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食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店
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休日のランチはファミリー客で賑々しい…『CHATONS』
地産地消のイタリアン≒イワテリアンを謳われる…『CHATONS』
食べログ イタリアン部門百名店に今年選出された『CHATONS』さんへ初めて寄せていただきました。初めてとは記しましたが當店は以前、友人でもあるブラジル系イタリア人 João Santosシェフが腕を揮われ石井ひろ子さんがホールを仕切られる『Joãos'Kitchen CHATONS』さんという店名で営業されていた時分には幾度となく友人達と連れだって利用させていただいておりましたがJoão Santosシェフが都内のイタリアンへと移られてからは初めての利用となりました。記憶するところ5~6年ぶりに『CHATONS』さんです。Dinnerコースは5,000yenと7,000yenの二種類のコースが用意されており今回は前者の5,000yenのコースをいただきました。予約時間の5分前に到着。入口のドアには「お客様へと題し本日は予約のお客様で満席です。又のご来店をお待ちしております」旨の貼り紙がされておりました。ドアを開け店内へと進み予約名を告げると左手奥のテーブル席へと通されました。席に着きドリンクメニューに目を通します。日中、真夏日だったこともありビールを所望し供された熟撰の生ビールで渇いた喉を潤しました。料理は『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』とトマトとズッキーニのカルパッチョのエントラータからスタート。貝柱(カイバシラ)とズッキーニの間にはカポナータ風のサルサソースが射込まれており色合い的にも緑・白・赤のイタリアントリコロールカラーが目と舌を同時に愉しませてくれました。続いて供されたのは一世を風靡した岩手を代表するブランドポーク 花巻産の『白金豚(ハッキントン)』≒『プラチナポーク』の薄切りの肩ロースを冷しゃぶ仕立にしてヤングコーンと夏豆(エダマメ)とトマトと柑橘(カンキツ)ジュレとともに味わうひと皿。脂身が甘くて美味しいのが持ち味の白金豚(ハッキントン)、その脂の部分がキラキラと輝くことからプラチナポークと命名されたとカメリエーレの男性スタッフから説明を受け或る意味で納得。そして三陸 大船渡産の大きな殻付き『牡蠣(カキ)』を使いトマトやパセリの微塵切りとたっぷりのオリーブオイルとともに味わうシチリア風の『牡蠣(カキ)』のカクテルの二種類のアンティパストの後のプリモ・ピアットのパスタは『蛸(タコ)』のラグーのパスタが供されました。パスタは乾麺ではなく適度にモチモチ感が楽しめつつソースの絡みが良い生パスタが使われており思いの外たっぷりの量がありました。仕上げにオリーブオイルが掛けられたグラニ―タを挟みメインのセコンド・ピアットには一ノ関産のブランド黒毛和牛の『門崎丑(カンザキウシ)』の頬肉(ホホニク)のストゥファート。コントルノには紫キャベツのアグロドルチェに岩手県産の万願寺唐辛子(マンガンジトウガラシ)と県北 浄法寺産の原木椎茸(ゲンボクシイタケ)と穂付(ホツキ)のヤングコーン、前夜『ワインノエビスケ』さんで供された牛ホホ肉の赤ワイン煮込みとは対照的に口の中でホロホロと解ける食感の黒毛和牛の牛ホホ肉とても美味しくいただきました。食後のドルチェには『シャインマスカット』とブルーベリーのブランマンジェ、カッフェはエスプレッソではなくブラックラカントのカシス薫る紅茶にて締められました。料理に合せてヴェネツィア産のオレンジワイン『Borgo Savaian Aransat』とシチリア産の白『Marabino Muscatedda』と赤はマルケ州の『Guerrieri Colli Pesaresi Sangiovese』をいただきました。供された料理は何れも普通に美味しいものではありましたが全ての皿に『トマト』が使われるというトマトの多用使いが味の単一性を産み視覚と味蕾が食傷気味になのましたが『CHATONS』さんが掲げられる地元を愛し地産地消に拘ったという『イワテリアン』という料理を取敢えず愉しませていただきました。
João Santos氏が腕を揮った最後のランチ…『CHATONS』
