久しぶりの野毛本店で吊るし焼きの濱吟焼豚。低温調理のチャーシューとは別物の美味しさです。 : 尾島商店 本店

桜木町駅から徒歩数分、吊るし焼きで和風の味付けの濱吟焼豚が名物の精肉店の野毛の本店です。ふだん焼豚は横浜の高島屋かそごうの売場で買っていますが、この日は近くまで行ったついでに久しぶりに本店に伺ってみました。

13時半頃の訪問でしたが、ショーケースにパックされている焼豚はあるものの、いつもは上から吊るされているブロックの焼豚が見当たりません。代わりに吊るされているのは食品サンプル。売り切れるのはまだ早い時間なのに。

店員さんに伺うと、バックヤードにはちゃんと在庫があるらしい。脂身が少なめか程々のどちらがいいか聞かれたので程々をお願いしました。

ややあって登場したのは800gくらいある大きな塊。100g 681円なので一本5000円はちょっと高いし、短い賞味期限内に食べ切れる自信もありません。半分にカットしてもらったものを買って帰りました。

まずはスライスして長ネギ添えて食べましたが、相変わらず旨い。吊るし焼きなので豚肉の旨味が凝縮されていて、でもそれなのにしっとりとして柔らかい。やや甘めの醤油ベースのタレもじっくり染みていい塩梅です。保存常態がいいからか、デパ地下で買うよりも美味しいかもしれません。

次はラーメンのトッピングで。スープに浸かった焼豚は熱でとろりとなってまた格別です。柔らかいだけの低温調理のチャーシューとは比べ物になりません。

ブロックの濱吟焼豚の賞味期限は公式には一日となっていますが、これまでの経験では3日は余裕で大丈夫。でも美味しいから約500gを翌日までには完食してしまいました。やはり濱吟焼豚はできれば本店で買いたいと思います。

先日野毛のもち吉に行った帰り、せっかくなので近くにあるこちらの精肉店に伺ってみました。黒毛和牛もさることながら、吊し焼で和風の味付けの濱吟焼豚が名物。

普段は横浜駅の高島屋かそごうの売場を利用していますが、その焼豚を久しぶりに本店で買って帰ることにしました。

店頭のショーケースには3個のブロックが吊り下げられていましたが、選んだのはやや小ぶりで脂多めの部位のもの。474gで2971円でした。

家に帰って紙袋から出してみるとびっくり。ショーケースの中の焼豚は汁気が切れて乾き気味に見えたのに、ポリ袋にはたっぷりのタレと一緒に焼豚が入っています。その点はデパ地下と違って本店ならでは。

そのせいか、スライスした焼豚はいつになくしっとりとした感じ。そのままでも十分旨いし、愛用の調理家電「せんべろメーカー」で軽く炙れば脂が程よく融けてさらに良し。切れ端の部分も炒飯にして美味しく頂きました。

やはり濱吟焼豚は本店で買うのがいいようです。

先日野毛のセンターグリルに行った帰り、せっかくなので近くにあるこちらの精肉店に伺ってみました。黒毛和牛もさることながら、焼豚やメンチカツバーガー、デリカ類も名物。昨年11月にはステーキやハンバーガーがイートイン可能なミートカフェも店舗隣にオープンさせています。

今回は濱吟焼豚のブロック約500g(100g600円弱)と鹿児島県平松牧場産の黒毛和牛のスジ肉1kg(100g150円くらい)を購入しました。濱吟焼豚は中華の叉焼同様吊し焼にしたものですが味付けは和風。脂多め、少なめ二種類の部位がありますが、多目の方をお願いしました。

買った焼豚は家でスライスしてから軽く一炙り。甘めの味付けがご飯に良く合うので丼にして旨い。でも今回は前から一度試してみたかったサンドイッチも作ってみました。

使ったのは地元蒲田の名店トーチドットベーカリーの山食パンです。辛子マヨネーズを塗った食パンにキュウリ、焼豚、長ネギの順に載せてから、仕上げに焼豚のタレを一たらし。

食べてみると、うーん旨い。ハムやベーコン、コンビーフのサンドイッチもいいけれど、焼豚もなかなかいい。花巻と叉焼は相性がいいんだから、パンと焼豚が合うのも当然かもしれません。

メンチカツバーガーに使っているカマストラの大きくて白いバンズ単体をお店で売っているのを今回初めて見かけましたが、それを使って濱吟焼豚バーガー作ってみるのも良さそうです。

