ライオン通りのお寿司屋さん : 寿司割烹 小松

今週は仕事が四国巡業なんですよねぇ

初日は勤労感謝の日
お昼にルナ・レガーロを観賞＆堪能した後、その足で新大阪に向かい
新幹線から在来線に乗り継ぎ、やってきました香川県は高松

とりあえず、ホテルにチェックインして荷物を預け
高松の繁華街「瓦町」の「ライオン通り」へ

香川といえば、やっぱり「うどん」
ただ、今月の頭に高松に来た時に3軒もはしごしたんだよなぁ
（バカ一代、上原屋 本店、竹清）
さすがに飽きた
うどん屋さんはさすがに多く、色々なお店が目に入るが、とりあえずパス

次に多く目に入るお店は、なんとお寿司屋さん！！
ライオン通り・・・お寿司屋さんが1軒や2軒では無いのだ
至る所にお寿司屋さんがある
おおっ、、、ここは寿司屋フリークとしては
なんだかわくわくする通りですねぇ

こりゃあ・・・
晩御飯はお寿司屋さんで食べろっていう神様の思し召しに違いない！！

ただ、問題はお店選び
結構な数があるから、中々悩みますねぇ
お昼を結構ゆっくり食べたから、お腹はあんまり空いてはいないんで量より質で勝負です
ってことで、通りの中で一番見た目が好みなお店
「寿司割烹 小松」さんに決定！！

お店に入ると、立派なL字型のカウンターが目に入る

うんうん良い雰囲気だぁ
席について、トリビー！！（とりあえずビール）

付き出しは「ツブ貝の山葵漬です」
ツブ貝は結構柔らかい
そして後味が・・・ツーーーーーーーーーン！！
山葵菜が結構利いてますねぇ
ビールに合う合う
うんうん美味しい

●お造り盛り合わせ
　　お寿司屋さんのスタートはやっぱりお造りからですよねぇ
　　おまかせで切ってもらった

　　おおっ・・・美しい
　　内容は「マグロ、ホタテ、〆鯖、タコ、鯛松皮」
　　どれも、なかなかのレベルの魚たち
　　めっちゃ美味しい！！
　　これは、今回も当たりのお店を発掘したかなぁ

●お酒
　　美味しいお造りにビールじゃ駄目だぁ
　　ってことで、お酒にチェンジすることにした

　　メニューを見てみる
　　日本酒はどれも聞いたことが無い銘柄・・・う～ん
　　どれが美味しいのか解らない
　　こういうときは・・・

　　　　もめん「お酒はどれがオススメですか？」
　　　　板前さん「愛媛の地酒、小富士の超辛口なんてどうですか？」
　　　　もめん「じゃあ、それで」

　　　　板前さん「オススメは燗なんです」
　　　　もめん「じゃあ燗で！！」

　　久しぶりの燗酒
　　そろそろ燗酒も美味しい季節になりましたからねぇ

　　小富士の超辛口
　　超辛口っていうから、すんごいのを想像したんですけど
　　あんまり辛さは主張してないです
　　サラリとした呑み口で、グイグイ呑めちゃう感じ
　　なるほどぉ
　　これは、お造りにめっちゃ合う合う
　　美味しい

●メバルの煮付け
　　板前さん「次は何か焼くか煮るかしましょうか？」
　　もめん「じゃあ煮で！！今日は何が美味しいですか？」

　　板前さん「う～ん・・・メバルなんてどうですか？」
　　もめん「じゃあメバルで！！」

　　四国のお店の煮魚って
　　あっさり系なところが多いんですよねぇ
　　ここも、かなりあっさり系の味付け
　　甘みはほとんどなく薄味
　　まぁ・・・おいらは薄味志向なんで、こういう味も嫌いではない
　　美味しく頂きました

