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金沢駅西の金沢おでん居酒屋でカニ面、蓮根饅頭、海老真薯のおでんで新幹線の時間調整
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nao-sann
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店舗基本情報
| 店名 |
勝一
|
|---|---|
| ジャンル | 日本料理、おでん |
|
予約・ お問い合わせ |
076-223-1566 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR金沢駅 徒歩2分 金沢駅から271m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
13席 （カウンター13席別途2階に座敷あり） |
|---|---|
| 個室 |
無 個室は現在製作中 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 店の前1台 近隣コインパーキング多数 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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金沢行きの最後は駅ナカの黒百合で北陸新幹線の発車時刻ギリギリまで金沢おでんを肴に一杯やって帰るのが恒例でしたが、黒百合の人気が上がりすぎてすぐに入ることが難しくなってきたので新規開拓を試みてみました。
金沢駅は、もてなしドーム、鼓門が有る賑やかな東口の反対側には県庁や小松空港へのバスターミナルがある西口があり、こちらは静かな雰囲気です。
その一角にぽつんと一軒家のおでん居酒屋があって、17時から営業しているというので19時までゆっくり呑めるなと入ってみました。
大きなカウンターが厨房を取り囲んでいて、大皿には色んな料理が並んでいる。
厨房にはベテランのご婦人がお二人で切り盛りしていたので、家庭料理の店かと思いました。
金沢おでんの冬の名物のカニ面があったので、まずは売り切れないうちにキープしておきます。
カニ面というのは香箱蟹の身をすべて出してカニの甲羅に詰め込んだものをおでん出汁で煮るという、おそらくはおでんダネのなかでももっとも贅沢なものだと思います。
富山より西の北陸、山陰の香箱蟹の漁期は11月～12月の2ヶ月だけなので、3月にあるというのは5月まで漁が出来る新潟以北のズワイガニなんでしょうが、それでも有り難い事です。1300円と良い値段がしますが、身をほぐして甲羅に詰める手間隙を考えたら仕方ない。
カニ面が煮えるまでのつなぎに刺身の盛合わせとビールで一杯やっていると、目の前においてある業務用グリラーから良いにおいが漂ってきたので「何を焼いているんですか？」とたずねると赤ガレイの塩焼きとのこと。
どうやら大皿に並べるために仕込んでいたようですが「焼き立てだから美味しいですよ」というので、思わず「それ食べます！」と答えて出してもらいました。熱々のカレイをむしって噛み締めると旨いのなんのって。
その間にカニ面が煮えたので日本酒に切り替えてちびちびと呑んでいると、白い割烹着に帽子の大将が登場して料理を始めました。後で分かったのですが、ご主人は片町で数十年間割烹をやっていたそうです。
最後に金沢おでんから海老しんじょう、蓮根だんごを追加。
海老しんじょうは割烹料理の椀物にはよく使いますが、おでん種としては初めてです。上品な海老の味がしました。
蓮根だんごは蓮根を摩り下ろして俵型にまとめたものを揚げてから煮込んでいるようです。
味は蓮蒸しと同じような味わいで、これも普通のおでん種では見たことがありません。
なかなかユニークなおでん種を工夫して安く提供してくれるので、駅からはちょっと離れていますがこれからちょくちょく利用したいお店です。
ちょうど新幹線の発車時間が近づいてきたので駅まで5分弱歩いていくことにしましょう。