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食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店
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横浜フレンチを代表する名店です。実に優雅に食事を楽しめます!
師走の某日、横浜の元町通りもXmasも過ぎてさすがに落ち着きを取り戻しています。私の知っている子供の頃の元町は本当に静かな、大人の街でした。商売の対象が山手の高級洋館住宅街の住人相手ですから自然とハイカラでハイセンスな品物を扱います。
しかしその後、客層がガラリと変わるにつれまるで原宿のようなショップばかりに激変してしまい、現在では元町の老舗も苦戦を強いられているようです。元町商店街は長い間とりわけファッションを中心として栄えて来た感じがします。しかし人々のライフスタイルやビジネス環境の変化などにより今や元町ブランドを発揮・維持するのもそう簡単ではなくなりました。
一方この店を中心に隣の修廣樹など飲食に関しては近年益々発展してきた感もあります。この店の姿勢、評判そして他店の勃興により元町の飲食業全体が更に盛り上がり、いずれは元町という名前が「上質な食のブランド」としても一層認知されて行くでしょう。そしてその中心的存在として主導して行くのがこの名店だと思います。
横浜フレンチのリーダーとして長く名声を保っているのです。
この日は大桟橋に用事がありましたのでその前にランチということで訪問しました。カウンターも空いておりましたが例え1人でもゆっくりと食事を味わいたいと少し待ってからテーブル席に座りました。ウエイティングの椅子が多めにありますので助かります。
元町通りコース(5000円)
○「小海老のタルタル 日本の牛蒡のブラマンジュと西洋ゴボウのピューレ」
写真のように小綺麗に器の中に収まっています。涼しげな、舌触りも爽やかな、それでいて旬の牛蒡が冷製にも拘わらず冷え切った体に力を与えてくれるような滋味を感じます。
○「帆立貝のサッと網焼きと三浦大根のコンフィ ゆずの香り 富士山冷湧き水で育ったマスの自家製フュメ 2種花野菜とのコントラスト」
前菜としては大き目の皿、その文明開化の絵皿の上にマスと野菜、ブロッコリーとカリフラワー、下にホタテが整然と配置されています。ホタテと大根の食感の違い、マスの燻製風味、水菜の爽やかさなど日本人の感性を刺激する味わいを混ぜて楽しめる料理です。
○「ハタのソテー 横浜産カブの優しいリゾットとその葉のソース」
見た目は泡だっていて一見正体不明なミステリアスな印象を受けますが実は貝のエキスを泡立てたものだそうです。高級魚ハタの爽やかながらもしっかりと脂が乗り、微妙な甘さを持つ味わいに加えて、カブのリゾットが気品のある爽やかさで渋いながら何かがキラリと光る一品です。
○「薩摩若シャモ 肉のポワレ 赤ワインとアングレーズソース ポテトのリヨネーズ風添え」
かすかなローズマリーの風味に包まれて、軍鶏の皮のパリパリ感とふくよかな身がこれぞ軍鶏料理の醍醐味という食べ応えある味わいです。赤ワインを使用したクリーミーなソースがこってりと、ポテトと呼応して力強さをも醸し出しています。
○「リンゴのタルトレットとカルバドス酒のアイスクリーム フレッシュリンゴのコンポート
フレッシュみかんの香り」
いずれもリンゴをメインにしたデザートですが甘く可憐な優しいデザートです。
○コーヒー
どの一品も良く考えて丁寧に調理されています。 毎皿ごとに飽きない発見がありますが、しかし捻り過ぎてもいず調和のある、ヘルシー感もある、さらに日本人による繊細な味わいや表現もある堂々たるフレンチでしょう。
1階での食事だったのですが中ほどにカウンターがあるのが気になりました。中で若い料理人が何かしています。聞くと、若い方は冷製オードブルを厨房の温度を配慮してこちらで調理しているそうです。
接客のスタッフも連携が良くてまた店内の状況を把握しているしで、とにかく店全体で名店の誇りを産み出しているように思えました。
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一級うん築士
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店名 |
横濱元町 霧笛楼
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受賞・選出歴 |
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ、カレー、創作料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5457-0425 |
予約可否 |
予約可 2階個室はお電話での予約制となります。1階メインダイニングは、「食べログ」から直接予約が可能となりました。空席状況によりご来店当日でもお席をご用意できます。カウンター席もございますので、お一人でもお気軽にどうぞ。 |
住所 | |
交通手段 |
JR石川町駅南口から徒歩8分 元町・中華街駅から265m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥10,000~¥14,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、iD、QUICPay) QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T1020001027163 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
1階10% 2階15% |
席数 |
100席 (カウンター4席、1階テーブル席24席、2階お座敷22席、3階パーティルーム50席) |
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個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) ※感染拡大防止のため、グループでのご利用人数を制限させて頂く場合がございます。(2階御座敷ルームは最大10名まで) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり(元町商店街提携駐車場利用の際割引券発行あり) |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
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料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり 小学生以下のお子様がいらっしゃる場合は、2階個室のみご利用いただけます。(1階メインダイニングは中学生以上) |
ドレスコード | ドレスコードによる制限はございません。カジュアルな服装でもお気軽にご来店くださいませ。 ただし、公共の場所で他のお客様に不快感を与える服装でのご来店はご遠慮下さい。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1981年 |
電話番号 |
045-681-2926 |
備考 |
■持ち込みワイン(¥5,500(税込・サービス料別)/1ボトル) |
関連店舗情報 | 霧笛楼の店舗一覧を見る |
初投稿者 |
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明治維新の開国と外国人居留地。治外法権の地域で日本の中の外国。外国人による、外国人のための街となる。それが開港地である横浜や神戸、長崎。しかし食習慣の違いで。外交官や富裕な商人は。ハウスコックを伴って来日したという。
その後、横浜が日本最大の貿易市場として栄える。そして横浜に在居していた。ヘンリー・ヒュースケンの家で。料理技術も身に付けた。小林平八が、日本における洋食コックの。先駆けと言われる。さらに長崎の草野丈吉が。
横浜居留地はその後。グランドホテル、横浜ホテルニューグランドと。日本の西洋料理史において。外すことの出来ない歴史が。また元祖牛鍋屋、ビフテキ店など。西洋の新しい食文化の多くが。横浜から発信された。ナポリタンやハヤシライス、オムライス。
そうした横浜にあって。現在の横浜フレンチを代表する店。横浜の元町商店街の一本奥の通りに。喧噪の大通りより少し静かな通りに。長年、上質な横浜フレンチの。そのブランドを率いてきた。中心的存在が当店。この店の姿勢、評判はまさに優等生。
ランチに、ディナーにと。常に優雅に食事を楽しめる。どの一品も良く考えて丁寧に調理されて。フレンチの基本を守りながら。日本人による繊細な感性を加え。さらに創造性とヘルシー感。まさに現代フレンチの王道をいく。
横浜の住民にとって。ハレの日の食事と言えば。当店意外には思い浮かばない。
元町通りコース
○「小海老のタルタル 日本の牛蒡のブラマンジュと西洋ゴボウのピューレ」
○「帆立貝のサッと網焼きと三浦大根のコンフィ
○「ハタのソテー 横浜産カブの優しいリゾットとその葉のソース」
○「薩摩若シャモ 肉のポワレ 赤ワインとアングレーズソース ポテトのリヨネーズ風添え」
○「リンゴのタルトレットとカルバドス酒のアイスクリーム フレッシュリンゴのコンポート
フレッシュみかんの香り」
○コーヒー