この迫力ある蕎麦を食べたら、他の店の手打ち蕎麦がしょぼく思える。 : 車

(くるまや)

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4.8

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味4.8
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク-
2017/12訪問2回目

4.8

  • 料理・味4.8
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

この迫力ある蕎麦を食べたら、他の店の手打ち蕎麦がしょぼく思える。

3か月に1回来るメディカルチェック。人間ドックで悪い数値が出た項目のみ1年に4回検査されます。悪い数値の改善のために処方し、薬が効いているか、副作用を起こしてないかチェックします。

なので、2週間呑まないで食事での油分摂取を極小にすれば数値はよくなることを知ってます。経験で。しかし、約束や予約があって、今回は5日前からの対策。やばいです。

対策の一環で蕎麦を食べてますが、どうせ食べるなら旨い蕎麦をと車を指名しました。

取手のはずれにある車。自家製粉手打の名店です。開店5分前に着いて前に二組。定刻、順番に入店。入ってすぐ右が打ち場になってます。今日は赤城山ろくのキタワセですか。

テーブル席が2基ですのですぐにうまり、大テーブルの3人席へ。ここには店主の蔵書が置いてあって自家製粉の本もありますね。

早速蕎麦茶がふるまわれます。大きな湯飲みにたっぷり。この蕎麦茶がめちゃめちゃ旨い。

先客はほぼ天つきのせいろ。ジブンは油はご法度なので、オーダーしたのは

**湯葉と九一せいろ

店主のこだわりは半端じゃないです。

天ぷらとそばを一緒に食べさせない!すばらしい!大賛成です。

なので、天ぷらが蕎麦よりもずっと早く出てきます。

もし天ぷらを食べ終わらず蕎麦が出て来たら、天ぷらはやめて蕎麦を食べなさいと。蕎麦を食べきったら、天ぷらの続きをと。一緒に、交互に食べてはいけません。・・・大賛成。

薬味はなし・・・大賛成。


**湯葉(400円)
湯の中に入ってます。後ろにわさびと辛味大根。量が多いので、たぶんせいろの分も一緒でしょう。この湯葉、めちゃめちゃ旨い。リフトしてみるとびろ~ん。この湯葉、食感もあるんで、半生??とにかく、長い。つゆも蕎麦用の濃いつゆ。ほとんど使いませんので、蕎麦の時に使います。

食べ終わりしばらくしてから、蕎麦の登場。

おおおおおお、です。この超粗挽き、すっごいわ。九一、外一でも、よく蕎麦状になったと思われる蕎麦そのものの粒形が見えていて。一口口に含むと、太陽の光をいっぱい受けた穀物の味がして。しゃいこ~です。見てください。これですよ。接写で撮りました。

蕎麦っていいなあ。

蕎麦湯。つゆも、湯葉でも蕎麦でもほとんど使いませんから、たっぷりたっぷりつゆだけで2杯分。

この蕎麦は800円。1200円で涅槃行き超特急。

メディカルチェック、うまくいきますように。

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2015/12訪問1回目

4.8

  • 料理・味4.8
  • サービス4.0
  • 雰囲気3.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

頑なに常陸秋そばのおいしさを追求する頑固蕎麦打ち職人が打った蕎麦。やっぱり違う凄みのあるうまさ。

(2015年12月 再訪)

本当に久しぶりでした。すっかり忘れてしまって。

取手駅からはかなり奥に入って行きますので通りがけに偶然見つける確率はかなり低いと思います。すごい蕎麦が食べれます。

この日は近くで野暮用がありましたので、ぼんくらの頭でも車のことを思い出したわけで。店に入ると思い出しましたね。ここで食べたなあって。卓上の置きものも同じ。

品書きを見て

*海老野菜天おろし(1350円)

にしました。大きな寿司屋で使うような湯のみに、香ばしいそば茶がたっぷり。こういうサービスがうれしいです。安いお茶を小さな茶碗で出されてもなあ。待ちながら品書きを見ていると、オーダーするときに見ていたのはトップページじゃあなかったんです。オーダーしたのは、いわゆる天せいろのつもりだったのですが、トップページを見てそうではないことに気がつきました。オーダーしたのは、いわゆるぶっかけですね。

ぶっかけもおいしいのですが、この車の手打ちそば、常陸秋そばを食べるなら絶対にせいろがいい。食べたかったのは

*天ざるそば(1350円)

でした。あわてて厨房に訂正をお願いします。もう完成間近でしたので、別皿に盛ってもらうことで了承。それで十分です。

従って、天おろしに用意してあったおろしとのりがついてきて、海老は1本。納得です。

この店の流儀は、まず天ぷらが出てきますので、そばを待たずに熱々をいただきます。そばもすごいが、天ぷらの旨さも際立ってますね。おいしい。海老、太いアスパラ、三つ葉、なす、マイタケ。おろしを同時にいただきます。半分食べたところで蕎麦の到着。

この日のそばは、

新蕎麦 常陸秋そば 群馬県渋川市 赤城山山麓産

今年の夏に渋川にそばを食べに行きました。身近に感じます。

迫力のそばです。挽きぐるみで外殻も一緒。星が目立つ細打ち。数本手繰っていただきますが、この太陽の陽をいっぱい受けた穀物の風味は格別ですねえ。このレベルの蕎麦がここで食べれるんです。つゆは辛口なんで、下2cmもつければ十分。つゆを得て、蕎麦の風味が一段と強くなります。天ぷらに戻るとせっかくの蕎麦の風味が天ぷらによってかき消されますので、そばを全部いただきます。終わったら天ぷらのつづき。

