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トムチカさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
栄屋酒場(さかえや)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、海鮮、天ぷら |
住所 | |
交通手段 |
京浜急行 日ノ出町駅 徒歩2分 日ノ出町駅から157m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
22席 (6テーブル22席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カップルシートあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
1948年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この日は「二の酉」の夜であった。
横浜「真金町」の大鷲神社まで伸びる参道の両脇は
びっしりと露天商が並んでいる。
あいにくの小雨模様であるが、多くの人で賑わっている。
この辺りが昭和35年ぐらいまで東日本有数の遊郭街
であった事はあまり知られていない。
「永楽遊郭」「真金遊郭」である。
碁盤の目のような道路がわずかに物語っている。
私は友人と2人で缶ビール片手に焼き鳥、焼とんなど
つまみブラブラしていた。
その後、この喧騒から離れゆっくりと飲もうという事になり
「栄屋酒場」を訪問。テーブル席が1卓空いていた。
ラッキーである。
着席するや、女将さんに「二の酉はどうだった?」と訊かれた。
何でも今まで一度も行った事がないとの事だ。
まあ、これ以上の繁盛したら大変であろうが...
早速、「ぬる燗」で乾杯。
つまみは「穴子てんぷら」「野菜てんぷら」「きぬかつぎ」
「茹でピーナッツ」「塩らっきょ」である。
特筆すべきは「穴子天ぷら」である。
「横浜小柴港」で獲れた穴子を知り合いのルートで
仕入れているとの事である。
これを店にて活シメにし供される。
サクッと白鮫油で揚げられた美しい「穴子」の白身を
「極旨の天つゆ」で食す。熱々である。
天ぷらは揚げたてを「親の仇(かたき)にように食すべし!」と
池波正太郎氏が書いていた通り食す。
穴子は肉厚であり、わずかに弾力もある。
穴子本来の旨み、甘みが口いっぱいに広がる。
素晴らしい味に感涙である。
これを「ぬる燗」で流す。
言葉にならない旨さなり。
「野菜てんぷら」もカラリと良く揚がっている。旨い。
「きぬかつぎ」も酒の肴には最適である。
皮からヌルリ押し出して食すのも楽しく
何個でもいけそうだ。
「茹でピーナッツ」は千葉県産ではなく、
横浜の「瀬谷」で採れたものとの事。
地産地消である。
地のものを食すのが体に良いのであろう。
呑べえの私としては嬉しいかぎりである。
最後に注文した「塩らっきょ」は良い塩梅であり
酒の友として不動の地位である。
二人で「ぬる燗4合」飲んで旨い肴を食べて
4000円でお釣がきた。
本当にありがとう!!
「栄屋酒場」!!