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洗面器サイズをついつい飲み干してしまうほど旨し!本家に劣らぬ永福町系!
<2017.03> 中華麺
狭い店内だからすぐに行列になるのは分かるのだが、この大学近くのこの路地裏に並ぶのは、全員スーツ姿のオッサン達ばかりです。あとから若いサラリーマンも加わる。狭くて暗い路地裏に、スーツオヤジばかり並んで蠢くその全体図は、何か冷蔵庫裏に逃げ込んだゴキちゃん集団が、潜んでいるような連想を掻き立てます(きゃー!)。それはさておき、こちらのご店主もなかなか接客が丁寧で、仕事ぶりもカッコいい。その上、配膳から食器洗いまですべてワンオペです。軽く手洗いしてから、食洗機で仕上げ洗いなのか・・・堅実そのもの。
汁:「度が過ぎない軽やかなカエシ、どこかにジリっとくる煮干しの香ばしさがなぜかスパイシー」
配膳は、期待通りの麺顔で見ていて気持ち良い。デフォルトで2玉という大盤振る舞いと、それを受け止めるスープも一般の二倍はあろうかというサイズ感。「洗面器」と我々は呼んでおります。なみなみと張られたスープが、優しい琥珀色で、煮干しの風合いを感じる春霞のような心象を受けます。表面に浮かぶ香味油も細やかで、ここにも煮干しの風合いを足しているのかは不明。実際に味わうと、これがまた「一周回って旨い!」と思える定番の旨みなのです。
まず、あまりニボニボしていないところもよいね。煮干しの軽やかさが爽やかで、それでいて甘みを発揮するだけではない。煮干しのエキスにどこかスパイシーな風味が結合したような感覚で、軽くジリジリとした刺激を舌に与えるのが気持ちいー。そこに少しだけキッパリ感を与える醤油ダレの効果が加わる。忘れてはいけない豚骨の煮出しもスッキリしていて、コクも与えてくれます。
また円やかさには野菜仕込みもありましょうが、ほのかに柚子がかおるのが良いですね!香りとして皮がひとかけらあるだけなのに、味わいにも滲む錯覚が面白いです。さらに・・・・何と言ってもスープのアツアツ感が溜まらん!これくらいのアツアツさでないと、このスープのシャープさは生まれないかも。
麺:「カタ麺好き派な私を魅了する・・・・柔らか麺の質実さ」
麺半分で・・・と伝えると50円バックされるの知ってたんだけど、やはり腹パンになって死にたい解放感だったのでそのままの状態で頂きます。細麺ですぐ茹ってしまいそうなんだけど、結構時間をかけて茹で上げられるのね。しかし、キッチンタイマーなんて野暮なものは使わず、ご店主は麺釜での麺の踊り具合を見てだけで、タイミングを見計らっているようです。平ざるでの湯切り動作もかっこよい。
細麺でも、とても熱ダレに強い印象。多加水でかすかに捩れがあるだけで、とても口当たりがよく、前歯の切れ味も文字通りスパスパとしたリズミカルな感じ。また奥歯では安易にクチりと潰れこみますが、決してのびたものではなく、スープの味もまとわりついた/吸い込んだ味わいが旨い。
熱いけど、ずぼぼぼぼぼーって気持ちよく啜り上げたい。スープの持ち上げも程よく、大量の麺は、最初食っも食っても減らないけれど、食い終わると丁度腹八分目。個々から先はスープを飲み干すことに集中。
具:「流行に背を向けた質実なレトロ感」
器が洗面器サイズだから、肉が品祖に見えてしまうが、そこそこのサイズ感あり。ロース部位で昔ながらの古風なタイプ。スープに良く合い、煮干しの香りを感じながら、スカッと抜けたところにスープが浸透した肉を頬張ります。二口で終わってしまったけど、寂しくはなかったです。あと、メンマは少し小ぶりなので、デカいスープの海の中で後半は泳ぎまくり。捕まえて味わうのに難儀した(笑)。
総じまして、「洗面器サイズをついつい飲み干してしまうほど旨し!本家に劣らぬ永福町系!」と言うそのまま何の捻りもない感想でごめんちゃい。いやー・・・前回は、つけ野菜だったんだけど、あれも旨かったが基本形の中華麺も捨てがたいっすねー。これは確かに旨かった。レトロな旨さが、現代になって一周回った感覚で新鮮に思えるからか。はたまた、やはり元からの高品質に圧倒されているだけなのか・・・・。これはまた食いに来ます。次回は、生卵を添えて。という期待を込めつつ、路地裏を思い出しながら詠います!。
昼飯の
路地裏入る
暗がりに
こぞり寄り添う
スーツのオヤジ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
野菜せいろ:程よい優しさある甘辛さ!野菜に相性バッチリ!!
