｢ラーメン｣｢タンメン｣王座決定戦！ : 日高屋 センター南駅前店

日高屋を会場にした〝ダブルヘッダー〟〝ダブル王座決定戦〟です。

◎｢ラーメン｣の部、
(藤山屋380円税込・日高屋390円税込)
　先攻・藤山屋(港南区上永谷)VS日高屋
※先攻藤山屋の食事及び口コミ投稿は済み。

(勝負の見所・戦前予想)
先攻藤山屋は、ライト豚骨醤油スープのひとひねり効いた美味しいラーメンを提供してきた。具材は、メンマ・ワカメ・焼豚1枚。

日高屋が300円台のコストに甘えた薄っぺらい焼豚を供するなら、藤山屋と差がつく。

中華そばをうたう日高屋はスープのコンセプトが古く、1発勝負のコンテストに不向きだ。
日高屋のスープの出来が勝負の別れ目になるだろう。

(後攻日高屋・食事開始！)
17時54分、｢中華そば390円税込｣提供。
具材：焼豚1枚、メンマ、薬味ネギ、焼海苔

焼豚は、注文前に心配された薄っぺらさは無い。ほの甘く美味しい焼豚です。
焼き海苔は、小さく四角い。

スープは美味しいが、味に深みが無いように思う。おダシにもうひと踏ん張りパワーが欲しいところ。

美味しいラーメンスープだが、この美味しさは既にスーパーで売ってるラーメンで、ご家庭で造れる味に思える。

18時07分完食。
勝負の判定は、先攻・藤山屋の勝ち！
おめでとう、藤山屋さん♪
残念でした、日高屋さん。

◎｢タンメン｣の部
先攻・藤山屋(港南区上永谷)VS日高屋
(藤山屋・税込550円、日高屋・税込570円)
※先攻藤山屋の食事及び口コミ投稿済み。

(勝負の見所・戦前予想)
両者共にメニュー名に〝野菜たっぷり〟という言葉を添えて、自ずからのタンメンの野菜量に自信を持つ。

藤山屋で懸念されるのは、タンメンスープに今ひとつ個性が打ち出せず、やや凡庸であったこと。
日高屋としては、そこを突いてリードを確保したい。
勝負がもつれれば20円のウエイト差(金額差)も勝負の別れ目の判断材料になるでしょう。

(後攻日高屋、食事開始！)
18時16分、
野菜たっぷりタンメン(税込570円)提供。
具材：モヤシ、人参、白菜、ニラ、豚肉少々

野菜具材の質量は、両者互角とみた。
しかし、豚肉量は藤山屋の圧勝。
意外なところで差がついた。

スープは、ほの甘く、重厚感がある。
スープは、日高屋の完勝とみました。
麺も美味しくボリューム充分です。

18時31分完食
｢タンメン｣の部、王座決定戦！
判定は、ドロー！

日高屋の重厚感有るスープの美味しさと藤山屋の豊富な豚肉量及び金額20円のウエイト差をイーブンであると判断しました。

両者、ダブルヘッダー、
お疲れ様、そして、ありがとう！

先攻｢ラーメン藤山屋(港南区上永谷・個人店代表)｣の食事完了済み。
｢チェ店｣VS｢個人店｣〝中華丼1本勝負！〟を開始しました。
(｢ラーメン藤山屋・中華丼｣の口コミ投稿済みです。)

本日、後攻｢日高屋(｢チェ店代表｣)｣の食事完了をもって〝中華丼1本勝負！〟の判断をします。

その｢日高屋｣だが、｢日高屋｣の中でも中華丼を扱ってる店と、扱ってない店があるという。

｢そんなこと言ったって、中華丼扱ってる店なんて、どうせ沢山あるんでしょう？｣と、拙僧も最初は、そう思ってた。

しかし、無いのだ！
調べてみると、とっても少ないのがわかる。
調べても調べても調べても、中華丼を扱ってる｢日高屋｣が、全然見つからない。

遺伝学の理論上、生まれる筈がない｢雄の三毛猫｣が、実際は約2万～3万匹に1匹の確率で希少に生まれるという。

｢雄の三毛猫を見つけてやろう！｣くらいの強い気力で夜中に｢中華丼を扱う日高屋｣を探した結果が、横浜市内で｢センター南駅前｣｢中山駅北口｣｢東戸塚駅前｣のたった3候補のみでした。〝雄の三毛猫〟並の希少店舗です。

この3店舗の中で｢センター南駅前店｣に最初に電話が繋がり、確認がとれたので、行ってみました。
他の2店舗は電話確認出来なかったので、中華丼取扱い有無について、ハッキリした事は書けません。

横浜市営地下鉄センター南駅下車。
改札を抜けた後6番出口を目指すと、お店目の前に行けます。

10時34分お店到着。
｢日高屋センター南駅前店｣は、39席からなる小さなお店だ。10時30分開店で、開店後間もないのに約6割方席が埋まってました。

10時40分、注文。
写真撮りましたが、注文はタブレットを用いる。
うちのご主人は、人間嫌いなのでタブレットを用いた注文は、好きだ。

(注文)　｢中華丼｣640円税込

散々苦労した甲斐あって、無事念願の｢日高屋の中華丼｣を注文出来た。
あとはウッカリ丼を引っくり返したりしないよう、注意して食べるのみだ。

ちなみに、先攻｢藤山屋｣の｢中華丼｣は、450円税込である。
ウエイト差(金額差)が190円もある。

日高屋は、｢炒飯勝負！｣で｢華月(西区岡野)｣に惨敗したので、今日は勝ちたい所だが、先攻の｢藤山屋｣は、軽量級ながら、〝味・材料・ボリューム、全てにバランスの優れた〟中華丼を造ってきた。
日高屋にとって、今日も厳しい戦いになりそうだ。

10時50分提供。
使用材料：ブロッコリー、ニンジン、白菜、キャベツ、ウズラ卵、小海老、豚ｺﾏ肉、カマボコ。
多彩な具材である。
8種類の具材を用いて〝八宝菜〟になっている。ブロッコリー・ニンジンが用いられ、彩りも美しい。

ボリュームも充分である。
ちなみに、うちのご主人が第1印象で｢少なあぁ～いっ！！｣と感じた、日高屋の炒飯は大盛で、今回の中華丼は、皮肉な事に普通盛りだ。

味は、｢藤山屋｣と同じ醤油味ベースだが、｢藤山屋｣と｢日高屋｣では、同じ醤油味ベースでも決定的な違いがある。
それは、〝ほの甘い味〟〝日本の味〟です。

今まで藤山屋の｢スタミナ丼｣｢中華丼｣で指摘してきた〝わずかな課題・甘味に乏しい塩っぱい味〟を、今回日高屋は突いた形になる。
今回は、｢美味しい味｣の藤山屋と｢とても美味しい味｣の日高屋の違いになって表れた。

藤山屋の大盛は＋200円で、｢大盛中華丼｣を食べる事により、日高屋とのウエイト差を解消することも考えました。

しかし、それは止めました。
今回の両者の、〝具材の種類・多彩さの違い〟〝甘みについての味の違い〟は、量を大盛にしても影響しません。
それとは異質な違いです。

11時10分退店。
｢日高屋・チェ店｣VS｢藤山屋・個人店｣による、
町中華1本勝負！｢中華丼｣の部、
勝者は、｢日高屋(チェ店)｣！！

おめでとう、日高屋！
｢ラーメン｣の部でリベンジしよう、藤山屋！

店内は11時少し過ぎで、ほぼ満員です。
どうもご馳走様でした。