たのしくて美味しい♪ : 山人

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★今年の夏はホントに辛い。。酷暑が続く今なので、雪のお写真で涼をとりましょう〜★

前からずーっと行ってみたかった山人さんへ。
それも、雪がたっぷりある季節を選んで、訪問。

泊まってみての感想は
・楽しい！
・美味しい！

なんとも貧困な語彙の選択で恐縮ですが、
そのほかにうまい言葉が浮かばないんです。。

まずは、「楽しい」。
周りには何にもないお宿だけど
1番良かったのは、宿の方々がとってもあったかいってこと。
ツンツンした感じもなく、気負った感じもなく、自然体に温かさが伝わってくるところが
山人さんの、1番の魅力かしら。

次の「美味しい」。
豪華な食材でのおもてなし、ではなくて、地元のものでおもてなし。
山なのに無理に海のお刺身でがんばろうとか、そういう感じではないんです。
お魚なら、近くの川の幸を。お野菜なら、自家農園からの恵を。

お料理のボリュームは、お好み次第。
少しでもいいし、たくさんでもOK。
お腹のすき具合、食べたさレベルに応じて、いかようにも。

お部屋は各種あるので、気分と予算に合わせて、
こちらもいかようにも。

モダンな設えで快適な上に、
豪雪地帯ならではの床暖房でのおもてなし。

ゴージャスさを求める方にはあまり好まれないかもだけど
素朴さや温かさにビビッとくる方には、おすすめの宿です。

全体満足度　　　　★★★★★
のんびり度　　　　★★★★★
夕食満足度　　　　★★★★★　（郷土色満載です）
朝食満足度　　　　★★★★★
アメニティ満足度　★★★★⭐︎（勿体無くてドモホルンリンクル、開けれなかった）
お部屋満足度　　　★★★★☆
接客満足度　　　　★★★★★
お風呂満足度　　　★★★⭐︎☆　
再訪度　　　　　　★★★★★

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<お夕食のメニュー>

◆山人特製の季節のバーニャカウダ
◆白い果物　二戸のホワイトアスパラ
◆前菜盛り合わせ　①マス茸チーズ茶巾　②南部かしわスモークハムのテリーヌ　③岩手たん角牛の温泉ビーフ
　　　　③ムカゴシンジョウ　④ひろっこ辛子味噌和え


◆南部カシワ　銀雪のしゃぶしゃぶ　　　
◆短角牛と山内芋の子の煮込み
◆西和賀名物大根の一本づけ　
◆白金豚のロースト　
◆わらび入り西和賀そば　
◆湯田牛乳のパンナコッタ

・シャルドネ　フルボトル　　4200　・瓶ビール　
・赤グラスワイン　×2 （エーデルワイン、チリ？のワイン）

・リースリング 4200
・エコバランス　ピノノワール　G 750円
・月のセレナーデ　G 550円
・キリンラガー　中瓶　750円
・入湯税　150／人

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宿泊をご検討されている方へ

◆ロケーション◆　東北新幹線北上駅から、1日数本のしか運行がない北上線で横手方面へ。
　　　　　　　　　ローカル線に揺られること40分。「ほっとゆだ」という
　　　　　　　　　一度聞いたら忘れられない名前の駅が、最寄り駅になります。

　　　　　　　　「ほっとゆだ　ー　宿」は、湯けむりタクシー（要予約）に乗って10分くらい。
　　　　　　　　　なお、ゆけむりタクシは乗合です。
　　　　　　　　　混んでて怖くて、乗らなきゃ良かったと後悔。
　　　　　　　　　窓あけ換気もないので、自主的に窓開けし、空気の入れ替えをしました。

　　　　　　　　　気になる方は、フツーのタクシーを利用される方が、断然おすすめです。
　
◆チェックイン◆　レセプションにて。
　　　　　　　　　その際に、露天風呂の予約を取ることができます。
　　　　　　　　　チェックイン順なので、希望の時間がピンポイントである方は
　　　　　　　　　早めの到着がおすすめ。

◆ウェルカムドリンク◆ウェルカムドリンクはロビーでではなく、お部屋にて。
　　　　　　　　　　　15時〜決まったお時間の間、お電話するとお部屋に持ってきてくださいます。
　　　　　　　　　　　合わせるお菓子は、この地方の特産のわらび餅、でした。
　　　　　

◆お部屋◆　　大きく分けて3種類のお部屋があるようです。
　　　　　　　①1番お手頃なメゾネットのお部屋
　　　　　　　②川沿いの大きなお部屋
　　　　　　　③川沿いの、もっと大きなお部屋

　　　　　　　どのお部屋にも、温泉がついています。

　　　　　　　今回は、お部屋食じゃないしということで、1番お手ごろな①をチョイス。
　　　　　　　お風呂が少し小さかったし、景色があんまりパッとしないので
　　　　　　　やっぱり②くらいにしておけば良かったかな？？

