やっぱり旨い。レバーと野菜の炒めは唸る旨さ。 : 廣東厨房 鴻

平日休みの金曜日。石川町リセンヌ小路の『鴻』へランチにやってきた。やっぱりここは間違いない！サービスランチからB「レバーと野菜の炒め(醬油味)」は唸る旨さだった。

旨いランチは、出てきた瞬間の佇まいで分かる。丁寧に下処理された新鮮なレバー、タレの醬油味がもうなんとも絶妙！目を見開くほどだ。そして脇を固めるバイプレーヤーズのレベルが高い。ホッと優しい白菜スープ、プルプルクリーミーな杏仁豆腐。これで880円は大満足。

満足したあとは、元町に新しくオープンした銀座・伊東屋 元町店をゆっくり楽しみましたとさ。

中華街であれこれお店を悩むのも楽しいけれど、確実に旨い中華を食べるなら、『鴻』へ行くべし！

ご馳走さまでした。

tatsu

月曜の夜、ちょうど帰るタイミングが合ったので、石川町駅で妻と待ち合わせ。リセンヌ小路の広東料理『鴻』でささっと夕飯を食べようとなった。

麺・ご飯ものの中から一品ずつ頼む。妻が「昔ながらの鴻楽焼きそば(あんかけ焼きそば)」、私が「海老入りワンタン麺」。それだけじゃちょっとさびしいので「水餃子」を4個。今日はシンプルに抑えめにいったつもり（笑）。

最初に運ばれてきた「昔ながらの鴻楽焼きそば(あんかけ焼きそば)」を見て驚いた。思わず、「あれ、予想と全然違うなあ！」と呟いた。私は、よくある醬油味の五目あんかけをイメージしていたのだが、塩味のもやしあんかけだったのだ。なんだかもうそれだけでワクワク。妻から小皿に少し分けてもらい、もやしあんかけとを食べる。美味い！もやしシャキシャキ、味付けもいい塩梅だ。そして麺がまたイイ。細麺なのだ。少し揚げた細麺の食感がもう堪らない。これは美味いぞ。

そして、私の頼んだ「海老入りワンタン麺」が到着。これは多分食べるのは2回目なのだが、やっぱりそのビジュアルに期待感が高まる。ネギがスープの上全面を覆っていて、そしてワンタンの皮が薄くて、もうこれはツルツルっといけちゃうタイプだな！ スープを啜り、麺を啜る、あぁ美味い。アツアツスープで体も温まる。

そして「水餃子」。これも見た目麗し。タレがまたいいのだ。赤紫のタレ。赤酢を使ってるのだそうだ。ワンタンとは違って厚めの皮がちょうど良い硬さに茹で上がって、中の餡をぷりっとかじると、肉汁が飛び出る。そして赤酢の香りが鼻を抜ける！

てな感じで、もう大満足なのだ。何気なく頼んだ一品が、どれもこれも美味い、ひと味違う。今まで食べたものとは一線を画すのだ。それが「鴻」なんだろうな。もう、ここはずっと通いたい広東料理屋さんだ。

ご馳走さまでした。

小雨降る10月の土曜日の夜、石川町駅近くのリセンヌ小路にある廣東厨房『鴻』へやってきた。ここの海老出汁の白麻婆豆腐が食べたくなったのだ。私は3度目の訪問。妻は平日ランチでも何度か訪れているので5回めか。

このお店、入り口を入ると向かいには小さなバーカウンターがあって、上からワイングラスがぶら下がっている。全体的にはバルとかカフェのような雰囲気で、およそ中華料理店には見えない。でも、左側の壁は一面真っ赤なのだ。その上には漢字が並んでいて、真ん中には大きく「鴻」と書いてある。カッコいい。そして奥の壁には広東省の地図が貼ってあって、広東料理の店なのかな、と思わせる。

その赤い壁際の席に座り、メニューを眺める。
今日は、次の5品を注文、妻とシェアした。
前菜は「ハチノスのピリ辛和え」、「豚レバーの豆板醤炒め」。
メインは、お目当ての、海老出汁の効いた「白麻婆豆腐」。
そして「昔ながらの鴻楽炒飯」、「香港焼きそば」。

ハチノスと白麻婆豆腐は2度目の注文だ。その他は初めての注文、どれも食べてみたかったもの。

いやあ、今日もどれも美味しかった！ここはほんと、ハズレが無いと思う。どのメニューも素朴なんだけど繊細で上品、何より絶妙の丁度良い、バランスの良い味付けなのだ。

一般的な店で良くあるのは、「あっさりしすぎて物足りない」か、「味が濃すぎて飽きちゃう」のどちらかだと思う。でも、この『鴻』は、まさに「丁度良い」のである。

バランス取れた味付けというと、なんだか面白みに欠けるんじゃないか？とか、普通なんじゃないの？などと思うかもしれない。でも、この『鴻』は更に一味違うのである。「普通に美味しい」ではなく、「普通より美味しい」のである。特に、それが分かるのは、シンプルな炒飯や焼きそばだと思う。

是非、一度味わっていただきたいお店の一つだ。
ご馳走様でした。