ツーリスト御用達の『わんこそば』の店として有名な『東家』さんの向かい側でジョアンズキッチン『CHATONS』として営業されていた時分には定期的に通わせていただいておりましたが現在の場所へと移転されてからは訳あって店へ足を運ぶことはありませんでした。しかしシェフの『João Santos』氏から3月X日で『シャトン』を辞めて東京で働きに行きます。との連絡が入り都内では再会することが出来るものの、ひとつの区切りとして盛岡で働かれていた店でのお別れの挨拶を兼ね昼の時間帯に初めて寄せていただきました。既に『ジョアンズキッチン』では無くItalianRestaurant『CHATONS』となっておりましたから随分と手際の良さに些か驚きつつ店内へ。店の外やイベント等では何度も逢っていたシェフの『João Santos』氏と石井さんとの再会。ドアを開けると石井さんの満面の笑みに出迎えられ店奥のJoãoさん正面の相席のテーブル席へ。ランチメニューに目を向けると『いわて鴨のスモークと菊菜のジンジャーソース』と『ズワイガニのクリームソース』の2種類のプリモと『プラチナポークの煮込みハンバーグ』と『白身魚のフリットゥーラ』2種類のセコンドの組合せ自由な二者択一のランチのspecialコースというものを発見。セコンドは直ぐに『白金豚(プラチナポーク)と決まったもののプリモのパスタをどちらにするか悩みに悩む。Joãoさんのオシは『いわて鴨』とのことでしたが自分は『ズワイ蟹』が気になり双方譲らぬ攻防が続き最終的にJoãoさんにお任せすることに。デフォルトで供されるグリーンサラダにカップ入りのオニオンスープと続き待望のプリモの登場。Joãoさん手には大きな皿、身体の大きなJoãoさんが持つと小さく見えるもののかなり大きなプレートです。その皿には何と『ズワイ蟹のクリームソースのタッリアテッレ』と『いわて鴨のスモークと菊菜のジンジャーソース トンナレッリ』の合盛りのspécialita versionのプリモが盛られていたではありませんか?ズワイ蟹の量も大盤振る舞いで食べ応えもかなりのもの。ワイン片手にいただくなら確かに『いわて鴨のスモーク』のパスタが合うことは間違いナシでしょう。しかし個人的には『ズワイ蟹』の選択は間違いなかったかと。そしてドルチェには焼きたての『アップルタルト』、エスプレッソにてランチのスペシャルコースはひと通りです。ディナーのアラカルトメニューには『炭火焼』の興味深いものが何品かありワインとともにいただいてみたい気もしましたが『João Santos』さんの居ない『CHATONS』さんなんて魅力が半減するどころか足を延ばす機会が益々無くなってしまったことは言うまでもありません。新しいシェフやソムリエチックなホールスタッフの方もご紹介いただいたものの多分このドアに手を掛けることはあるのだろうか?などと考えながら店を後にさせて戴いた次第です。『João Santos』さん長い間お疲れ様でした。次は東京の店で再会致しましょう。
費用対満足度の高い店 … ジョアン'Sキッチン『シャトン』。
『ジビエ料理』を味わいに"仁三郎"さんへ足を延ばした際にハンドルキーパーを引き受けてくれた友人に御礼を兼ねて久しぶりに夜の"シャトン"さんへと伺いました。店内には我々の他に二組のお客さんが居られましたが隣席に座られていた札幌から観光を兼ねて盛岡を訪れたというお二人は札幌遠征時に良く自分がお世話になっている"MD COKE"氏の友人であるということが判明し思わぬことから場は一気に盛り上がり食べ物談義を交え楽しい時間を共有させて戴きました。しかし世の中って本当に狭いものなんですよね(笑)さて今回のコースは手の込んだ前菜の三種盛りからスタート、その内容は黄身酢と南京の裏漉しを混ぜ合せ三角形の型にしたものの中に自家製のスモークサーモンとバジルペーストを射込んだものと蟹の身のサラダをアボガドで包み込んだもの、そしてローストした帆立貝柱の上に生海胆をのせ天に『キャビア』をトッピングした目にも舌にもうれしい料理からはじまり、日本の懐石料理であれば凌ぎの役割にあたるひと口ほどのパスタに黒鯛のマリネをトッピングした料理と続き 何やら干し海老の入れられたサイフォンがサイドテーブルの上に置かれた思いきやそれに点火、目の前で海老出汁を抽出させるパフォーマンス。サイフォンが沸騰したところでロブスターとトリュフ風味のパスタとフルーツトマトが盛られた皿に海老出汁が注がれダブルのシュリンプでパスタを味わうという遊び心満載の料理と続きメイン料理は低温で調理をされたジョアン氏お得意の『黒毛和牛の低温ロースト』、白磁の皿にパプリカのソースで描かれた『J』の字は勿論シェフである"ジョアン"氏の『J』、パスタは幅広のタリアテッレを使ったクリームパスタで具材には寒じめほうれん草と自家製の大和豚のベーコンそして更に大和豚の自家製の生ハムのトッピング、前回は塩辛く感じたパスタも今回は塩加減が調整されておりとても美味しいものでした。食後のドルチェにはホンプ・オー・ポアール(洋梨のタルト)に二種類のベリーのアイスに柿を戴きいつもの通りマルコポーロの茶葉を愉しみコースはひと通り。連れの友も札幌から来られた方々もジョアンさんの心のこもった料理とヒロコさんの癒し系の気遣い溢れるサーヴィスと接客に感激された様子でした。何はともあれ、この予算でこれだけ満足できる洋食店は自分が知るかぎり盛岡では他にありません。
