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©Loroさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
佐乃寿司
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
住所 | |
交通手段 |
厨川駅から268m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
個室 |
無 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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盛岡市内には回転寿司や持ち帰り寿司の類を除くと當店を含め約五十軒程の寿司屋さんがあり、
大半は【江戸前鮨】とか【江戸前】という看板を掲げられておりますが何をもって【江戸前】と謳われ
ているのか思わず突っ込みを入れたくなるような似非な江戸前鮨の店が多く店構えだけで判断して、
うっかり暖簾をくぐってしまいますと大きな失望感と深い後悔の念にさらされるという経験が今までに
幾度となくあり真っ当に評価をするならば過半数の店が★★(2.0)という評価が相応と思われます。
そんな中、當店も看板には【江戸前】と謳っておりますが、自分が知る限り持ち帰りの【京樽】を
除いては唯一、盛岡で【ばってら寿司】を味わえる店であると思います。
【ばってら】が【江戸前】なのかという突っ込みは、さて措いて総てに措いていい加減なのが盛岡の
飲食店のひとつの特徴でもありますので【江戸前】の【ばってら】も充分に有り得たりする訳です(笑)
その【ばってら】は画像のとおりのもので舎利が型箱に詰められ、その上に【しめ鯖】と【白板昆布】
がのせられてから、きっちりと押しをかけプレスされたものを食べ易い大きさに切り分供されました。
見た目は【上方(大阪)】の【ばってら】にも似たもののように目に映りますが、そもそも舎利の硬さや
酢や塩の加減や砂糖の有無等、江戸前鮨と上方寿司では全く別物である訳でありまして見栄えを
似せても似て非なるものになります。
その辺を突っ込まれてもきちんと言い訳が出来るように【江戸前】の【ばってら】と確信犯的に謳って
おられいるのかもしれませんが【上方(大阪)】の本当の【ばってら】の味を知らぬ盛岡の方は、きっと
上方の【ばってら寿司】とはこういうものなんだとか【ばってら】というものはたいして美味しくないとか、
ひいては京都の【鯖の棒寿し】などもこんなものなんだろう~なとどいう邪推の念を懐かせてしまうよ
うな罪づくりな味の押し寿司でした。
酒肴に頼んだ【穴きゅう】と【ばってら】の供される順番も後先逆になりましたが當地では、そんなこと
も日常茶飯事なので特に驚きもしませんが【穴子】は適度な厚みはあるものの油脂分が抜け去り、
干物に近い状態でパサパサしたもので残念ながら旨みを感じることのできぬダンボール紙でも噛ん
でいるようなものでありました。
【江戸前】の【ばってら】、【穴きゅう】と外してしまいましたが気分を変えて【真鯛】、【鯵】、【小鰭】を
お好みで握ってもらいましたが供された【真鯛】は自分の知っている【真鯛】の味とは随分と違った
もので鯛には鯛なのでしょうが【鯛】とは名ばかりの【石鯛】とか【石垣鯛】とかという類の【真鯛】とは
全く別物の魚のような魚の味がしましたしが【鯵】と【小鰭】はそれなりに戴くことができるものでした。
〆に供された【吸い物】は、しめじや豆腐などの具材を使い稀釈用の【めんつゆ】で作られたものの
ような味がしましたが店側の御厚意で供されたものですから有難く頂戴致しました。
結局、一番無難な味だったのは、つきだしに供された【いかの塩辛】でありました。
決して盛岡の寿司屋さんを扱き下ろすのが目的ではありませんが盛岡市内の中堅どころの寿司屋
のレベルはこのようなものであり、重ね重ねで恐縮ですが、髭の評論家のマスヒロさまの"鮨屋不毛
の土地 盛岡" という盛岡の食事情を酷評した言葉が冷たく肌身で感じる今日この頃でございます。
尚、店内は喫煙可であり連鎖的症候群の喫煙者に取り囲まれての食事は、この上なくツライもので
ありましたが【江戸前】の【ばってら】という謎の正体を知ることができましたので同じ散財ながら意味
のあった散財であったように思います(笑)