【旬 まながつおの誘惑～ ＠高松】 : 鮨処やまと

宿泊先から歩いて3分ぐらいの場所でした。
アーケード街にあるアットホームなお鮨屋さん。
 
『鮨処やまと』

2週間前に電話予約を入れた時に写真撮影も快諾頂きました。
 
日帰りで小豆島へ遊びに行った日の夜。

箸置きが可愛いマンボウでした。

■キリン　ラガービール
 
633mlの大瓶。

■鰺たたき

真っ先にハート型のきゅうりに目が行ってしまいました。
農家で作っているそうですよ、こんなのあるんですねぇ。

サイズの大きい瀬戸内海の地鯵。
甘味があって美味しかったですよ。

■悦凱陣(よろこびがいじん) 輿純米吟醸　丸尾本店 香川県仲多度郡琴平町
 
原料米：八反錦100％（広島県）　
精米歩合：50％ 
日本酒度：＋10 
アルコール度数：16.0

金比羅山の東にある蔵の手作り清酒。
口に含んだ瞬間はやや甘い口当たり。
徐々にしっかりと辛口余韻が続く。
 
お酒も地物で。
お店のおばちゃんが何本か席まで持って来てくれて、
懇切丁寧に1本1本教えてくれました。

地の魚に地のお酒。
いきなりテンション急上昇でしたね。

■赤雲丹　板ハーフ　

瀬戸内海地物の雲丹。
少しそのままで味見をして。
ねっとり濃厚、みょうばんは感じない。

あとは、ご主人から教えて頂いた通り、
岩塩を少し乗せ、厚地の海苔で巻いて。
甘味、風味が増して、もう感激の美味しさ！！

■まながつお焼霜造り

また、真っ先にきゅうりに目が行ってしまいました。
今度は、星型ですよー。
 
付け合わせの山葵は長野県産（安曇野の近くだそうです）。

皮目を炙った芳ばしい、まなかつおのたたき。
塩焼きや西京漬けで食べたことはありますが、
お刺身は初めてでしたね。
 
香川県産の旬のまなかつお。
上品な味わいで。

■旭若松純米無濾過生原酒　那賀酒造徳島県那賀郡

原料米：雄町100％
精米歩合：70％ 
日本酒度：0 
アルコール度数：20度

高齢のご夫婦二人で切り盛りしている、
日本一小さい酒蔵と言われているそうです。
「今の代で終わりかも・・・、非常に貴重なお酒です。」
っと、お店のおばちゃんが言ってました。
 
ずっしりとくる濃口、旨味凝縮。
パンチ力のあるお酒。

握り鮨は、地物をおまかせでお願いしました。

■あおりいか
 
塩、柚子が振られているのでそのままで。
 
きめ細かく入れた切込み。
ねっとりとした舌触り、甘味のある夏のあおりいか。

■まこかれい
 
厚切り、身がキュッと絞まってる。

■しょうさい河豚
 
身が締っていてサクサク。
ポン酢ねぎ、わさびで。

■まながつお
 
来ました！！
今が旬、香川県産のまながつお。

厚切りでサクサク、ねっとりとした舌触り。
シャリとネタの間に柚子を挟んで。
今までには味わったことがない旨味と食感。
高松（四国）に来たーーっと再度実感した瞬間。

■車海老
 
香りがすごく良かったですねぇ。
この車海老も地物だそうです。

■穴子
 
平目の小皿に乗せて。
芳ばしくて表面がサクサク。
脂がしっかり乗っていて感動する美味しさ。

■キリン一番搾り　生
 
箸休めに、キンキンに冷えたビールを。

■赤雲丹
 
先につまみで頂いた同じ地物の雲丹。
あらかじめ、少し塩が振ってありました。
濃厚で甘味が強くて、もう～たまらない旨さ。

■あおりいか下足塩
 
サッと軽く炙ってあるので芳ばしくて。
歯応えがあって食べ応えのある下足の握り。
あおりいかは旨味が強いね。

■玉子
 
甘めでジュ～シ～な玉子の握り。
 
ご指南の通り、ガリを乗せてみました。
甘じょっぱい味わいで、ん～なるほどと思ってしまう。
苺大福じゃないけど、これぞミスマッチというか。

■かっぱ巻き
 
好きなんですよぉ～(笑)
 
珍しい黒胡麻入りで風味のアクセント付け。
きゅうりが板切りで食感が良い巻き物。

〆は、お椀でした。

名古屋出身の私が大好きな赤出汁！！
って、アレ・・・？？
具がこんなに沢山入っている赤出汁は初めてでした。

山椒と刻んだ茗荷の香り付け。
サクサクのわかめに、なんと、玉子入り。
中から半熟の黄身がとろ～りと。
 
やばーーい！！
 
最後の最後に、このような催し物が待っているとは・・・。

真っ黒な粕酢を使用した色付きのシャリ。
酸が赤酢より控えめで食べ易くネタの旨味を邪魔しない。
お米は、香川県産の朝日米と、もう1種類をブレンドしているそうです。
ネタとシャリとのバランスが良くて美味しい～お鮨でした。

明るくて、気さくな、おっちゃんとおばちゃんお二人で切り盛り。
質の高いお鮨と肴、レアな日本酒、アットホームな雰囲気。
初めての四国で、胃袋も心も温まるお店に出会いました。
また、高松へ行く機会があったら、ぜひまた立ち寄りたい。
 
 
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