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長崎のトルコライスならぬ盛岡のオリエンタルライス … 『北田食堂』
盛岡の街場の老舗洋食店の代表格といえば岩手県の洋食料理界の牽引役を長年務められ惜しまれつつ昨年の11月28日で長い歴史に幕を落とされた『洋食みずの』さんであろう。『洋食みずの』さんの人気メニューは古き佳き時代から閉店される間際まで多くの客の舌を魅了してやまなかった『ハヤシライス』に『ナポリタン』そして看板メニューの『コキール』の三品だったように思われます。あの昭和な味わいの『ハヤシライス』を二度と口に出来ぬということは残念でなりませんが盛岡には未だ二軒程、古き佳き時代のハイカラ洋食の味を愉しませてくれる店が現存しています。そのうちの一軒が當店『北田食堂』さんです。店の外観からは単なる街場の食堂としか思えませんが開店以来守り続けられているという『デミグラスソース』を使った『ハヤシライス』は勿論のことミートソースの代わりに『ハヤシソース』をかけたオリジナルのスパゲティ等も人気がある様です。そして自分の中では『北田食堂』さんといえば『オリエンタルライス』となる訳で四年超ぶりに當店の暖簾をくぐらせて戴きお目当ての『オリエンタルライス』を味わってきました。楕円形の大き目の白磁の皿の上にライスが盛られ、その上に揚げたての『ロースカツ』が寄り添った一品で所謂『カツハヤシ』と称されるものと内容的には同じものに更にキャベツの千切りとポテトサラダが添えられたワンプレートで供される料理を此処では『オリエンタルライス』という名前で供されています。その名称の由来を店の方に尋ねても昔居た料理人がそのように名づけたという返答しか返ってきませんが、これが『北田食堂』さんの看板メニューの『オリエンタルライス』なのです。開店以来守り続けられているデミグラスソースは濃い目の色合いで味も濃厚。ロースカツは肌理の細やかな極細パン粉を極めて薄く纏い揚げられており外はサクッと中はジューシーという言葉が相応しいものでソースの中には角切りにされたビーフがゴロゴロと入っており飴色に炒められた玉ねぎもたっぷりと使われており芳醇な香りが楽しめます。値段は大衆食堂のメニューとしては異例の1,200yenという高級品ですが食べてみればその値段が決して高くはないということを納得できるやもしれません。そしてボリューミーなところは當地の食べ手のニーズをしっかりと摑んでいる証です。
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2007/04のレビュー
今年で創業六十年を迎えらるという盛岡の街を代表する仕出&大衆食堂を営まれている『北田食堂』さん。店内は古き佳き時代を彷彿させるレトロな雰囲気が漂う造う二階建て。一階席はテーブル席が三卓という造りの店内は客が6~7人も入ればたちまち身動きとれぬ満席となってしまう小体の造り。メニューは和食から中華、洋食まで実に守備範囲が広い店であり、その数何と100種類近いメニューを常時揃えている凄い食堂なのです。ジモティの友人より御教示戴いた當店のイチオシのオススメは『オリエンタルライス』というもの。ところで『オリエンタルライス』とは一体何ぞや?トンカツにカレーピラフとナポリタンにサラダの組合せの長崎の『トルコライス』は知っておりますが盛岡の『オリエンタルライス』なるものは初めての一品です。その正体はは所謂『カツハヤシ』です。名前の由来は判りませんがハヤシライスに揚げたてのトンカツとポテトサラダと野菜サラダがワンプレートに載せられたボリューミーなもので目映りは余り美しくはありませんがなかなか美味な一品で少し焦げ臭い香味がするハヤシライスのソースの味がどこか懐かしく昔の街場の洋食屋さんのソースを思わず彷彿させてくれる。今風のハッシュドビーフのソースなどとは全くの別物であはあるが炒めた玉ねぎとダイス状にカットされた『牛肉』がゴロゴロと入っており良く煮込まれているので肉は柔らかく噛まずとも口の中で融けてゆく感じです。横たわった『トンカツ』は豚の肩ロース肉に薄めのパン粉を纏わせて揚げたもので然程、上質なものとは思えませんが揚げたて熱々の『トンカツ』に『ウスターソース』を適量かけて戴くと下のキャベツやポテトサラダにまでソースが流れ浸み渡り昭和チックなハイカラ洋食的な味わいとなるどこかチープな味わいが堪りません。一度食べて自分はこの『オリエンタルライス』のファンとなりそれ以来『北田食堂』さん=『オリエンタルライス』という構図が頭の中に刷り込まれています。そんなこともあって他のメニューは未だに食べたことがないので美味しい店なのか不味い店なのかも皆目判りませんが『オリエンタルライス』は話のタネに一食の価値アリの一品かと。
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店名 |
閉店
北田食堂(お料理きただ)
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ジャンル | 洋食、ラーメン、食堂 |
住所 | |
交通手段 |
仙北町駅から922m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
|
個室 |
有 |
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禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 店舗隣、奥2台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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「美味しいチャーハンを食べに行きませんか?」とクライアント氏より御誘いをいただきましたので自分の頭の中では九分九厘クライアント氏のお気に入りの食事のデパート的存在の『新茶屋』さんへ行くのであろうと思い込んでいたところ向かった先はすっかり予想が外れ『北田食堂』さんでした。確かに『北田食堂』さんも『食堂』と謳われている店ではありますが『トルコライス』の盛岡版のような『オリエンタルライス』をはじめとして『ドライカレー』に『ナポリタン』等の洋食類から『天ぷら』に『とんかつ』、『親子丼』に各種『そば』、『うどん』の和食類、そして『麻婆豆腐』に『カニ玉』、『広東麺』に『五目やきそば』等の麺類から『五目炒飯』に『海老炒飯』、『カニ炒飯』と凡そ100種類程の和・洋・中のメニューが品書き掲載されているとても守備範囲の広い店なのです。自分は専ら此処では『オリエンタルライス』や『ハヤシライス』等、古き佳き時代を髣髴させてくれるハイカラ洋食的なものしかいただいたことがありませんが『炒飯』大好きのクライアント氏が「美味しいチャーハン」と太鼓判を押されているので大船に乗ったつもりで店へと向かい五種類のバリエーションが用意されている『炒飯』の中からクライアント氏と同じ基本形の『五目炒飯』をオーダー。程無くして正方形の木製トレーに載せられ運ばれて来た『五目炒飯』は主役の『炒飯』の他にラーメンスープを流用した中華スープという潔い陣容で内容的にはサラダやフルーツがデフォルトで付いてくる『新茶屋』さんのソレよりはかなり簡素化された内容です。『五目』の内容は『コロチャーシュー』にダイス状に切り揃えられた『椎茸(シイタケ)』と『蒲鉾(カマボコ)』に玉子と刻みねぎで五目の様です。そして脇に千切りの紅生姜が添えられていました。肝腎の『炒飯』の味はと言いますと『味覇(ウェイパー)』系の中華香味油ペーストを使っていると思しき味と良い香りが鼻腔と食欲中枢を刺激します。炒飯の生命線である米粒のパラパラ感はそこそこでやや火力不足とも思いましたが米粒ひと粒ひと粒は脂分で適度にコーティングされておりました。具材の『蒲鉾(カマボコ)』と『椎茸(シイタケ)』の食感が佳きアクセントの炒飯でしたが結構の量が盛られています。画像では然程、感じないかもしれませんが他店の『大盛』レベルのボリュームがあり満腹中枢が満たされること間違いなし。今回はクライアント氏に良いきっかけを作っていただましたので次回から洋食以外のもの色々と味わってみたいと思います。