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ぱくぱく塩パン@60円
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ぱくぱく塩パンの断面
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ぱくぱくウインナー@90円
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ぱくぱくウインナーの断面
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十勝舞姫あんマーガリン@210円
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十勝舞姫あんマーガリンの内部
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十勝舞姫あんマーガリンの断面
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ぱくぱく塩パンの温め方
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冬のメニュー
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人気ランキング
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北海道らしさを差別化として据えています。
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こちらも北海道らしさのPR
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店頭
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外観
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盛岡市の福田パンが元祖とされるコッペパン。
そのコピペ業態が首都圏にどんどん広がっています。
福田製パン直系と言っていい亀有の「吉田パン」を皮切りとして、今や最大規模を誇る「パンの田島」チェーン、店名に「盛岡」をいただく「(食)盛岡製パン」チェーン、そしてあのコメダ珈琲の参入組である「コメダ謹製 やわらかシロコッペ」チェーンなど。
これらは吉田パンを除いて利用、レビュー歴がありますが、その他未利用店についても、上野の「イアコッペ」、恵比寿の「えびすパン」、千駄木の「大平製パン」、明治神宮前の「ニコアンドコーヒー」などまだまだ多数のお店があります。
今や空前のコッペパンブームと言ってもいいのではないかと思われますが、いささか過熱気味であることも事実。
このままだと共倒れの懸念すら生まれてきそうです。
そんな中、新たな参入勢力がまた登場しました。
それが当店です。
当店がこれまでのコッペパン専門店とはっきり差別化しているのが北海道発であるということ。
しかも、北海道の中でも過疎化の著しい地域からの参入であるということです。
当店の母体となっている塩パン専門店「コッペん道土(どっと)」のある木古内町は北海道の渡島総合振興局中部にあります。
平成26年に日本創成会議が発表した「消滅可能性都市」の第5位に位置付けられている過疎化進行中の町です。
その木古内町に平成28年3月の北海道新幹線開通に伴って新設(新幹線開通より2か月ほど先立って)されたのがJR木古内駅前の道の駅「みそぎの郷きこない」で、そこに塩パン専門店としてオープンしたのが「コッペん道土(どっと)」です。
コッペん道土は食を通した町おこしとなり、看板商品の「ぱくぱく塩パン」は行列が出来るほどの人気なんだそうです。
また、塩パン専門店とは言いながら、ダブル看板に位置付けているのがコッペパンサンド。
首都圏での火付け役となった吉田パンのオープンが平成25年4月ですので、こちらは多分にパクリの可能性はありそうですが、過疎化の進む町でのことなので、首都圏でのパクリとはまた事情が異なるようです。
このコッペパンも好評なことから、平成28年12月には青葉区市が尾に首都圏で1号店となる「コッペんどっと 市が尾店」がオープンしました。
木古内のお店からそれほど期間が空いていませんので、当初からの既定路線だったのかもしれませんね。
いや、一応木古内発祥を印象付けるみたいな形にしつつも、実は木古内は種まきの役割で、マーケットとしての本当の狙いは首都圏と見るのが妥当なのかもしれません。
その後、横浜高島屋の催事などにも出店したりしていましたが、平成30年3月に首都圏2号店として出店したのが当店です。
当店は、アピタテラス横浜綱島の1階にお店を構えています。
出口近くにある基幹ベーカリーはさすがにポンパドウルで、当店はサブベーカリー的な位置づけとなり、店内専門店街の一角に店を構えています。
店舗スペースはそれほど広くなく、バックヤードはお店の裏側の一段高いところにあります。
他のコッペパン専門店では、工房をオープンにしているところもありますが、当店はそれは採り入れていません。
店頭にはメニューが貼り出されています。
当店には季節を問わない定番メニューのようなものは無く、季節季節でメニューを一新しているようです。
この日は、まだウインターメニューを取り扱っていました。
ただし、販売終了となっているメニューもいくつかあって、この点は残念でした。
また、北海道の素材をできる限り採り入れているのも特徴。
この日もハスカップ、スパカツ、塩ミルクといった素材について説が貼り出されていました。
今回購入したのは、以下の3点。
塩パンとコッペパンが二大看板なので、双方を味わってみようということにしました。
・ぱくぱくウインナー@90円×1個
・ぱくぱく塩パン@60円×1個
・十勝舞姫あんマーガリン@210円×1個
合計360円
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
ぱくぱくウインナーとぱくぱく塩パンは、ミニサイズですので、レンジは使用せず、600Wのオーブンで3分間加熱していただきました。
配布されていた「ぱくぱく塩パンの美味しい食べ方」では600Wで2分となっていましたが、経験則で3分にしました。
ぱくぱく塩パンは、バターの風味と塩味が絶妙なバランス。
今流行りの塩パンですが、そのエキスが十分に感じられました。
ぱくぱくウインナーは、パン生地は見た目は少し違うのですが、恐らく塩パンと一緒の生地かと思います。
ウインナーの中央部が少し冷たかったので、やはりこのパンはレンジ加熱も加えた方がいいかもしれません。
冷たかった分、ジューシーさはイマイチでしたが、こちらもなかなか美味しいパンでした。
十勝舞姫あんマーガリンは、十勝舞姫(こしあん)とマーガリンをたっぷりとサンドしたコッペパンです。
このあんマーガリンは、コンビニパンでもブームになっているようにコッペパンでは王道の具ですよね。
ソフトなコッペパン生地も具を良く引き立てており、とても美味しかったです。
なお、類似メニューに特製つぶ餡マーガリンというのがあって、そちらは@300円と本しなと比べると大幅に高いんですよね。
価格差ほどの大きな違いがあるのかどうか、ちょっと知りたい気分になりました。
塩パンもコッペパンもなかなか美味しく、味には満足。
ただ、地方発の素朴さよりも、流行の先端を捉えたビジネス色をより強く感じたのも事実で、まあこういう商売もあるのかなという感じです。
何となく、大阪の泉佐野市がふるさと納税の返礼品としてアマゾンのギフト券を提供したのと同じ匂いを感じてしまいました。
そう言わせないためには、もうちょっと工夫する必要があると思います。
その意味では、せっかく北海道発を謳うのであれば、少なくとも小麦粉は北海道産を使って、そのことをきちんと発信したらどうかと思います。
町おこし、地方創生には大いに共感しますし、頑張って欲しいところですね。