北陸有数の名店。通称、”つきぴえ” : 月とピエロ

月とピエロのパン研究小屋
石川県鹿島郡中能登町羽坂2-93

北陸有数の名店
通称、”つきぴえ”

遠いので行くときはまとめ買い

毎日食べたい系


写真を追加しました。解説は私のブログをご覧ください。

大江春泥シリーズ■パン活を振り返る■ 福十、乃が美、浅野屋、フランスベーカリー、月とピエロほか
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12604325428.html

月とピエロのパン研究小屋◆中能登町◆氷見あそび①（全５回）◆感動のハードパン、やばい！2018年10月28日(日)NEW!
テーマ：◆ハード系パン全般 
カレー探偵、やみちゃんです。
 
 
 
カレー探偵の休日に、気の合う仲間と氷見あそび！

富山県のラストリゾート、氷見および氷見から近いエリアにある、
オトナの休日に最適なスポットについて、今夜一挙に大放出！！
 
 
５時限でお届けします！
 
 
 
第１限「月とピエロのパン研究小屋」　←いまここ
第２限「香華園」　
第３限「ブルーミン」　
第４限「HOUSEHOLD」　
第５限「セイズファーム」　
 
 
 
 
 
 
第１限　「月とピエロのパン研究小屋」 
 

 
「月とピエロのパン研究小屋」
（石川県鹿島郡中能登町羽坂2-93）
 
 
 
氷見をクローズアップする企画といっておきながら、いきなり中能登町にやってきたＭ隊長率いる我ら”食いしん坊隊”。
 
 
メンバー全員がハードパンチャー（=ハード系のパンをこよなく愛し、ときにはパンを自作するなどのガチなパン愛好家。パンのプロ）であることから、パン屋巡りは必須科目なんです。
 
 
 
 
 

 
この鄙びた風景。。
 
名品の予感。
 
テンションアゲアゲのワクワクぴょーーーん！
 
 
 
 
 

 
火曜・水曜が定休。
 
 
私自身、３年ぐらい前までは”大江”という人格に憑依され、狂ったようにハード系のパンをむさぼっていたわけですが、最近は”大江”とも和解し、彼の人格をうまくコントロールできています。
 
 
そのため、随筆に『ハードパンチャー日記』を書く頻度こそ下がりましたが、ハードパンへの傾倒はそのまま。
 
全国のパンスキーさん、どうかご安心ください。
（※ハードパン随筆のリクエストがかなり多いことに感謝！）
 
 
 
 
 

 
こちらが入口。
 
古民家の納屋を改装したのでしょう。
野趣あふれる敷地の中に看板らしき看板もないまま営業中。
 
 
 
ここまで辿り着くのに氷見駅から車で42分。
信号もないような峠道を越える必要があります。
 
まさに隠れ家、知る人ぞ知る店、秘境。
普通にぼんやり生きているだけでは辿り着けない店です。
 
 
 
 
 

 
店内風景。
 
一応、４、５人ならカフェ利用も可。
（※実際に利用したので後半で紹介）
 
 
 
 
 

 
パンはハード系が10種ほど。
 
売り切れごめん、予約は可です。
 
 
 
ハードパンチャーなら共感できる、このヴィジュアルはヨダレがとまらないものですね。
 
もちろん、麦と天然酵母の芳香が店内に充満し、
 
「ここで暮らしたい！」
 
という言葉が自然とこぼれる素敵空間でした。
 
 
 
 
 

 
戦利品。
 
手前の黒い２種は量り売りで、それぞれ最小単位でカットしてもらったもの。（各1000円ぐらい）
 
４点全部で3000円ほどでした。
 
 
 
 
 
 
食べる探偵 
パン・オ・フリュイ 

 

 
ライ麦をプラスした生地に、
胡桃、いちじく、レーズン、カレンズ、自家製のブンタンピールを混ぜ込んだパンです。
 
 
 
 
 

 
きっと誰もがこれを手に取るのでしょうね。
 
期待にたがわない名品。
 
 
食べて気づきましたが、ここのパンはどれも”ガッチガチであごが疲れるようなハード系”ではなく、食べやすい硬さです。
 
 
 
 
 
胡桃の入った黒いパン（仮称） 

 

 

 
ぎっしり胡桃が入ってます。
 
この胡桃がまた素晴らしい。
 
 
前述の【フリュイ】と被る気もしますが、こちらの方がいちじくやカレンズがない分、甘さがカットされて粉本来の香りをシンプルに堪能できます。
 
また、こだわりの天然酵母がやさしい酸味を醸し出していることもストレートに楽しめます。
 
つまり、どっちもイイ。
 
 
 
 
 
パン・ド・ミ 

 

 
※こちらは念のため予約しておきました。
 
 
黒くて派手なパンに隠れて一見地味に見える【パン・ド・ミ】ですが、、
 
パンスキーなら絶対に買うべし！
 
 
 
 
 

 
断面は気泡が多めですだちが良く、
ぐいーーん！と膨らんでいることが分かります。
 
 
それでいて食べたときの食感は”もっちもち”。
 
 
軽くトーストしたときのクラスト（表皮）のパリパリ感とクラム（内部）のもちもち感の絶妙なバランスに思わずうなりました。
 
ほのかな酸味もいい感じ。
 
 
 
 
 
栗のバトン 

 

 
※こちらは念のため予約しておきました。
 
 
期間限定？
 
加水は低めだと思いますが、見た目とは違いとても噛みやすいパンです。
 
 
※良い子はバトントワリングに使わないでネ！
 
 
 
 
 

 
ほんのり甘い栗がごろごろと。
 
これも予約しておいて正解でしたね。
 
 
あっというまに口腔内に消えましたよ。
 
 
 
 
 
・探偵の食卓１

 
なお、ハードパンは一般的に加水率が低いので店によっては１週間以上常温でもつ場合もありますが、月ピエのパンはやや加水率高めのものが多いため、２～３日がおいしく食べられる期限のようです。
 
食べきれない分は小分けしてラップに包んで冷凍しておきましょう。
 
 
 
 
 
・探偵の食卓２

 
後日、お友だちからいただいた”このパンに合う料理”をあわせて盛りつけてみました。
 
 
 
 
 

 
人生最高のクラムチャウダー。
 
 
 
 
 

 
牛蒡と胡桃の入ったマスタードポテトもハードパンに合いまくり。
 
感謝、感謝です。
 
 
 
 
 
珈琲　　450円 

 
さて、「月とピエロ」では店内でカフェ利用も可能ということなので、しばしコーヒータイムです。
 
 
 
この写真、題して『月とピエロ』。
 
（※コーヒー茶碗を月に見立て、その中に写るやみ猫先生の影法師がピエロのように見えたことよ）
 
 
 
 
 
スコーン 

 
この【スコーン】がまた途方もない名品！！
 
かりかり、うまうま。
 
甘さ控えめでオススメ！
 
 
 
・・わざわざ遠方から通いたい名店ですね。
 
 
 
第２限 「香華園」につづく
 
 

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