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店名 |
島とうふ屋
|
---|---|
ジャンル | 豆腐料理、郷土料理 |
お問い合わせ |
0997-55-4411 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
奄美空港から |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 11:00〜14:00まで店内禁煙 |
駐車場 |
有 |
ドリンク | 焼酎あり |
---|---|
料理 | 健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 カードは1000円以上で使用可能 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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6人のうち私を含めた5人が初・奄美大島(残りの1人は20年ぶり)。そこに持ってきてたったの二泊三日だから、ホテル選びも食事処探しもハズレは許されない。困ったのは昼食で、観光と絡めて島を一筆書きに走りながら道沿いの評判がいい店で食事できるのが理想なのだが、いかんせん飲食店が少ないうえに評判が聞こえてこないのだ。そこで知り合いからの情報を基に、二日目の昼食はこの店にしたのである。
入口のたたずまいから狭い店を想像したのに、店内は結構な奥行きがあって四人掛けのテーブルが右奥に5~6卓、左手には10人ほど座れる細長い座敷がある。地元の方たちも多く食事をしていた。
注文を終えると無料の豆腐とミキ(うるち米・砂糖・さつま芋で作った乳酸飲料)のコーナーに案内される。ミキは以前訪れた座間味島で飲んだことがあるが、不思議な味と、何よりあの工夫がない甘味に辟易してからは二度と手を出していない。同行者の一人が、そばに置いてある冷えた豆乳とミキをブレンドしてうまそうに飲んでいた。「1:1で混ぜると飲みやすいわよ」…なるほど。
無料の豆腐がバットに入っている横には4種類のしょうゆだれが置いてある。
「自家製和風たれ(お酢入りで豆腐によく合います)」
「自家製だし醤油(昆布と削り節のだしです)」
「奄美の濃口醤油(あらりや醤油さんとこのです)」
「山芋豆腐のたれ(ちょっと甘めなたれです)」
小鉢にひとすくいの豆腐を持ったまま、たれの前で脂汗をかく。困るでしょ?一度も掛けたことがないしょうゆだれがいきなり4種類だ。だからと言って4回お代わりをして試したあとで定食を食べるには私の胃は小さすぎる。ままよ、と「山芋豆腐のたれ」を選んだのは自分だから文句は言えないが、きっと別のたれのほうがより良い選択だったような気がする。
私が注文したのは「週替わり ちょこちょこ定食850円」。イメージでは《いろいろなおかずがちょこっとずつ盛られている》。何しろあまりおなかが空いていないし、無料の豆腐を食べたからね。
違うじゃ~ん! いろいろなおかずが普通にたくさん盛られている定食じゃないか~!
・湯葉コロッケ ・中長揚げ ・湯葉とレンコンのかき揚げ(以上揚げ物3種) ・生湯葉とがんもの炊き合わせ ・おからの炒り煮 ・ところてん ・寄せ豆腐のサラダ ・ピーナッツ豆腐(沖縄で言うところのジーマミー豆腐ね) これにひじきご飯(白飯も選択できる)と味噌汁がつくのだ。
準備不足だった私は何とかおかずは平らげたものの、揚げ物はふたつでギブアップした。
同行者6人のうち半数が選んだのはさらにボリューミーな「くみ上げ湯葉定食1200円」。鉄鍋には3人前はあろうかというくみ上げ湯葉が盛られ、おひつには茶わん3杯分の白飯が用意されている。白飯の上に湯葉を掛け回し、だし汁やふりかけを掛けてすすりこむのだという。
「で、でも都内で《湯葉定食》を注文したら、ほら、お上品に湯葉が3~4枚載ってくるだけでしょ?これは豪華よね。お得だわ」たじろぎながら誰かが言う。あなたが食べる前に二度、深呼吸したのを私は知っている。
食べ終わって店外に出て、この店のぐるりを眺めてみたらさらに興味深い。店の屋根には剥げかけた文字で「野高腐豆島」と右から書かれた看板を見ることができる。するとこの看板が掲げられたのは遅くとも、政府によって左横書きが推奨された昭和26年より前ということになる。また壁に打ち付けられたボンタン飴のホーロー看板には「大 十銭、小 五銭」とあるのを読むことができる。軒先には丸太をくりぬいて作った、不思議な形状の民具が雨ざらしになっていたりする。それは昔の脱穀する道具であることを、奄美市立奄美博物館で知った。ふとしたことで奄美の歴史に触れた気がした。