イノベーティブチックな料理を愉しむ…『AZUMANE SOKO_』 : AZUMANESOKO

休日日曜日のランチは久しぶりに『AZUMANE SOKO_』さんへと足を延ばさせていただきました｡桑原オーナーシェフ御夫妻に満面の笑みでお出迎えをいただきジェラテリアの奥にあるレストランのカウンター席へ｡奥様の御実家で或る水分地区の拘りの生産者により造られた大粒の生落花生(ﾅﾏﾗｯｶｾｲ)を茹でた後に炭台の上で香ばしく焼かれた落花生(ﾗｯｶｾｲ)からスタートした後に水分産の米とエシレバターを使った絶品な白トリュフのリゾット､白トリュフの香りと直前削られたトリュフはひと足早い桑原シェフからのクリスマスプレゼント｡更には桑原さんの自宅で造られたという茄子(ﾅｽ)を使い香茸(ｺｳﾀｹ)と舞茸(ﾏｲﾀｹ)のピュレとともに炭火料理され焼いた香菜(ﾊﾟｸﾁｰ)をトッピングして供された日本人のDNAを刺激する焼茄子(ﾔｷﾅｽ)をいただいた後は柿木畜産さんのいわて山形村短角牛(ﾔﾏｶﾞﾀｷﾞｭｳﾀﾝｶｸｷﾞｭｳ)のリブロースの炭火焼の味比べをいただきました｡大きい方は数日間寝かせたものであり小さい方は一ヶ月以上エージングされたもの｡炭火焼には若い肉よりも熟成された肉の方が断然美味｡車での訪問でしたゆえ軌跡の水とも言われる水分の一部の場所で味わう事が出来る自家製の炭酸水(ﾀﾝｻｲｽｲ)と山形県南陽市の新関家に代々伝わるデラウェアの葡萄(ﾌﾞﾄﾞｳ)ジュースとともにいただきました｡そしてデセールには『AZUMANE SOKO_』さんのフランス産の栗(ｸﾘ)のジェラートとイタリアシチリア産のピスタチオのジェラートをエスプレッソのダブルの上をゆくトリプルとともに堪能させていただきました｡イノベーティブ的な桑原さんの料理､食べれば納得するかと｡やはり炭火焼された牛肉は『AL CENTRO』さん同様ソースでは無く塩だけでも充分に美味しいと自分は思います｡水分産のライ麦を使い焼かれたカンパーニュもとても美味しくいただき大満足の休日の昼下がり｡

休日日曜日のランチはＪＲ矢巾駅東口から徒歩4～5分､南矢巾の住宅街にひっそりと佇むレストラン『NoTe'』さんの限定食堂『Sala』さんでパスタ＋メイン料理がワンプレートで供されるピアット･ウニコ をいただきました｡ドルチェとカッフェは別料金だったことも幸いし敢えて追加はせず次に3時のオヤツを兼ねて向かったのがオリジナルのクラフトジェラートで大人気の『AZUMANE SOKO_』さんです｡桑原オーナーシェフ御夫妻に満面の笑みでお出迎えをいただきジェラテリア奥にあるレストランのカウンター席へ｡お目当てはFacebookに投稿されていたフランス産の栗(Châtaigne)と田村種農場産の小麦を使ったパイにフランス産の栗(ｼｬﾃｰﾆｭ)のジェラートと田野畑 山地酪農牛乳(Lait cru entier)を使い作られたミルクジェラートとイタリア シチリア産の無添加ピスタチオ(Pistache)で造られたピスタチオの3種類のジェラートが一度に楽しむことが出来る欲張りな季節の『Gelato-parfait(ｼﾞｪﾗｰﾄ･ﾊﾟﾌｪ)』です｡ジェノワーズにマロンクリーム､シナモンにカルダモンが効果的に使われたオトナの為のジェラートであり洋酒との相性は抜群｡シックな雰囲気の店内で白州や山崎のハイボールと合わせていただくと至福なひと時を過ごすことが出来ます｡尚､レストランでいただく『ｼﾞｪﾗｰﾄ･ﾊﾟﾌｪ(Gelato-parfait)』は『予約制』での提供です｡食後には焙じ茶(ﾎｳｼﾞﾁｬ)と青柚(ｱｵﾕｽﾞ)のティでお腹を温めて大満足の時間を過ごさせていただきました｡

『ルッシュ』さんで牛すじ煮込みのスパイシーな『オムカレー』をいただいた後に向かったのがオリジナルのクラフトジェラートで人気の『AZUMANE SOKO_』さんです｡お目当ては前日､桑原オーナーが「お店の近くのおばあちゃん生産者の豆を炊いて塩餡子(ｼｵｱﾝｺ)に静岡の抹茶(ﾏｯﾁｬ)で少しビターなジェラートにして塩餡子(ｼｵｱﾝｺ)を軽く混ぜました｡塩っ気と苦味､ミルクの優しい甘さが楽しい新作は明日から登場です｡溶けてきたらカップの中で軽く混ぜるとアッシュカラーになるので『Japan ash』秋までしばらくの定番です｡ぜひお試しください！」とFacebookへの投稿文を目にし前日ら食べに行こうと思っておりました｡店前の駐車スペースは辛うじて1台分空いておりそこに車を滑り込ませ店内へ｡桑原オーナー夫妻に満面の笑みでお出迎えショーケースの前へ｡オーダーは迷うことなく前日から新発売の御當地 水分産の『小豆(ｱｽﾞｷ)』に静岡産の『抹茶(ﾏｯﾁｬ)』を合せ造られた『Japan ash』と前日､仕入れられてきた岩手町の牧場産の生乳を使い造られた出来立ての『Milk』のジェラートを店内のイートインカウンター席で水分産の水を使い自社で造られたという美味しい『Acqua Gassata』とともにとても美味しくいただきました｡

