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0191-23-4900
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©Loroさんの他のお店の口コミ
店名 |
梅茂登(うめもと)
|
---|---|
ジャンル | うなぎ、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0191-23-4900 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
一関駅西口より徒歩13分 一ノ関駅から604m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
80席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
分煙
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
店舗ページはこちら |
お店のPR |
日本産活鰻を食べれる店!!
当地方の古くから伝承されている平泉の秀衡塗大椀に日本産活鰻を開き、白焼、仕上げ焼で当店の伝承たれで秀衡椀うなぎめしに調理しております!お祝いごと、ご法事など、各種会席用の料理・個室のご用意もございます。接待、家族、親戚、友人でも、ご予約受け賜っております!! |
初投稿者 |
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岩手を "日本のチベット" と称した方もいらしたらしいが、それは大きな間違いであると思う。
岩手には世界遺産候補の奥州【平泉】藤原氏が築きあげた100年に亘っての素晴しい平泉
黄金文化と云うものがあり当時【京都】と互角の文化水準を當地は有していたからである。
鎌倉以北の地で最も【京都】との結びつきも深かった藤原氏によって【平泉】には【金色】に輝く
【中尊寺】や壮大な庭園の規模を誇った【毛越寺】などは京都のそれを凌いだものであったと
云われていることからも明らかなことであり【平泉】は【平安京】に次ぐ日本第二の都市だったと
云うことは紛れもない事実であることを歴史が証明しているからである。
他にマルコ・ポーロの東方見聞録に登場する黄金の国 【ジパング】と称した地は奥州【平泉】の
ことを指していたと云う壮大なスケールの諸説もあるから岩手県南の【奥州】に魅力を感じる。
藪から棒に何を云い出しやがって…と御思いの方、例によって【マエフリ】が長くなってしまい
申し訳ありません(笑)
當店 【梅茂登】の【鰻料理】のレビューを書くにあたり當店で使用されている漆器【秀衡塗】を
語る上で、どうしてもこの【マエフリ】がどうしても必要だったのです。
【秀衡塗】は奥州藤原三代目の秀衡公の名前が冠され京都の職人によって作られたもので
約 800年の歴史があり、金箔の【菱紋】と漆絵の【ひでひら模様】が大きな特徴なのだとか…。
その【秀衡塗】の使い込まれた漆器を使って【鰻】を供するのが當店のウリのひとつのようです。
品書きには【活鰻使用】と書かれており、松、竹、梅、上、並の値段の差は鰻の大きさと使う
蒲焼の量の違いであると云うことを注文の際、仲居さんに確認の上、名物【秀衡椀うなぎめし】、
【うなぎ定食】、【秀衡椀うなぎめし(上)】と三人それぞれ別のものを注文してみました。
【秀衡椀うなぎめし】の(並)と(上)の違いは(並)は一尾分の大串が使われ(上)は一尾+半尾の
蒲焼が使われていると云う違いであり【肝吸い】、【香の物】、【口直し】は共通だった。
【うなぎ定食】は、【蒲焼】、ごはん、香の物、味噌汁と云う内容で【肝吸い】や【口直し】の甘味は
付かないとものだった。
店内は結構混みあっており注文をしてから供されるまで35分~40分程要したと思われます。
そして程無くしてそれぞれの注文の品が運ばれてきました。
丼型の漆器に入れらて供されたものが當店イチオシの【秀衡椀うなぎめし】です。
店の方によりますと、この丼型の漆器の形状のことを指して【秀衡椀】】と呼ばれているのだとか。
さて、肝心の鰻ですが比較的大きいサイズのもので程良い厚みがあり蒸焼されて適度に脂分
が抜け、ふわっと柔らかく食べ易いもので鰻の質も見るかぎり上質のもので値段以上に満足感
はあったのですが、タレの味が自分には濃い味過ぎで、これでは鰻の味も良くわかりません。
タレは注ぎ足し注ぎ足し使われているものなのでしょう~円やかで照りと芳ばしさのあるもので
ありましたが反面、甘みが途中で口飽してしまうタレの味は評価が大きく分かれると思います。
甘みは山椒で多少緩和させることはできますが、濃いタレ+山椒では折角の質の良い鰻の味
も半減してしまいます。
鰻の下のごはんは、甘みもあり美味しいものではありましたが水加減が多かったのか炊き立て
で蒸しの時間が足りなかったのか判りませんが、やや柔らかくネチャっとした食感のものでした。
ただ當店、鰻を看板に掲げている店ではありますが会席料理や日本料理にも力を入れられて
いる店であり、ごはんの炊き具合はそちらに合わせてのことなのかもしれません。
【肝吸い】は日本料理を二枚看板に掲げている店に相応しい味のものであり使われている【肝】
はプリップリッで鮮度の良さも一目瞭然のものでした。
そして口直しに供された【ババロア】ですが、プルンプルンとした適度な弾力ある口当たりで
ミルティな味わいで初夏にも適す冷たい一品でした。
食後に【ほうじ茶】を女将さんが運ばれてこられた際に、いくつかのことを尋ねてみたのですが
【蒲焼】に使われている鰻は【活鰻】で静岡の【浜名湖】産のものを店の裏手にある生簀で数日、
泥抜きをして使っているそうであり勿論、焼は炭火焼、名物の【秀衡うなぎめし】に使われている
漆器椀は創業以来、百有余年の間、使い続けられているものなのだそうです。
確かに漆器は使い込まれておりいい味を醸し出してました。
奥州【平泉】藤原氏の当時の栄華に思いを馳せ老舗【梅茂登】で戴く名物【秀衡椀うなぎめし】、
良く使い込まれた【秀衡椀】が印象に強く残るものでした。