にも合わないかもしれません |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2007年7月7日 |
備考 |
http://www.rokkakubashi.jp/shop-data/coffee_bunmei.html |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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H27.03
「只今、ご提供までにかなりお時間がかかってしまいますがよろしいでしょうか?」
鈴が下げられた木製のドアをひいて開けるなり、店主と思しき男性から声をかけられる。表のドアのところにも同様の趣旨の注意書きがあったので、承知の上で入店したので、頷き返す。
せっかく孤独のグルメツアーをしに来たのだから、やはりここも行っておくべきだろう。徐に空いているカウンターの中央に腰かけた。
店はこの男性一人で切り盛りしているらしい。コーヒーを一つ落としては、一つテーブルを片付け、また一つコーヒーを落とす。一度に複数のサイフォンをかけることはしないようだ。コーヒー一杯、一杯、そのお客に向き合うがごとく丁寧に淹れている。
そんな空気を感じながら僕はと言うとipadで本を読んでいる。こんな時くらい漫画ではなく小説を読もうと、新しく買っていた小説のうちの一冊を開いた。こんな時間を過ごしたのはいつ以来だろうか。その後、コーヒーがサイフォンのまま供された。オーダーからコーヒーが提供されるまできっかり25分を要していた。
■文明ブレンド(620円)
置かれたサイフォンを手にカップへコーヒーをゆっくりと注ぐ。陶器のカップは常温だった。少し湯煎などで温めておいた方が、冷めにくく良いと思うのだが…。何か思うところがあるのかもしれない。
サイフォンでコーヒーを入れる店は喫茶店の衰退とともにその数を減らしている。自分もサイフォンを手にしたこと自体、浪人中にバイトしていた喫茶店以来だから、既に30年以上前だ。
そんなことを思い出しながらコーヒを飲む。程よい苦みと、後を引かず、スッと消える酸味が心地よい。さっき見ていた漏斗の分離具合からも豆の量も豊富さ、香りを閉じ込める十分な泡立も確認済だ。最近流行の苦味ばかりが強いフレンチローストなどとは一線を画す味だ。
コーヒーが2杯分入っていることも理にかなっている。サイフォンの場合、構造上どうしても下のフラスコ部分にお湯が残ってしまい、1杯分を抽出すると風味を損なってしまうことも、ちゃんと計算されたうえでの2杯のはずだ。
昨今、外資系コーヒーショップが小さな町にも進出して全国的に幅を利かせているが、やはりこうした喫茶店も長く生き残ってもらいたい。なぜならカフェと喫茶店はそもそもベクトルが違うのだ。物理的なコーヒーと言う飲みものを提供するだけではなく。時間を提供する店。それが喫茶店なのだと思う。
最近そんな喫茶店に行かなくなってしまった自分も、いつのまにか時間を楽しめないつまらん人間になってしまっていたようだ。