隠れ家Ｂａｒのお持ち帰りシリーズ : Laugh Park

『ラフでピザとアヒージョ作ってもらってきたよ～』と夜中に夫がごきげんちゃんで帰って来た。
お土産ぶら下げて、絵に描いた酔っ払いか！？
殆ど下戸だった夫をここまで立派な？酒呑みに育て上げたのはこの私なので、ある意味師匠に忠実な弟子と言えようがしかしそこまで真似しなくても良いんだけどな、、、
買ってきたところで食べられないのもお約束で翌日温めてゆっくりいただきました。
牡蠣のアヒージョと聞いていたのだけれど開けてみたら牡蠣の他に人参や蓮根、ジャガイモ、椎茸など筑前煮風の具材がゴロゴロ入ってる！
乳化したオリーブオイルに牡蠣や椎茸のダシが出て根菜類の中まで味が染み染み。
意外な組み合わせが意外なほどまとまって旨味を醸しています。
この発想は凄いなあ、、、
pizzaは粗挽きのサルシッチャにイカ、ナス。芽キャベツやミニトマトなど具沢山。
パリパリの生地にチーズたっぷりでワインのお供に良い感じでした。
路地裏の小さなＢａｒで見た感じドリンクと乾きものくらいしかなさそうな雰囲気なのに本格的な料理が目白押しで毎回驚かされます。
いつも飲みに行くとメニューを眺めているうちにいろいろ食べたくなって、今は食べられないけど後で締め用にとか作ってもらうことも多いです。
てことで他の日のお持ち帰りもご紹介。
・オープンサンド
　ロマネスコ等の野菜と魚や小エビのグリルが載った豪華版だった！おしゃれ盛りで真似したくなる一品。
・とろ玉肉巻きおにぎり
　ランチに味噌汁付きで出しているメニューがどうしても気になり。半熟のゆで卵が丸ごと入って甘辛のタレ肉とご飯、とろとろ卵のハーモニーがもう旨旨でした！
特に持ち帰りを標榜しているわけではないのにいつもラップとかホイルを駆使してなんとか持たせてくれます。
まったく迷惑な客ですが、、、
すいませんこれからも利用させていただきます。

このお店へはどこかで飲んだ帰りに寄って１～２杯飲みなおし締めを作ってもらうパターンが多いです。
だいたい上機嫌で記憶が曖昧なこともしばしば、、、
はい、あんまり良いお客さんじゃないです。
アブソルートウォッカのいろいろなフレーバーが揃っていてこの日は新しく桜の花を漬けたものと菊の花も。
桜をいただきました。
キリッとしたウォッカにほんのり桜の香りが溶け込んで一足先に春の気分を感じます♪
締めはイカ墨炒飯。
イカ墨のダシに濃い目の味付けが飲んだ後をいい感じに満たしてくれます。
お歯黒になるけど後は帰るだけだしこれはクセになるかも。
他の日の写真も出てきたのでご紹介。
さつまいものグラタンはくり抜いた皮を器にして焼かれたスイートポテトのおかず版みたいな感じ。
クリーミーなソースに絡められたホクホクのさつまいもと香ばしい皮が一緒に食べられてもう～ウマウマなのでした。
デザート代わりにフルーツ系のカクテルをお願いすることが多いのだけどフレッシュな生のフルーツがたっぷり入って目が覚める美味しさでこれがまたALL500円という嬉しい価格。
フードメニューも行く度に増えてどんどん本格的になってる気がします。
今度こそ一軒目からがっつり行ってみよう。

【2016.8：ランチ編】
もう夜は何度か伺っているのですが今回初めてランチに行ってみました。
これがまたさすがLaugh Parkってかんじのサービス精神にあふれた内容で感動！
ランチメニューは週替わりがワンコイン～、チキンステーキ700円、オムライス700円、本日のパスタ800円など。
＋200円で食前酒、サラダ、ドリンクのセットが付きます。
この3点、orじゃなくて＆という嬉しい驚き！
私はパスタ＋セットにしました。
食前酒はショットグラスに入ったサングリアでキリッと冷えて美味しい♪
結局これだけでは足りずに生ビールを追加してしまいましたが、、、
サラダは水菜メインでフレンチドレッシングがかかりフライドオニオンがアクセントになっています。
パスタにはデフォルトで卵スープが付いてました。
パスタの具材はアボカドとソーセージで細めのパスタにペースト状のアボカドが絡まりクリーミーで濃厚な味わい。
角切りのアボカドもたっぷり入ってもうアボカド好きには堪らないパスタでした。
ソーセージは個人的にはベーコンかハムの方が好みだけど対ボリューム効果はばっちりです。
途中でこのお店を教えてくれた知人が来店しワンコインランチを注文されました。
たっぷりの夏野菜炒めにご飯とスープが付いてこれでワンコインとは！
もう毎日のように利用しているそうで他にもそういった常連さんが既に何人かいらっしゃるとのこと。
私も可能な限りまた行きたい、いろいろ嬉しいランチでした。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


【2016.7：初訪問レビュー】
京急日ノ出町と黄金町の間、東小学校入り口交差点を大岡川の方へ曲がりガード下を入った線路沿いにいつの間にかBarができてました。
川沿いにあるよんふくカフェの真裏なのですがまず人の通らない目立たない立地です。
私も度々近くまで来るも全く気付かず、この界隈に超詳しい犬友に教えてもらって初めて知りました。
ランチ営業もしていて食事もできるCafe＆Barとのこと。
黄金町方面で呑んだ帰り、もうちょっと呑みたかったのと連れが締めにごはん的なものを食べたいというのでちょうど思い出し寄ってみました。
長屋の一室を改造した店舗でテーブル2卓とカウンター2席のこじんまりした造り。
壁にダーツがあったりオッシャレ―な感じなんですが作り込み過ぎず落ち着いた空間に仕上がっていました。
今風のカッコイイおにいさんと可愛いおねえさんのお二人で営られています。
ドリンクメニューはアブソルートウォッカを様々なフレーバーで割ったカクテルが20種程でALL500円。
他にビール400円、グラスワイン300円～、日本酒400円～、焼酎300円～、ソフトドリンク300円～など。
アブソトニックをオーダー。
ライムが浮かんですっきり濃い目のキリっとした一杯で、こんなちゃんとしたカクテルがチャージ無しの500円で頂けるとは嬉しい驚きです。
ご飯はオムライスをお願いしました。
これはメニューにはなかったのだけれど以前様子を見に来た時にランチで出ていたので訊いたら快く受けてくれた。
とろとろの卵にデミグラスソースがたっぷりかかって生クリームがトッピングされたオシャレカフェ系なビジュアル。
ケッチャップライスの甘味は抑えめでデミグラスのコクと酸味が勝った大人の味わいなオムライスでした。
洋食やさんでも通用するくらい、バーめしとしてレベル高いです。
フード類は基本チケット制になっていて10チケット1,000円で販売。
ソーセージや浅漬け、サラダなどが3チケット～、オムレツ4チケット、豚の角煮丼6チケットなど。
サービス期間中は1,000円で11チケット。
期間終了後も雨の日と月曜日は11チケット1,000円で購入できるとのこと。
元々かなり廉価に抑えている印象なのに更なるサービスがあるとは。
ドリンクもフードもなかなか本格的な割りに全体にサービス価格でチャージ等もかからずBarとしてはコスパ最強かも。
小さいお店にありがちな狎れあった感じもなく、ナチュラルなサービスで居心地も良いです。
難しい立地ですがそれを圧して人気店になりそうな予感！
ここのところ通っていたお店を立て続けに失ったところだったので救世主に出会えた心地なのでした。