日曜日の昼下がりはリニューアルオープンされた『AZUMANE SOKO』さんを目指して足を延ばしてみたもののレストランは『一日一組』の『完全予約制』に変更されたとのことで今回は残念ながら食事をすることは叶いませんでしたがレストランの前にOpenされたジェラテリア『AZUMANE SOKO』さんでジェラートをいただくことが出来ました｡ジェラートは1flavoe≒450yen､2flavor 600yen､3flavor 750yenでメニューは01 Grass fed Milk(田野畑 山地酪農のミルク)､02 Thick Milk(雫石 森崎酪農のミク)03 Valrhona Chocolat(フランス産ヴァローナショコラ66％)､04 Walnut Salt(水分産の胡桃とフランス産の塩)､05 Bourguignon(水分産パセリとニンニクとバターとオイル)､06 Pomme au four(盛岡産の焼りんごとポートワインとシナモン)､07 Pistachio(イタリア産ピスタチオ)､08 Pear butter(盛岡産の洋梨とエシレ発酵バター)､09 Marron Marron(フランス産の栗と水分産の卵黄とバイクラッシュ)､10 Percinnamon(完熟柿とシナモン)の10種類のメニューの中より桑原オーナーシェフの奥様の祖母様が手剥きされたという地元 水分産の鬼胡桃(ｵﾆｸﾞﾙﾐ)とフランス産の塩(ｼｵ)だけで造られたという『Walnut Salt(ｳｫｰﾙﾅｯﾂ ｿﾙﾄ)』のジェラートをオーダー｡カップで供された注文の品は鬼胡桃(ｵﾆｸﾙﾐ)の味が凝縮したナチュラリーで滋味深い味わい｡桑原オーナー御夫妻のご厚意にてイタリア産の『Pistachio(ﾋﾟｽﾀﾁｵ)』のジェラートをひと口味見用でカップに添えていただきOpen記念として『ガス水』をサーヴィスで御馳走になりました｡今回は改装Openされたレストランのシステムを事前に良く把握しておらず以前同様に食事をすることが出来るものと勘違いして訪問してしまいましたが､いずれ誰かを誘ってレストランへ食べに行きたいと思っております｡

ランチは多少時間が取れたので､いつもより少し足を延ばして､ずっーと行ってみたいと思っていた『AZUMANE SOKO』さんへ初めて寄せていただきました｡NAVIに導かれるまま店へと向かいます｡店名の『AZUMANE SOKO』の名に相応しいWarehouseをRenovateして使われていると思しき店舗は手前に全5席のカウンター席､中央部にテーブルが配され奥手は二階造りの小洒落た空間｡今回はひとりでの訪問でしたので自動的にカウンター席へと案内されます｡席に置かれていたメニューを手に取り中を確認｡以前はFacebookへの投稿等でランチでパスタやカレー等も供されていたと記憶しておりましたが寄せていただいた時の本日のメニューは1.岩手町そらくもポークのロースト胡桃のソース 1,300yen､2.岩手町そらくもポークと豆の赤ワイン煮込み1,300yen､3.短角牛の赤身肉のグリル 菠薐草 マッシュルーム1,500yen､4.県産鶏肉のロースト 牛蒡 レバームース1,000yenの4択で､その中より「月齢の高い短角牛(ﾀﾝｶｸｷﾞｭｳ)のメス牛のグリルを菠薐草(ﾎｳﾚﾝｿｳ)のソースと胡桃(ｸﾙﾐ)とマッシュルームのデュクセルで味わう『短角牛のグリル』1,500yenをオーダー｡目の前に設置された焼台の網の上で次々に焼かれて行く先客の方々からのオーダーの鶏肉や豚肉､牛肉をオープンキッチンの中でひとり黙々と焼き､切分け､盛付け､仕上げられて行くシェフの所作を拝見しながら待つ時間も何気に楽しいもの｡程無くほどなくして供された短角牛の赤身肉のグリルは炭火焼ではないものの目測130㌘のボリュームがあり思ったよりも美味しくスープに食後のコーヒーまで付いて1,500yenは充分に納得できるものでした｡店のコンセプトは「旬の美味しさを気軽に楽しんで頂くために近隣の生産者さんから買付けた野菜や肉などを使用し素材をシンプルに調理し季節感と旬を大切にした料理を提供する」という言葉通りに素材の持ち味が愉しめる内容でした｡盛岡の中心部より片道18㌖の距離にあり車で移動しても往復で1時間近い時間を有す立地的なこともありそう頻繁に伺うことは叶いませんが機会を見て再訪させていただきたいと思う店との出逢いに感謝です｡