人気店　私の永福町系 大勝軒 博物館「日吉 大勝軒」に2回目の訪問！！ : 日吉 大勝軒

★こちらのお店 初訪問編は、2024年3月13日に口コミ投稿しました。

店名
日吉 大勝軒

食べた物
チャーシュー麺（2玉）300g　1,250円
大盛（3玉）　150円　※計3玉になるということ
生玉子　100円
　　　計1,500円

　初回訪問時、あまりの美味しさに衝撃を受け、あの一杯の絶品が頭から離れず、さほど期間を空けずに再度来ました。

　今回は、チャーシュー麺を、こちらのお店のおすすめの食べ方ということで、生卵を溶いて麺を付けて食べることにしました。

　こちらの一杯は、スープにカメリアラードが入っているとのことで、最後の最後まで熱い状態で食べることができることは、初回に実体験しました。

　熱々から生まれた食べ方？溶き卵に麺を付けて食べる、やってみました。
　
　大盛りですし、チャーシューも6枚あるので、ちゅうちょなく食べ進める途中、麺を溶き卵の器に移しておき、どんぶりを食べ進めます。
　器の溶き卵麺を食べて驚き、まだ麺が温かい適温、こちらも美味しいですね、いい感じの別味です♪

　そして、日吉 大勝軒の親方が仕込む羽釜の出汁をまた見たくって、羽釜の際の上澄み出汁との巧みな使い分けをまた見たくって。

　後から入って来たお客様の一杯を作っている過程を見ながら、巧みな出汁の使い分けや、大きな鍋で麺を泳がしながら茹でているのを見ながら食べることは、この上ない幸せを感じます、より一層おいしく食べることができます。子供の頃、例えば、パッケージの裏のうんちくを読みながら食べるかっぱえびせんの美味しさ、と言ったらご理解いただけるでしょうか？

　今回も、麺3玉の450gとスープの最後の一滴まで、とても美味しかったです、ごちそうさまでした♪

店名
日吉 大勝軒

 食べた物
 チャーシューワンタン麺（2玉）300g 　1,450円
　大盛（3玉）　150円
　　計1,600円

　大勝軒… 、、、

　一般的にラーメンがおいしいと言われている、永福町大勝軒「本店」に、私は行ったことがありません。

　そして、一般的につけ麺がおいしいと言われている、東池袋大勝軒「本店」にも、私は行ったことがありません。

　ただ、東池袋大勝軒系は、直営店や、大勝軒のれん会加盟店や、その他もろもろのお店で食べたことがあります。
　大勝軒 味と心を守る会参加店で、つけ麺界で日本トップクラスと言われている、白楽のくり山（本店）も食べたことがあります。
　同じく大勝軒 味と心を守る会参加店の、西東京市のラーメンサニー店主とともに、山岸一雄さんの二人の一番弟子の内のもう一人の兄弟弟子が営む、六会日大前駅の豪快も食べに行っています。

　しかし、もう一方の永福町大勝軒系のお店には、一度も行ったことがありませんでした。素人の私が永福町大勝軒系でイメージしていること…
　…中華麺が有名、デカいどんぶりとデカいレンゲ、普通盛りが麺2玉、高級ラードで最後まで熱く、煮干しや動物系スープ…、つまり、歴史があるおいしいラーメン！！

　そして何より、永福町大勝軒系にこれまで行けなかった一番の理由は、いずれのお店も遠くの方の東京ということ。

　そんな条件のもと、神奈川県には、こちらの日吉 大勝軒があるのは知っていたのですが、私の住まいからですと、あえて食べに行くには遠く、他の用足しもないエリアということで、ようやく今回初めて行ってきました。

　味、美味しかったです、ものすごく！！昔ながらの美味しいラーメンです。ご主人が本気を貫いていらっしゃることがわかる一杯です。

　さて、念願の初入店です。厨房に大きな羽釜があり、中の出汁が見えます。出汁の上に、出汁の具材と、平ザルを載せたひしゃく鍋が浮いています。食べる前からこれは美味しいわとわかる出汁、やばいくらいの本物という雰囲気を感じてきました。こちらのお店のキャパシティで、あのもう一つのバカでかい寸胴鍋、そこから継ぎ足し、継ぎ足し、羽釜にたどり着いているようです、ホンモノのお店なのだと思いました。

　どんぶりに出汁を注ぐ様子を伺っていると、金色の清湯スープの、鍋際の上澄みと鍋中央部のスープとを、使い分けて注いでいらっしゃるのが印象的です。

　そういえば、昔の大衆料理店ではどこでも、炒め物といえば一斗缶のラードを使っていたので、サラダ油と違ってコクのある味がおいしかったものですが、時代とともに使う飲食店が極端に減少、今は、味噌ラーメンのモヤシをあおる油分はこだわって絶対ラード、というお店はありますが…。

　日吉 大勝軒で食べて、このやたらと美味しい昔ながらのラーメンの感じの決め手は、やはりスープにラードを使っていることと、炊いている出汁の箇所の使い分け、そして、永福町大勝軒の歴史と精神に徹してその湧くようにわずかずつ湧き上がって生まれてくる、鍋際の上澄み極点だしを作り出し、そして操っている、日吉 大勝軒のご主人なのだと、昔のラーメンを思い出しながら、とても勉強になりました。

　久々に、最高の中華麺をいただきました。真剣に仕込んでいる極みつきの出汁のこの一杯に、感銘を受けました！！ご主人も、女将様もまだまだお若いですが、健康に留意して、この最高峰の中華麺を、これからも食べさせてください、お願いいたします。

　永福町系 大勝軒ならではの、製麺所 草村商店の電話番号が記載された麺箱（ピカピカ清潔な寸胴キッチンポットに反射して、大勝軒の文字も観えます）、それと、通称 洗面器と言われているドテカイどんぶりと、大ぶりのレンゲを見れて嬉しかったです。私にとって、こちらは永福町系 大勝軒のリアル博物館でした。

　麺3玉の450gと、スープの最後の一滴まで、とても美味しかったです、ごちそうさまでした♪


※店内カウンター6席、外カウンター2〜3席のお店。ただひたすら、静かにラーメンを食べるお店です。
※店内カウンター間隔は、広からず狭からず、隣の方とギリギリぶつからない間隔です。
※カウンター内には、とても素敵なご主人と女将様。女性お一人のお客様もいらっしゃりました。
※私は平日12:15頃訪問時、外待ちは私が4人目、コンパクトなお店です、食べたら帰るしかないので、10分も待たずに着席しました。
※外待ち時点でご主人が窓越しに声掛けしてくれて、外に設置してある券売機で並ぶ前に購入している食券を渡し、着席してからの提供時間も5分も経っていませんでした。
※店内に座って後ろの壁に、しっかりしたフックにハンガーがありますので、５ｋｇ程度のバックは掛けられます（ご主人に伺ってOKでした）、厚手のコートも掛けられます。ただ、出っ張り過ぎのリュックや重すぎるものは、控えた方がよいかと思います。