　　　　　　　お部屋の冷蔵庫には、ビールや酎ハイ、お茶にミネラルウォーターなどが
　　　　　　　用意してあり、ご自由にどうぞとのことでした。
　
◆お食事処◆　レストランスタイルのお食事どころです。
　　　　　　　事前に、テーブルとテーブルとの間が、ある程度しっかりしたロールカーテンで
　　　　　　　仕切られていることは確認ずみ。
　　　　　　　その上、コロナ対策として、事前にお願いしていたリクエストも
　　　　　　　ちゃんと対応してくださっていて、感謝でした。

　　　　　　　夕食も朝食も、こちらのダイニングでいただく格好でした。

◆ルームサービス◆ こういう宿にしては珍しく、簡単なメニューにはなりますが、
　　　　　　　　　ルームサービスがありました。
　　　　　　　　　近くに売店とかもなさそうなので、必要な方には便利なサービスかな。

◆夕食◆　　チェックインの時に「こちらではお料理にはボリュームがありますが、量の調整ができますので」と
　　　　　　案内されていましたが、案内通りのボリュームでした。

　　　　　　8割程度が洋風なお料理でしたので、ワインをフルボトルで。
　　　　　　前の方にも書きましたが、土地のものの魅力を十二分に発揮できるようなお献立。
　　　　　　提供してのペースも、こちらのペースをそれとなく確認されていて
　　　　　　急かされることなく、自分のペースで最後までいただくことが出来ました。

　　　　　　あと、楽しかったのは、雪ということもあって、外に雪の壁のようなものを作ってあって
　　　　　　雪の壁の側面には穴というか棚というか、そんなスペースが。
　　　　　　そして、そのスペースには、影絵を思わせるような、いろんなモチーフが置かれていて
　　　　　　なんか、宮沢賢治の世界をイメージしているのかな？童話な世界を楽しみながらの
　　　　　　お食事タイム♪ お食事の最後の方になると、テーブルのライトを消して、
　　　　　　より一層雪の壁を楽しめるお時間もつくってくださいました。

◆お飲み物◆　　岩手のワインのほか、なぜか栃木のここファームのワインも。
　　　　　　　　ココファームさんとの関係、お尋ねしてみようと思ってたのですが
　　　　　　　　聞きそびれてしまった。。　次回、確認してみよう。
　　　　　　　
　　　　　　　　お値段も良心的です。
ちなみに、グラスワインは、550円〜900円くらいのものが多かったかな。
ボトルワインも、3000円代後半くらいから準備されていたので
　　　　　　　　予算と好みに合わせて、色々選ぶことができそうでした。
◆朝食◆　　　朝食も大満足。
　　　　　　　さすが、乳製品の産地だけあって、ミルクやヨーグルトの美味しいこと美味しいこと。
　　　　　　　自家製のジュースは濃厚なスムージーとも言える感じのまったりさ。
　　　　　　　卵も美味しいし、お米もうまい。
　　　　　
　　　　　
◆接客◆　すっごくよいと思います。
　
◆おふろ◆　大浴場はありません。
　　　　　　その代わり、お部屋のお風呂が温泉です。
　　　　　　あと、野天風呂のようなお風呂があって、こちらはチェックイン順に、
　　　　　　①チェックインした日、②その翌日、にそれぞれ1回ずつ、
　　　　　　３０分間貸切で使わせてもらえました。

◆露天風呂◆ ほんとの露天です。
　　　　　　　無茶苦茶寒いです。
　　　　　　入るの無理かも、って思ったくらい（周りは真っ白な銀世界）
　　　　　　足元の床も木の部分のところは、薄氷が張っていて、滑りやすくて怖いし。
　　　　　　けど、川の流れる音を聞きながら、くれゆく空が雪でほんのり明るく見える様を楽しみながら
　　　　　　そんなに風にして入る露天風呂は、多分、一生のうちそう何回もあるもんじゃない。。。。
　　　　　　そう思うと、凍てつくような足裏も、我慢できる（笑）

　　　　　　なお、脱衣所にはストーブが置いてあるので、冬に利用される方は
　　　　　　ヒートショック予防のために、ぜひ、ストーブをONにされてご利用ください。


◆その他◆　・ｗｉ－ｆｉはちゃんとつながりました。
　　　　　　・あめにていーは、山人バージョンのドモホルンリンクルです。
　　　　　　　　　→勿体無くて、持ち帰りました。
　　　　　　　　　　ドモの他にも、ふつーのも置いておいてくれるといいのに。
　　　　　　・お部屋は至る所に床暖房が設置。洗面もトイレもです。
　　　　　　　　メゾネットだと温かい空気が上に上がってくるので、お二階のベッドルームは
　　　　　　　　それはそれはぬくぬくでした。