野毛の洋食キムラでハンバーグ食べたついでにせっかくなので吊し焼きで和風の味付けの濱吟焼豚と大きなメンチカツバーガーが美味しいこちらのお肉屋さんに寄ってみました。横浜のそごう、高島屋にも売場がありますが、作りたて感はやはり本店が一番です。

たまには焼豚とメンチ以外をと思ってショーウィンドウを覗くと鶏つくね、チキン南蛮、鶏味噌串、手羽先、濱吟巻揚など、メンチ、コロッケ以外のデリカも意外と豊富。中から黒褐色でいかにも味がしみていそうなスペアリブを3本頂きました。後は精肉のショーケースから牛すじを500g程。鹿児島県の平松牧場の黒毛和牛が100g198円は牛すじとしてもかなりお買い得です。

家で食べたスペアリブは見た目通り味がしみて旨い。そして香ばしく焼けているのに驚く程柔らかい。中華の吊し焼きの技法ではなくて一旦煮込んでから焼いたもののようです。

後で回った中華街の同發本店でスペアリブの叉焼を発見した時には早まったかと思いましたが、これはこれで買って正解だったと思います。

なお、牛すじの方は別途牛丼風にして食べる予定。まだまともだった初期の美味しんぼの破門された落語家のエピソード、「再会の丼」で出てきた牛すじの牛丼を再現しようとしていますが、なかなかできません。今回買ったすじ肉はちょっと期待できそうです。

2015年12月訪問
黄金町駅前の「肉のオガワ」でチャーシューを仕入れ損ねたので、大岡川べりを歩いてこちらにやってきました。オガワと並んぶ横浜のつるし和風焼き豚のもう一つ巨頭と思っているお肉屋さんです。16時30分すぎにお店に着くと店頭には10人くらいの行列。店頭のショーケースには焼き豚が三本吊るされているのが見えます。前の人が買ってしまうんじゃないかと気が気じゃない。数人前のお客さんが焦げ具合が良くて目を付けていた一本を買ってしまって、あちゃーと思ったその時、奥から焼き立てのものがごろごろ入った大きな箱が運ばれてきて一安心。結局30分くらい待って900ｇ弱の脂多めのものを一本頂きました。あとはメンチカツも一個。

家でスライスしようとするとまだ十分冷めきっていないので薄く切るのが難しいくらいです。脂の入り方は理想的。食べてみるとやはり旨い。やや甘めの味が浸みこんでいる肉の味が良くて脂が甘い。そのままでも十分美味しいですが、軽く温めると脂が溶けるのと肉のうま味が活性化するのでさらに良し。

メンチカツは単品で買うのは初めてですが、メンチカツバーガーとして食べた時と印象は同じでずっしりとして肉が旨い。これもやはり絶品ですね。オガワに振られてこちらに来ましたが、それはそれで良かったかもしれません。

2014年12月訪問
充実のメンチカツバーガー
黄金町駅前の「肉のオガワ」にチャーシューを仕入れたついでに、ライバル店のこちらにも16時頃訪問。今回は懸案のメンチカツバーガーを頂きました。

白っぽいバンズに挟まれたメンチカツバーガーは結構な大きさ。縦方向に分厚いです。食べてみて分かったのはその分厚さがバンズによるものではなくて、メンチカツの厚さによるものだということ。メンチカツは多分、牛肉か牛豚あいびき。つなぎや玉ネギはあまり入っていない印象で、とにかく肉の密度が高くてずっしりとした感じです。肉が旨い。線切りのキャベツもたくさん。調味料はバンズにはバターとマヨネーズ、メンチカツにはウスターソース。

遅い時間の訪問だったので作りたてを望むべくもありませんでしたが、それでも十分に美味しい、充実のメンチカツバーガーでした。これを食べたらハンバーガーチェーンのカツバーガー系はもう食べれません。

2014年4月訪問
脂多めがおすすめ。和と中のハイブリッドなチャーシュー
横浜そごうで発見して、今は桜木町の本店とデパートの両方に伺っています。名物のチャーシューは中華のものとも、和風の煮豚とも違って、味付けはどちらかというと和風ですが、中華のように香ばしく焼き上げてあります。よく味のしみた比較的脂身の多いものをブロック（およその重さをいえば切り分けてくれます）でいただき、自宅で切りたてをネギと一緒にマントウ（鹿港）と食べると言うことありません。
メンチカツバーガーも興味あるので今度試してみたいと思います。