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2011/11のレビュー
五大ネットワークのキー局の番組製作担当者をはじめとしてローカル局のその手の担当者までもが番組を作る上で今や必ず目を通して参考にしていると伝えられているTabelogでのレビューと料理画像とその評価。その半面でインターネットのサイトの台頭に脅威を抱いているマスメディアでは一斉にヤラセだ何だと妙に騒ぎ立てる始末、某国営系の放送局などでは一つの大きな社会問題として大きく報道され一層の注目を浴びているTabelogの情報サイト。Tabelogから火がつき全国から注目を浴びるようになった店も数多ありますが盛岡では"シャトン"さんもその一例といっても決して過言ではないでしょう。盛岡を訪れた友人達を當店へ案内するようになってからというもの賛辞のレイティングが相次いで投稿されるようになり俄かに全国から脚光を浴びる店へと一気に駆け上がられてしまった店の代表格と申しても差し支えないでしょう。ローカル民放局の取材が増えグルメ番組等でも紹介されるようになりローカル情報誌の紙面をも飾るようになった今ではもはや"シャトン"さんの名を知らぬ盛岡人はきっと居られぬことではないでしょうか?人気が一気に高まって早二年の歳月が過ぎ去りましたが人気に翳りが見えることもなく今でも絶大なる支持を集めているのは偏にイタリア系ブラジル人シェフ"ジョアン"さんの料理と真摯に向き合う姿勢と努力の賜物であるとともにマダム役の石井さんを筆頭に働かれているオールスタッフのホスピタリティーの高さにもあると云っても良いのではないでしょうか。遠方より友人達が盛岡を訪れる度に當店へ案内することがほぼ定番化しておりますが當日は盛岡ジモティの友人に誘われる形で11月のと或る日のランチタイムに久しぶりに白いドアの取っ手に手をかけました。戴いたのはプチサラダ、カップスープ、バケット、メイン料理、パスタ、ドリンク、デザートというプチリッチ感が味わえる内容にも関わらず1,500yenという安価な値段設定がされたランチサーヴィスのコース料理。メイン料理もパスタメニューも魚介系か肉系が選ぶことが出来るようになっており組み合わせ次第によっては四通りの楽しみ方が出来る秀逸なものです。當日のメインの料理は魚料理に『真鯛のポワレ』そして肉料理は『大和豚の低温ロースト』そしてパスタには『秋鮭と茸のトマトクリーム』と『生ハムとルッコラのぺペロンチーノ』の二種類のものが用意されておりました。二人で伺ったこともあり今回は料理もパスタもシェアして全ての料理をひと通り味わうことが出来ました。先に供されるプチサラダ、カップスープは見た目通りの味のものですが『バケット』はシェフ"ジョアン"さんが朝に生地から作られたもので温かく美味、メイン料理の魚料理の『真鯛のポワレ』は皮目の部分が強めに焼かれたものでパリパリとした食感が楽しめ中の身はふっくらしっとりとした仕上がり、これをジョアンさん得意のパプリカソースにバジルを加えたソースで味わいます。一方の『大和豚の低温ロースト』は55℃の低温でじっくり火が通されたものでナイフで切った断面を見て戴ければ良く判ると思いますがパサパサ感はなくしっとりとした状態に仕上げられています。
添えられたレモンを絞りバジルソースとパプリカソースの二種類のソースで楽しみます。メイン料理を戴いた後は絶妙なタイミングでパスタが席に運ばれてきます。『秋鮭と茸のトマトクリーム』のパスタには『タリアテッレ』が使われておりたっぷりの『秋鮭』と『しめじ』等の茸が具沢山で食べ応え充分、トマトソースの程良い酸味とクリームのコクのバランスはなかなかのものであり隠し味に使われていたチーズの香味と輪切り唐辛子のピリ辛感がアクセントとなりソースの味が円やかになり過ぎぬような工夫がされておりました。