<2015.02> 野菜せいろ
【つけダレ:程よい優しさある甘辛さ!野菜に相性バッチリ!!】
<濃ゆいけど甘辛優しい醤油つけダレ>
配膳の瞬間がとてもシンプル! お決まりの銀のトレーに、濃いブラウンのつけだれ、薄黄色い麺に、黄緑のキャベツ。なにやら独特な世界観を感じますね〜。やはり個性って大事です。さてそのつけだれですが、永福町系らしいやや透明度ある醤油由来のブラウンに、煮干しに代表される魚介が滲んだような泡立ちがいかにもうまそうです。まず直にすすってみると・・・つけだれ仕立ての「濃ゆさ」がありますが、無理せずダイレクトで飲み干せそうな落ち着き感あり。さらに塩気を感じさせそうで実は甘みが広がるといった感覚。その甘辛い味わいが特に「やさしい」と感じさせる質実さです。淡白な麺にはこのくらいの味わいが丁度良い。なので、このままでテーブルセットの薬味使わずにデフォルトで通すこととしました。酢を投じても面白いかと思いましたがね・・・・結局、このままが好き!
<軽い煮干しと動物感覚!食う程に野菜がしみる>
もっと煮干し感を感じるものかと思っても見たのですが、意外に淡白です。その分動物系の味わいが滲んだような味わい。豚や鶏の煮出しぶりが染み通っていて、それと醤油だれとのコンビネーションがたまらん。しかし、それほど魚介感の先行はなく、どちらというと、動物系が先行。ラードの風合いというより、煮出しによる鶏とか豚のエキスを感じるような、もっとすっきりとした味わいです。
しかもこの一杯のつけだれが良いところは、野菜を沈めるたびに、食むたびに、野菜のナチュラルなエキス感が、食べ進めていくうちにゆっくりと染み渡っているとすら覚える次第。この感覚があるなら、スープ割などわざわざなくても良いと思えてくる。
【麺:微かに締まり、ほのかに温かく、野菜で巻いて食う】
<軽く締まった多加水ストレート細麺がプニプニとして旨し!>
これまでなんとなく永福町系を後回しにしてきたのは、やはり「麺カタサ」と「麺量」の2点。自分の好みとしては、カタメが好きなため、デフォルトの茹で加減だと正直頼りなく思えてします。だったら「カタメ」で調整をお願いすれば良いだけの話だが、中にはそれを受け付けない店があるから、ついつい後に回してしまう・・・・。
しかし、冷水に通され、余計な滑りも洗われたためか、いつもの汁系で思う頼りなき歯ごたえがない・かといってカタイわけでもない。ちょっとだけ引き締まりを覚えるだけでも、前歯のすぱすぱ感やら、奥歯のネチネチ感がすとく軽減される。冷たさと残った熱のバランスが今回とてもよく、麺も確かに美味かったのは事実。
<ざる蕎麦感覚でずずず〜〜っと高速に啜りあげる>
粘度が薄いつけだれには、わりとどのタイプの麺では、相性がいいはず。すこしシャバめのつけだれにもよく馴染むし、むしろ麺とつけだれの抵抗力がない。このため、どちらサイドでも軽やかにすすれるのではという感想。
ここでは、ざるそばのごとく、ずずずーーーーっと一気に喉越しで味わうというのも合うと思います。単にスープ持ち上げが高い低いというのとは、少し別の土俵で味わいたい。スープへのまとわりつき方は、細麺だけあってなかなか吸収力があって、麺のかすかなグルテン感覚と非常にマッチしますね〜。
【具:飾り気がないところがむしろ良いと思えるキャベツ】
<茹でキャベツのそのまま感覚がいいね!>
そりゃもう「野菜せいろ」ですから、こういうシンプルな茹で上げと軽い塩胡椒があるだけでも嬉しい次第。もやしが敷き詰められた上に、キャベツが上にのって見える。そのボリュームから、本当に全部食えるか?と思いますが、見た目以上にサクッと一気に食えますので、そう気にすることないでしょう。ワイルドな盛り付けと発想に感謝!
