自家製ミルク餡を小麦生地で包んだキャラメル風味の「鹿行乳菓［酪］」 : 菓心松屋

＜商品＞
■鹿行乳菓［酪］
・直径…約5.3cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約33g
・原材料名…白あん、砂糖、小麦粉、卵、バター、生クリーム、液糖、練乳、乳等を主要原料とする食品、牛乳、はちみつ、植物油脂、餅粉、寒天、バニラ／膨張剤、香料
・熱量…176kcal
自家製ミルク餡を小麦生地で包んだ乳菓。
小麦生地はしっとりとしていて口どけなめらか。
ミルク餡はほろ苦いキャラメル風味で、よくある乳菓とは全然違います。
バターの風味もあり後味も幸せ。
和洋折衷の上品なお菓子です。

＜商品＞
■ケーキ屋さんのおいしいラスク
・縦…約5cm
・横…約7.5cm
・厚さ…約0.8cm
・重さ…約8.5g
・原材料名…小麦粉、バター、塩、グラニュー糖、イースト
・熱量…49kcal
以前系列店のLa Provanceでいただいた同名ラスクのパッケージに記載の名は「La Provance＆Matsuya」となっていましたが、こちらのものは「Matsuya＆La Provance」でパッケージデザインも違いました。
こちらの方が大人向けなシックなデザイン。
ラスク専用に焼成されたものと思われる、気泡の少ない生地密度の高いフランスパンで作られたラスクが1袋に2枚。
片面のみこんがりとした焼き色が付いており、そちら側にのみグラニュー糖がまぶしてあります。
サクサクとした心地よい食感で、バターの香りとグラニュー糖の素直な甘さ。
やや焼きすぎな気もしましたが、美味しいラスクです。

＜商品＞
■ラムボール…税込250円
・直径…約4.5g
・重さ…約76.5g
海外ではクリスマスシーズンにいただくことの多いラム酒が効いたボール型のチョコレートケーキ。
日本では喜久家のものが有名ですが、喜久家のをいただいたことがないため比較できず。
大きさの割にずっしりとした重さ。
クルミやレーズン入りで予想通り濃厚なスイーツ。
海外でいただくラムボールと比べるとラム酒は控えめですが、十分フルーティー。
見た目は小さいですが、味が濃く食感的にも食べ応えがあるので、1個で十分満足できます。
ラムボール、日本ではなかなか見かけないので、シーズン問わずいつでも購入できるのだとしたら幸せです。


■北浦の石だたみ…税込420円
・縦…約6cm
・横…約6.2cm
・高さ…約6.8cm
・重さ…約152g
お店の人気投票にてNo.1に選ばれたケーキ。
北浦に石畳があるのかは不明ですが、ボコボコとした石畳に使われる石のようなビジュアルで、スイートチョコレートクリームとホワイトチョコレートクリームをココアスポンジでサンドし、表面をガナッシュで覆ったチョコレートケーキ。
上から順に、
　・ガナッシュ
　・ココアスポンジ
　・ホワイトチョコレートクリーム
　・ココアスポンジ
　・スイートチョコレートクリーム
　・スポンジ
という6層構造。
ココアスポンジはしっとりとしつつややむちっとした弾力性があるもの。
チョコレートクリームは口内にまとわりつくチープな油脂感もなく、なめらか。
周りを覆うガナッシュは、厚みがありねっとり濃厚。
全てをまとめていただくと、とても美味しい。
ボリュームもあり、これで420円はCPも良いかと。


■バナナのクレープ…税込350円
・縦…約7.2cm
・横…約7.5cm
・高さ…約6.5cm
・重さ…約212.5g
200gオーバーのビッグなスイーツ。
土台はスポンジ生地。
その上にカットしたバナナとカスタードクリームがのり、さらに生クリームを重ねたものをクレープ生地で包み込んだスイーツ。
中のバナナは幅1.5cm程にカットした大きなものが4個くらい。
幅1cm程にカットしたバナナがトップにも2個のっていたので、バナナだけで相当なボリューム。
それを上回る大量のカスタードクリームは、生クリームの比率多めのなめらかなもの。
クレープ生地は薄手ながらもしっかりとした食感で、底の重なった部分をいただくとむにっとして美味しい。
どこを食べても甘いので、最初から最後まで甘党さんが安心していただけるスイーツです。

＜お店について＞
こちらは1958年創業の菓子店。
創業時は和菓子が中心で"松屋菓子店"という屋号でしたが、
現当主の代となり本格的に洋菓子の販売も始まった1983年には"和洋菓子の店マツヤ"に。
2014年5月に移転オープンし、初心に返るという意味で屋号に"菓心"と付け、
和菓子の品揃えも増やしたのだとか。
なお、和菓子担当は現当主の弟様。
鉾田にある洋菓子店ラ・プロヴァンスはこちらの姉妹店。

・駐車場
6台分以上

・イートインスペース
テラス席2名（店内席不明）


＜商品＞
■フォンダンショコラ…税込280円
・横…約7cm
・縦…約6cm
・高さ…約2cm
・重さ…約49g
・消費期限…要冷蔵で購入日を含め4日後
ハート型のフォンダンショコラ。
いくつかいただきたのでまずは冷たい状態でいただいてみることに。
冷たい状態でいただくと、
ギュッと詰まったねっとりとしたチョコレート生地の食感と、
濃厚なチョコレート味を楽しめます。
中心部下部にはチョコレート生地よりはやわらかいものの液体とまではいかない
フランボワーズソースが入っており、
食べ進むと出てくるそのフルーティーで甘酸っぱいソースが良いアクセントに。
濃厚なチョコレート味を楽しみたいのであれば冷えた状態でいただくのがオススメです。
次はフォンダンショコラとしてはお馴染みの、少しだけ加熱していただく食べ方で。
外はサクサク、中からチョコレートがとろぉりという状態が理想なのですが、
こちらのフォンダンショコラは厚みがないので加熱加減の調整が難しそうで悩みました。
結局、電子レンジ600Wで15秒、オーブントースターで45秒程加熱。
すると、中のフランボワーズソースはとろぉり流れ出てくる状態になったものの、
外側の生地はサクサクとまではならず。
もう少しトースターでの加熱時間が長くても良かったかも知れません。
ただ、冷えた状態より甘味も増し、口どけもなめらかで、
口にする前にフランボワーズソースが香り…
チョコレートの濃厚な食感はなくなるものの、
こちらのフォンダンショコラもやはり、温めて食べた方が美味しいと個人的には思いました。

また、強いてマイナスな部分を言うと、かたち。
ハート型の上部の谷の部分が浅くハート型に見えづらく、
またカップの内側が白色でトップにふりかけられた粉糖も白色なため、
輪郭がぼやけてしまい余計ハート型がわかりにくい…。
味云々ではなく焼き型の問題なのでパティシエさんの腕とは無関係な話ですが、
お菓子は生きるために栄養摂取の目的で食べる朝昼晩の食事ではなく、
＋αのものとして楽しみながらいただくものなので、
見た目も重要だと個人的に思っており、
味が良かっただけにそういう点まで気を使っていただけたらと思いました。