また『生ハムとルッコラのぺペロンチーニ』には『タヤリン』という細めの麺が使われぺペロンチーノというよりはスープスパゲティに近い仕立てのものでしたが全体的に塩加減が強めの上に自家製の大和豚の『生ハム』の塩分がこれに加わることでかなり塩の利いた味になっておりトマトやルッコラでは味を中和することが出来ずに口の中に塩辛さが結構残るものでした。使われているパスタの麺は全てシェフ"ジョアン"さんの手打ち麺でありモッチリモチモチとした食感が味わえるものですが今回戴いた二品では『タリアテッレ』を使ったトマトクリームのパスタの方が全体のバランスがとれているように感じました。食後のデザーは甘酸っぱい『ラズベリーのチーズタルト』を戴いてほろ苦の『エスプレッソ』で〆る、これだけのものを供されて1,500yenですから費用対満足度は高く行列が出来るのも当然のこと"シャトン"さん人気は當分収まりそうもありません。
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2010/10のレビュー
シャトンさんの魅力は決して"ハンバーガー"や手打ちのパスタ料理の美味しさだけでなく真骨頂は何といっても事前予約でのみ戴ける夜のディナーコースにこそあります。最新の追加画像は10月のと或る日の夜に戴いたシェフのおまかせコースの料理でカクテルグラスに盛り付けられた生ハム&メロン、手長海老、チキンロール、帆立貝柱のタルタル、キッシュ等の前菜盛合せから順にスモークサーモン、和風テイストの"松茸のロワイヤル"は所謂、フランス料理版の茶碗蒸しの中には思わずウホホ…と悦びの声をあげてしまいそうな量の松茸、マツタケ、まつたけ…、三陸産岩牡蠣のオーロラソースに次いでは"活の伊勢海老"を使ったグラチネ、いつ戴いても感激する低温でじっくり時間をかけて調理された"いわて産黒毛和牛のランプ肉ロースト"そしてデザートと薫り高き紅茶を戴いてコースはひととおりという費用対満足度抜群のコース料理です。確かに高額の支払いをするのであれば盛岡でも相応に美味しい洋食を供される店も無い訳ではありませんがそこそこの金額で納得できる料理を供してくれる店は當店の他には自分は知りません。洋食界における盛岡の至宝と申しても過言ではない"シャトン"さんのディナーコースお奨めします。
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2010/09のレビュー
諸事情により已む無く"千松しま"さんと"手料理きくち"さん二手に分かれての昼餉、塩竃神社参拝を済ませた一行が次に向かったのは盛岡…、と或る友人より今回のツアー参加者の二人が誕生日が近いということと新居への引越し祝いを兼ねて何かサプライズを…というリクエストに応えて色々と考えた結果メンバーの中に無類の猫ちゃん好きの友人も名を連ねており、また初の盛岡ということでもう"シャトン"さん以外に相応しい店は無いと判断、前々日にお願いし到着時間に合わせて焼き上げられた出来立ての"タルト・オー・ポム"をホールで供して戴き紅茶とケーキでのダブル御祝、他のお客さんの協力も得て一瞬だけ店内の灯りをダウン…ジョアンさんのリードで♪HappyBirthday♪の歌声、ジョアンさんヒロコさん色々ご配慮有難うございました。
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都内在住の友人達がレイティングされたレビューによって今や全国から注目を浴びている"シャトン"さん。當店を訪れた都内のレビュアー諸氏の想像以上の高評価からジモティの方々からも一躍注目を浴びている盛岡では数少ない注目店です。盛岡で供されるハンバーガーだから"盛岡バーガー"って呼んでもいいんじゃない?と勝手に発した言葉から巷では"盛岡バーガー"という呼称も浸透しつつあるようです(笑)実はジモティの方々が殆ど目もくれなかったシャトンさんのハンバーガーですが今では週末には多い時には50個も売れちゃうというから、やはり口コミの力って想像以上に凄いんですね(笑)直接の関係はないとしても近くにあったマクドナルドが先月末で閉店になっておりましたし面白いものです。メニューの何処を見ても"盛岡バーガー"という文字はありませんが"盛岡バーガー"ってどれですか?と尋ねる客も俄かに増殖中みたいですがスタッフの方々も心得たものでスムーズな対応をされておられるようなので一切、混乱は起きていない模様です(笑)今まで店に何度足を運んだのかは良く覚えておりませんが盛岡に来られる友人達は昼餉は"シャトン"さんにて"ハンバーガー"夜は"龍園"さんで焼肉の肉&肉の食事を所望される方が多くなったように思います。"盛岡バーガー"の人気の秘密について簡単に書き記しますとハンバーガーは三種類、スタンダードのオリジナルハンバーガーにチーズハンバーガーそしてイチオの"ベーコンチーズハンバーガー"が用意されています。