<刻みチャーシューを麺に引っ掛けながら食う>
いつもの3兄弟(メンマ・チャーシュー・味玉)は、味玉だけを残して、初訪問なのにどこか二回目的な安堵感を与えてくれます。なので、また「なると」は、あるとそれだけでいつも以上にうれしいかも!
総じまして、「シンプルな見栄え、色合い、味わい」が抜きん出てレベルの高さを感じる一杯かも! 繰り返しになりますが、永福町系のつけ麺型は初体験という私の心中ではお祭り状態があったにせよ、想像を超える庶民的な味わい深さ。朝から夜まで働きづめだと、体力が奪われ、庶民的なうまさが恋しくなります。今回は本当につかれた日だったけど、1日の最後にこういいうレベル高いのと出会えてよかった×2。なので詠います!
ついてない
朝からトラブル
困憊し
夜は路地裏
音立て啜り
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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店名 |
日吉 大勝軒
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東急日吉駅より徒歩1分 日吉駅から73m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
9席 (店内カウンター6席、店外カウンター3席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 お店の外は喫煙可能 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2010年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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<2018.04> 中華麺+生玉子
駅チカにありながら目立たぬ路地裏にあるので、空いているだろうと思ったけど大間違い。慶応の学生さんたちがうようよです。見るからに大食いそうでもないが、若い力というかガツガツ食っている。しかし、今回のオレは負けるきがしねぇ・・・。大盛だと死んでしまうので、並盛でしたが300g以上という麺量となみなみたっぷりなスープと対峙させていただきました。
<王道の永福町系熱々煮干醤油!柚子のアクセントが合うね〜>
ちょうど学生さんに挟まれたスーツ姿のオレ。会社さぼったサラリーマンにしか見えないかもだが、数十分前は、これでも空腹抱えてビジネス議論を戦わせていたのだと、心の中では言いたかった・・・。ま、単なる汗くさいオヤジが紛れ込んだという見られ方なんだろう。そんな気分でぼーっとしていたところで、配膳が完了です。それはこんな感じ。
ううう・・・・永福町大勝軒のフルスペック!。シルバートレーに、洗面器サイズ丼。でかでかレンゲに、今回は生玉子付き!。そして大きいお冷のグラス。トレーにギュウギュウ詰めに乗っています。正式には、永福町系のお冷のコップは、もうちょっと下部が膨らんだような形なのだが、細かいことは抜きにしよう。ナルトが異様に小さくみえるところで、全体の大きさを感じとってもらえたら幸いです。
しかし、久しぶりに食うと旨いねー。豚骨の煮出しと表面のラードのキレが鋭い中、それが熱の蓋をしているようで、熱々さがずっとキープされてる。早速口のなかをやけどしてしまいました。醤油の塩気も感じますが、それよりも煮干しの香ばしさ(軽い苦みと言うより香ばしさ)、そして魚介の甘味がじんわりと滲み出ております。少しレンゲで生玉子に分けて持っていきましたが、玉子が絡んでも割と味が薄まらないところが秀逸ですね。
そして、少しだけ柚子の香りがいい感じ。柚子嫌いな人はきっと金属てきな柑橘香が気になると思うのだけど、そんな尖りはなくて、円やかな薬味酸味として広がります。隣の学生さんは、この上にコショウを振ってたけど、それも妙に分かる。ホワイトペッパー系のチリチリ感が少し浮かぶと、更に食が進む風味となります。
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お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!