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「土の味を食べさせる」をコンセプトに薩摩の地産地消に拘る「忘れの里・雅叙苑」♪
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デラホーヤ
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店名 |
忘れの里 雅叙苑(がじょえん)
|
---|---|
ジャンル | 料理旅館、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0995-77-2114 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
鹿児島空港から車で10分程度。 表木山駅から2,212m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、AMEX、JCB) 電子マネー可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり、オープンテラスあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、ホテルのレストラン、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1970年4月 |
備考 |
2011年12月時点、SoftBankのみ圏外 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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今回ご紹介するのは、豪華寝台列車「ななつぼし」の3泊4日コースの中で利用される妙見温泉の宿「忘れの里・雅叙苑」に以前宿泊した時の備忘録です。
この時は子供達が未だ小学生で家族4人の家族旅行で4泊5日で南九州に行った時に3泊目に宿泊しました。
工程内容な飛行機で宮崎に飛び宮崎・シェラトンオーシャンリゾート2泊➡妙見温泉・雅叙苑➡指宿・秀水園、そして鹿児島空港から飛行機で帰京という旅行で、前半2泊は子供中心の日程で後半2泊は私の好きな♨中心の内容。
3日目はレンタカーで宮崎を出発し日南海岸をドライブしながら南下し途中に飫肥観光して都城を経由し妙見温泉へ向かいます。
こちらの「忘れの里・雅叙苑」のコンセプトは「日本の原風景 里山(村)」!
天降川沿いに点在する宿泊棟は藁葺き屋根の建屋、敷地内にはニワトリが放され、古き良き里山の日本集落を演出しています。
また今では当たり前の「露天温泉風呂付き客室」の先駆けと地産地消でも有名な宿で随所にオーナー田島氏の古き良き日本の原風景何の中で「何もない贅沢」をコンセプトにした宿で、鹿児島出身の俳優「哀川翔」の定宿でも有名です。
また、今でこそ有名旅館だが、オープン当初はなかなか田島氏のコンセプトが理解されず相当資金繰りに苦労した事も有名な話で旅館業界の異端児でもあり、あの超高級旅館の「天空の森」はその象徴。
宿に着き昔の原風景を思い出させる茅葺の母屋でチェックインし離れのお部屋へ案内されます。
すると、お部屋では予期せぬアクシデント、大きなムカデが畳の上を這って私達家族をお迎えしてくれます。
直ぐさま、中居さんが殺虫剤で退治してくれ難を逃れて室内へ、そしてお茶菓子とお茶で再度出迎え施設内の簡単な説明。
私はさっそく大好きな♨へ行き天降川沿いの露天風呂へ(現在は足湯)。
そして夕食の時間、食事は食事処へ
写真が無いので(当時は食事を撮る習慣が無い)記憶が曖昧ですが日記のデータを基に分かる範囲で記載致します。
食事は基本的には、オーナーの田島氏の拘りである土地の香りを食べさせるをコンセプトに薩摩の地産地消料理。
最初に、食前酒と共に朝〆の薩摩地鶏のたたきの盛り合わせで、これがコリコリしていて正に鶏の旨みが凝縮された刺身!
次に地野菜の盛り合わせ、これも田島氏のコンセプト土地の香りを謳った一皿で野菜が凄く美味しかった記憶が鮮明に残っている。
天降川の天然鮎、炭火で焼いた美味しい鮎。
後、記憶に残っているのが黒豚の角煮と野草の天ぷら、薩摩料理のだこ汁。
黒豚の角煮は本当に溶ける柔らかさでこの一品も忘れることが出来ない美味しさ。
ご飯は確かさつま芋が入ったおこわが出たと日記に記載されている。
デザートは正直何が出たが記憶に無いので余りレビューしては参考にならないかも・・・。
翌日の朝食も夕食と同じ食事処で頂きます。
実は夕食より朝食の方が鮮明に記憶に残っています。
先ずは最初にゴーヤのスムージー、これは流石に苦く子供はパス、そして相方の妻も一口飲んでパスという事で私が一人で4杯ゴーヤのスムージーを一気飲み。
この様な出来事が記憶を鮮明にさせている要因ですが、朝食が本当に美味しかったのです(^0^)
先ずは数種類ある焼き魚(鰺・サバ・きびなご)を自分で選択し卵料理も好みの料理をオーダー出来ます。
他にも蕗やゆべしといった地野菜を使った田舎料理やさつま揚げなどが沢山お膳を飾ります。
そうそう、忘れてはならないのが地野菜が沢山入った味噌汁と朝産まれたばかりの卵!
玉子料理とは別にオーダーすれば生卵ごはんに使う卵を提供してくれますので最後の〆は是非卵かけご飯を召し上がって下さい。
総評として、私は前日まで宮崎の都会的なシェラトンホテルで子供に付き合い中華や洋食バイキングだったのでこちらの「忘れの里・雅叙苑」の料理といい、温泉といい、ロケーションといい申し分ない宿であったが、秋田の田舎育ちの相方は高いお金を払って田舎と同じような生活はしたくないと宿のコンセプトを理解出来ず不評であった。
当然、小学生の子供達も前日までのホテルライフの方が楽しかったようで又行きたいかと尋ねるとNOという答え!
如何やら都会が嫌いな私だけが、こちらの環境と料理を満喫した様であくまでも、都会の喧騒に疲れた非現実的空間を好む玄人向きの宿である事は間違いないようです。
豪華寝台車「ななつぼし」でも利用される妙見温泉の二大人気宿、「忘れの里・雅叙苑」と「妙見石原荘」。
「忘れの里・雅叙苑」は昔懐かしい日本の里山を好み地産地消の野菜や地鶏料理を好む野趣溢れた自然派志向な宿。
一方の昨年の1月に利用した「妙見石原荘」は自然の中にも都会的な洗練されたハイセンスな宿で、京懐石を中心にした御料理はセレブ志向な女性向な少し優雅な宿。
因みに、「ななつぼし」ツアー料金では「妙見石原荘」に宿泊した方が若干ツアー料金が高額です。
「お世話になりました」
追伸・・・旅日記に記載された内容を参考にレビューさせて頂きました。