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店名 |
スランジバール
|
---|---|
ジャンル | バー |
予約・ お問い合わせ |
0197-63-8717 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
北上駅から454m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Diners、JCB、AMEX) |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | カクテルあり、カクテルにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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4月中旬の東北出張2日目。
岩手の北上市に到着した我々は、
私の大好きなロシア料理店『トロイカ』で夕食を終えたのだが、
時刻はまだ19:00過ぎ。
おまけに郊外店のため車で行ったので酒も飲んでいない。
東京では「緊急事態宣言」と「まん防」がたて続けに施行され、
飲食店は20:00までの時短営業が当たり前のようになっていたこともあって、
おとなしくホテルに帰って『トロイカ』で買った「チーズケーキ」でも食べようかという話にもなったのだが、やはりなんとなく物足りない。
そこで私はかつて北上でよく訪れていた1軒のバーに「ダメ元」のつもりで電話してみた。
「今日って営業していますか?」
「はい」
「やはり20:00で閉店ですか?」
「いえ、01:30までやっていますよ???」
そうか、ここは岩手県だった(笑)
「ちなみに相変わらず混んでいますか?」
「最近は全くですね」
「今から2名で行っても大丈夫ですか?」
「お待ちしております」
という事で我々はその店に行く事にした。
バー「スランジバール」。
北上の繁華街(とはいっても・・・)のビルにある有名なバー。
ここはその眺望と共に、カクテルコンテストで世界一にもなった方がいるという事で岩手県外からも訪れる人がいるほど人気の店。
スコットランド人の乾杯時の掛け声「スランジバ!」からとった店名だと思う。
(確認してはいないが、イギリスでイングランド人がスコットランド人のマネをして乾杯の時にこの言葉を使うのを何度も体験した)
この店で面白いのは、
入店するとまずお通しとして「コンソメスープ」が出てくる。
「これで心も身体も落ち着けてカクテルと向き合ってください」
という意味なのだそうだ。
最初のカクテルは店名にもなっている「スランジバール」というカクテル。
初めての人はまずこのカクテルをたのむと良い。
「健康で!」という意味のこのカクテルは、
ウイスキーベースに生姜とフルーツの風味がする
とても飲みやすく文字通り元気が出るロングカクテル。
この日はマスターは居ないようだったが、
我々についてくれたバーテンダーも若いながらとても話しやすい人だった。
私はこの店の流儀を連れのスタッフに知ってもらうために彼を話題に話をした。
しばらくすると、バーテンダーは彼に1杯のカクテルを薦めた。
そう、これがこの店の流儀。
お客さんの今の体調や心持ち、おつまみや今日の夕食など諸々を聞き出して
それに合わせてカクテルを提案するのだ。
「カリエン」と名付けられたショートカクテル。
これがこの日の連れのスタッフにふさわしいと提案されたものだ。
唐突な提案に彼は不思議そうな顔をしているが、
「同じものを私にもください」
と私が行った事で迷っていた彼にこのカクテルを飲ませることが出来た。
マロンリキュールベースにカカオやアプリコットのリキュールをシェイク。
やや甘口だが、ただ甘いのではなく「大人の甘さ」という感じ。
(しかもアルコール度数はとても高い)
「出張中で少しお疲れのようなので・・・」
私はこのカクテルを飲みながら彼にこの店の流儀を説明した。
私よりもはるかに年上で元々飲食業のプロだったスタッフの彼も、
このやり方はとても心に沁みたようだった。
ちなみに、この「カリエン」というカクテルは、
ここのマスターの菅沼さんが世界大会で優勝した時のカクテルである。
カクテル2杯と会話を楽しんでここまで約1時間半。
お通しの「コンソメスープ」と4杯のカクテルに、
「チーズといぶりがっこのおつまみ」を頼んで8,000円ちょっと。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思いますが・・・。
我々は北上に早めに付いたおかげでとても良い時間を過ごすことが出来た。
やはりこの店は名店だと思う。