主役の"ハンバーグ"は"いわて黒毛和牛"と岩手町の"大和豚"の合挽き肉がベース、合挽き肉とはいってもミンチ肉を作るマシーンで挽いたミンチ肉を使うのではなく、あたり棒と包丁を使い叩いて叩いたものを成形して焼きあげたものなので挽肉につなぎを加え手捏ねにしたハンバーグとは、ひと味もふた味も異なりまるでステーキでも食べているかのような食感がひとつの特徴です。牛肉と豚肉の混合比率は企業秘で明かされておりませんが味わいからは牛肉85㌫、豚肉15㌫くらいの比率じゃないかと思われます。ハンバーガーのパテの焼加減も色々と試してみましたがスタンダードの焼加減よりミディアムレアの焼加減で仕上げてもらった方が肉汁の味も愉しめ、より美味しく感じられるように思いますが、これは好きずきでしょう。ハンバーグを受け止める土台の"バンズ"は岩手県産の"南部小麦"で作られたものでモチモチとした食感と中力粉の特徴を良く活かしたもので香ばしく焼き上げられています。そしてこれら二つを結びつけるのはトマトとフレッシュな野菜、イチオシの"ベーコンチーズハンバーガー"には
これに"大和豚で作った自家製の厚切ベーコン"とチーズが加わり美味しさは×3、この自家製ベーコンも只者ではなくスモーキーでジューシーで美味なのであります。もうこれは論より証拠、ぜひともご自身の目と舌とで、その味と食感をしかと体感されてみるに限ります(笑)そんなことで"ハンバーガー"は確かに御奨め品ですが毎日手打ちされている"生パスタ"もオススメ、パスタは週替わりで色々な味を愉しむことが出来ますがパスタの中では"カルボナーラ"がイチオシです。オリジナルのカルボナーラは通常、幅広の平麺の"タリアテッレ"を合わせられますが細麺の"タヤリン"を使って供して戴く"スペシャルバージョン"の方が個人的には好きです。ソースは卵黄だけで作られたもので超濃厚、他店のように生クリーム等を加えて乳化させ伸ばしたものとは味の濃密さが格段に違います。何といっても一人前に"卵黄"が六個も使われているのですから…(驚)"卵黄"とともに主役である"ベーコン"もハンバーガーに使われているものと同様にスモーキーでありジューシーな自家製のベーコン、これにスパイシーな挽き立てのブラックペッパーを加えられて完成形です。料理は誤魔化しではなく良質な素材を正直に使い作られたものは味に素直に反映されるというお手本です。"ジョアン'Sキッチン"の本当の醍醐味を愉しめるのは何といってもディナーのコース料理にこそあるのです。画像は六月下旬に京都から盛岡まで遠路遥遥、足を延ばしてくれた友人と伺った際に供されたコース料理のものですが未だイガイガが動いている"活海胆の冷製フアラン"からはじまり三色のトリコロールカラーが目に
インパクトを与えてくれた"パプリカと大和豚生ハムのムース"、帆立の稚貝やシューリ貝を使った"三陸産のシーフードマリネ"、"伊勢海老のグラチネ&パスタ"に"いわて鴨ロースの低温ロースト&トマト"そして低温で調理をされたメイン料理の"いわて黒毛和牛のランプステーキ"、食後のデザートのマンゴゲラートココナッツのマンジャレビアンコ&季節のフルーツと紅茶"マルコ・ポーロ"でコース料理はひと通りとなりました。デジタルカメラのレンズって実に正直なもので美味しかったものは美味しそうに写りますし不味かったものはどうやっても不味そうにしか写らないんですよね(笑)、勿論、このコースの料理は総じて美味しいものばかりでしたが活きた殻付きの海栗に程良い酸味のジュレを加えた"活海胆の冷製フアラン"と48℃の低温で調理をされた"いわて黒毛和牛のランプステーキ"の二品は余りの美味しさに身体が仰け反ってしまった程です(笑)この料理に合わせワインを二本空けても二人で弐萬円でお札が何枚か戻って来ますからCPも抜群ですね。そしてティータイムも使い手のある店で好みの紅茶にスイーツを合わせ午後のひと時を過ごされるのも最高。紅茶の茶葉では"マルコ・ポーロ"がオススメ、スイーツでは"スイートポテト"と"タルト・オー・オム"の二品。"スイートポテト"は"金時芋"で作られたものであり"タルト・オー・ポム"はシナモンの風味が程良く効き異なるふたつの食感のリンゴの味を愉しめる優れものであり"某店"の"ニュートンのリンゴ"を数段上回る美味しさが味わえます。店内のあちこちには"猫"の関連グッズが置かれておりネコ好きの方にはきっとうれしい店になることでしょう。余談ではありますが當店シェフのジョアンさんの味覚の精度はかなり高いものと思われます。興味のある方はジョアンさんに"盛岡で美味しい料理店は何処かにありますか?"と尋ねてみてください(爆)