　　ここでお酒もお代わり
　　メニューに「小富士」は「超辛口」と「純米」があったので
　　今度は「純米」を呑んでみた
　　これが、米の味がしっかり
　　超辛口を呑んだ後だからか、かなり甘く感じる
　　う～ん・・・超辛口の方が好みかなぁ

●ナマコ酢
　　お店に入ったときは、あんまりお腹空いてなかったんだけど
　　食べ始めたら胃が活動を始めたのか、結構食べれるんですよねぇ（ｗｗｗ

　　　　もめん「もう一声なにか下さい」
　　　　板前さん「う～ん・・・ナマコ酢か・・・キスの唐揚とか・・・」

　　　　もめん「キスの唐揚かなぁ」
　　　　板前さん「解りました」

　　　　もめん「ナマコってどこのやつですか？東北？」
　　　　板前さん「いえいえ、瀬戸内ですよ」

　　　　もめん「へぇ・・・この辺りでナマコ獲れるんですかぁ」
　　　　板前さん「結構人気なんですよぉ」

　　　　もめん「じゃあ、キス待ちの間のつなぎにナマコも下さい」
　　　　板前さん「はい」

　　人気って聞いちゃうと食べてみたくなるもんねぇ

　　コリコリで磯の香りが濃い
　　うんうん美味しい
　　めっちゃ酒の肴！！
　　ああっ…お酒が止まらない（ｗｗｗ

●キスの唐揚げ
　　結構大ぶりなキスの唐揚げ
　　しっかり揚げてあるので、頭も骨も全部食べられるらしい
　　なので頭からかぶりつき！！
　　頭は骨せんべい状態
　　パリパリで美味しい
　　これが、またお酒に合うんだよなぁ

●〆のお寿司
　　さすがにお腹に結構たまってきた
　　ここで〆に入ることにした
　　おまかせで7貫にぎってもらう

　　最初は「剣先烏賊」
　　ネットリした烏賊
　　上から酢橘と塩をかけて、さらに紫蘇系の花がのせてあります
　　この紫蘇系の花がめっちゃいい香り
　　烏賊と花はいいんだけど、、、上の塩・・・量が多すぎ
　　かなり塩分が多く、ちょっと辛い（＾＾；

　　2貫目は「平目」
　　同じく酢橘塩で食べます
　　酢飯と平目の間に、芽ネギを仕込んであります
　　ネタの平目は脂もしっかりのって美味しいんですけど
　　やっぱり、これも、ちょっと塩が利きすぎですねぇ

　　3貫目は「このしろ」　　
　　コハダの親ですねぇ
　　酢の具合がちょっと甘め？？？
　　まぁ、、、悪くはない

　　4貫目は「鯵」
　　脂がかなりのってて
　　口に入れたら脂が甘い
　　うんうん美味しい

　　5貫目は「ハマチ」
　　食べたら身はコリコリ
　　そして脂の甘みが！！
　　うんうんこれも美味しい

　　6貫目は「生のとり貝」
　　生のとり貝らしい、クニッとした食感
　　柔らかでなかなかの味
　　最後は「穴子」
　　柔らかく口に入れたらサラリと融ける
　　うんうん美味しい

●最後に
　　板場には3人板前さんがいてお寿司を握ってくれた板前さん
　　ちょっとにぎる手つきが不慣れな感じ
　　たぶん板場に立ったのは最近かなぁ？
　　ネタはどれも悪くないんだけどねぇ
　　にぎる技術は、もうちょっと修業が必要ですねぇ
　　（なので味の評価は☆4つから、3.5に減らしちゃった）

　　ちなみにお会計・・・めちゃめちゃ安い！！
　　メニューには一切値段が書いてないので
　　結構高いかと思ってたんですけど
　　想像以上に安い（1万円でおつりが出た）

　　う～ん・・・高松のお寿司屋さん
　　なんてすばらしいCPなんでしょう
　　また高松に来たら、行こうかなぁ
　　って思えるお店でした

　　ごちそうさまでした