天然いくら丼（カツカレーうどん）の愉悦。 : なか卯 取手店

（２０１５年１２月　再訪）

なか卯が季節商品を出しましたよ、とありがたい耳打ちをされてこの日行って来ましたよ。

その商品とは、

①天然いくら丼　（安曇野産本わさび使用）
　
②本格二八蕎麦鴨そば

どんぶりとそばですから、ミニと小で頼めば一度で両方味わえるなと思いつつ利根川を渡って茨城県へ。

朝早い時間ですが先客２人。朝食セットを食べているようです。券売機の前に立ちなか卯独特の流れで画面をめくりつつ目当てのものを探します。セットものから入って、

＊天然いくら丼（ミニ）＋はいからうどん（小）（６３０円）

を見つけてポチットな。食券を渡して席についてから思い出したんです。いっけね、鴨そば、忘れとるわ。ま、次回来ればいっか。

もちろん今日の食事の最大の興味は、おいしいとかおいしくないとかおなかいっぱいになりたい、とかじゃなくて

【ちゃんとまともな量のいくらが入ってるか？】です（笑）。

配膳。おお、ちゃんと入っていた（笑）。

いくらのクオリティはまずまずよろし。そりゃあ、新潟村上や北海道で食べる極上品と比べてはかわいそうですが、４９０円のいくら丼としてはベストでしょう。ちゃんとおいしくいただきました。

なか卯で食べるきつねそばやはいからうどんは、いわばお吸い物代わり。こちらも１４０円以上のおいしさ。

この組み合わせ、いいすよ。みなさんも是非年末忙しい時にこそ。


（２０１４年９月　初稿）

この日は１５時半から北千住で呑みましょう、と予定があったのでランチはないなと思ってました。じゃあブランチかな。

軽くブランチを済ませて千住に乗り込むことにして、ここは軽く京うどんなんかいいな。東京なら少々遠くても旨い京うどんが食べられるなら頑張って店まで行きますが、地元では全く選択の余地なし。

丼ぶりと京うどんのなか卯

地元我孫子市にも１軒ありますが、あいにく駐車場がないんですよ。しょうがない。利根川を超えて取手市にあるなか卯まで行きましょうか。ブランチのために千葉県から茨城県に遠征！と言っても、５、６ｋｍくらいかな。

国道６号線で利根川を超えて、県道を左折します。あれま。とんかつの坂井精肉店がなくなってコーヒー店に変わってますね。激安のとんかつでしたが、撤退ですか。その店の前の坂を下って右折すると取手競輪がありますが、その右折の交差点の角に割と広めの駐車場を持つなか卯があるんです。

９時少し前でしたが、ほぼ満車でした。人気ですね。車を置いて中に入ります。店内は３，４分の入りです。ひとり１台で来てる客が多いのかな。

券売機の前に立って。初めて使うので、ページめくりがちょっと風変わりなのには惑わされます。最初におすすめの画面が出てきて、そんなのイランワイとおもってようやく麺類の画面を探し。

京うどんもいいけど、カレーうどんもあるじゃないですか。それよりこっちに目が奪われます。

カツカレーうどん　５９０円

ポチットな、をすると、お金を入れなさい、と指示されましたのでお金を投入。

また最初の画面に戻って。あ～あ、ずいぶんといらつかせてくれます。

席に着いておよそ７分後にカツカレーうどん登場。

もう調理に時間がないのでカレーを豪快に入れているんでしょうね。飛び散ってます（笑）。カレーの匂いと同時にカツのラードの匂いも立ち上がってきて、ちょっといい感じ。

カツは思ったよりも厚くカットされ１ｃｍ弱といったところでしょうか。カレーうどんに青葱が乗って、京うどんやねえとちょっと感心。

カツは揚げたてでうまいすよ。衣をばりばりジョニーにして食感を出してます。他のチェーン店では冷凍になっているカツを揚げるだけで提供していましたが、ここはどうなんでしょう。

カレーはあまり辛くはなく、万人向きの和風仕立て。レンコンのスライスがアクセントとなって人参、じゃがいもが入ってます。鶏肉が多めに入ってましたが、肉を入れるとレトルト独特の風味が表に出てしまいますね。これは致し方ないでしょう。

工場で仕込むからこそスケールメリットの恩恵が享受できるわけですから。５９０円を実現するために、工場で調理寸前まで仕込み、店では短時間で温めるだけ、とか、揚げるだけにしないと。因みに豚肉の原産国は、チリ、デンマーク、ポーランド、となってました。バイヤーが世界最安値の食材を集めているんですね。

うどんは京うどんと言えば言えるような。麺量が少ないので、ブランチには好都合でした。

呑み前の食事では、いい選択だったと思います。