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店名 |
シャトン
|
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受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店
イタリアン 百名店 2021 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | イタリアン、フレンチ、ビストロ |
予約・ お問い合わせ |
050-5594-8562 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
県庁市役所前バス停より徒歩400mくらい 上盛岡駅から924m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、Diners、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
50席 (2x3 4x6 20x1 各席フレキシブル ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 近隣ダイヤパークご利用の場合、2,000円以上のご利用で1時間無料 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2014年9月16日 |
電話番号 |
019-653-0234 |
備考 |
【盛岡市中ノ橋通1-3-20 より移転】 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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三連休最終日のランチは先日、数年ぶりに寄せていただいたばかりの『CHATONS』さんへ。今回は3,000yenのランチコースをいただきました。席は出入口に最も近いテーブル席。周りには子供連れのファミリー客が多くとても賑やかというか賑々しい雰囲気。食育的には或る意味良い事であろうと思うもののカトラリーをテーブルの下に落としたり拾ったりと落ち着かない雰囲気の中、取敢えずオトナの休日の楽しみのひとつでもある朝シャンならぬ昼Champagneをオーダー。厨房内で注がれたグラスが席に無造作に運ばれて来たのでエチケットの確認も出来なかったのですが泡で軽く喉を潤し料理は『海老(エビ)』とズッキーニとトマトのカルパッチョのエントラータからスタート。何か先日いただいた『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』が海老(エビ)に変わっただけの構成に一抹の不安を感じつついただきます。そして次に供されたアンティパストの皿の中身を目にして不安は的中へと変わったのでありました。器こそ違えど中身は先日の夜にいただいた『白金豚(プラチナポーク)』の冷しゃぶと夏豆(エダマメ)とヤングコーンとちぢみ菜の柑橘ジュレがけとほぼほぼ同じ内容、更にダメ押しでプリモ・ピアットのPastaには先日の夜と全く同じ『蛸(タコ)』のラグーのスパゲティ、セコンド・ピアットには『白金豚(プラチナポーク)』のローストポーク『Arrosto di Maiale』にフリッタータとカポナータ、カリフラワーにピクルスに白いマイスにパーネ。ローストポークをパーネで挟んでサンドイッチとしていただきドルチェには西瓜(スイカ)とブルーベリーとパインとティラミスとボネがひとつのプレートに盛合せて供されカッフェの紅茶にてひと通りとなりました。夜の5,000yenの料理の内容も昼の3,000yenのコース料理もクオリティ的にはほぼ同じ。今回の予約の件は前回、帰り際にシェフに直接伝えていたので同じ料理が何品か被って出された事に正直ビックリ。次回 7,000yenのディナーコースをいただいみようと思っておりましたが、すっかり気持ちが冷めてしまい見合わせることに。余分な支出をせずに済んだのは不幸中の幸いと考え潔く諦めることにしたのでありました。當店の評価は友人でもあるブラジル系イタリア人 João Santosシェフが腕を揮われ石井ひろ子さんがホールを仕切られる『Joãos'Kitchen CHATONS』さんという店名で営業されていた時分の評価がそのまま継承されており今の『CHATONS』さんは全く別の店として考えるべきであるように感じ入った次第です。