今度こそ定期的に訪問しよう、と誓ったのは言うまでもありません。

そして蕎麦湯。とろんとろんの調整蕎麦湯がたっぷり。つゆはほとんで使ってませんので、蕎麦湯は存分に楽しめました。この1350円は破格ですね。東京なら2000円と価格設定する店も少なくないでしょう。車で取手を通過する機会があったら是非このクオリティの高い蕎麦をお奨めします。

(2010年4月 初稿)

取手市にある車は、夜の部がないので会社帰りにちょっと取材、と言うわけにはいきません。かと言って、ランチタイムに行ってくるにはちょっと遠い。茨城の蕎麦の本を見ると、月火が休みなので、それなら話は早い。休日に行ってきました。菜美に遠いか?と聞いたら、11分ときた。デジタルに所要時間を答えるのは得意で、遠い、近いとアナログで答えるのは苦手のようです。

利根川に架かった利根大橋を渡ると、千葉県から茨城県に変わり、我孫子市から取手市の変わる。利根川の水が流れている中央が県境になっていて、県境と車までの距離Aと県境から自宅までの距離Bは、A=Bくらいかもしれないな。

お店には開店10分前に到着しました。ラーメン屋じゃないので、開店前から並ぶ必要はないのですが、何でも一番にやりたい性格なので。お店は、特に古民家をもってきたりといった大掛かりな雰囲気作りをしているわけではありませんが、いろいろ手作りで工夫していて気分がいいです。開店時間ぴったりにお店の中から店主が、のれんを持って登場しました。お待たせしました、どうぞ、と言って中に招じ入れます。このとき入店したのは、行列ともう一人。若者。

中に入ると、手前にテーブルが並べられていて、奥のほうが小上がりになってます。決して中は広いわけでもありません。ちょっと殺風景に感じるくらい、店内にはものが置いてませんね。意図的なものを感じます。壁には常陸秋そばのポスターが貼ってあります。お店の外にも常陸秋そばの幟が泳いでました。収穫してもらう農園もきまっているようです。

メニューを手にして、何を食べるか。2番手に並んでいたお客さんは、常連なのか、座った途端にオーダーを入れました。店主は、調理にかかる前に二人にお茶を出します。つまりこのお店、このときは店主一人で全部やっていました。お茶を受けとりなおもメニューとにらめっこ。

このお店は、本当の手打蕎麦専門店ですね。お酒を置いていないことに驚きます。そんな蕎麦やは初めて。もちろん、うどんやご飯ものなんかありません。気合が入ってますね。悩んでいたのは、二八のざるそばにするか一九の九一ざるそばにするか。九一ざるそば(700円)は、休日限定メニューです。何がどう違うのか。単につなぎの量の違いでは、なさそうなので。

いつもなら、黙ってそばの含有量の多い九一を選びますが、なにしろこだわりのおみせですから、どう違うのか。疑問が氷解しました。二八は、挽きぐるみで打つ。一九は、甘皮を除いて挽いたそばを打つ。そう解釈しましたが、違うかもしれません。同じく挽きぐるみかもしれません。ここは安全に二八のざるそば(700円)を注文します。メニューで気になる、ゆば(400円)も一緒にオーダーしました。

入店のとき、告知がありました。良質のそばが入手できないため、5月5日までは営業するが、その後長期営業ストップに入ります。7月までには、茨城県古河で栽培しているそばが収穫できるので、7月1日から営業再開。そのときは、お手伝いの人も入れると書いてありました。こだわります。常陸秋そばに。そして、この日のそばは、茨城県古河市産の常陸秋そばと茨城県牛久市女化産の常陸秋そば。古河市の森ファームのポスターが貼ってありました。牛久市女化は、かつてUPしたそば茶屋楽花亭から仕入れているかもしれません。

厨房の方に向いて座っていますが、中の様子はほとんど見えません。店主が、水切りをしているリズミカルな音が聞こえ始めます。もう一人の客の分です。配膳が終わって、行列の分を始めたようです。ざるで水切りをしている音がしたかと思ったら、配膳です。メニューには、2分以内で食べないとのびるぞ、と書いてあります。

すばやく記念写真。ゆっくり、観察。そばがうつくしい。美しい蕎麦は透明感を感じます。中細。ざるに盛られた姿は見事である。お供は、そばつゆだけ。薬味はない。これも、店主の哲学。そばをよく見ると星がところどころにあり、これが挽きぐるみの特徴なんだろう。

そんなことを思いながら、そのまま食べてみます。う~ん、って唸りたくなるほど、そば、が濃い。匂いも味も蕎麦ってインパクトがあって、こいつは最近食べた中では出色の出来ですね。全然ものが違います。うるさくこだわるだけのことはあります。生真面目に、頑固に良質の蕎麦がないと営業しない。分かりました。このレベルを落とすわけにはいかないんですね。いいときに来ました。蕎麦の食感がきりりとして、二八のいいところが立ってます。

薬味は最初からありません。つゆと蕎麦の真剣勝負。もっとも、薬味があっても行列はつゆの中には入れませんが。せっかくのつゆが、薬味で台無しになるのがいやだから。そして、蕎麦湯を入れるときに薬味を使います。

蕎麦チョコにつゆを移します。そして、運命の瞬間。そばにつゆを合わせます。ずずずず、っと勢いよくすすります。うまい。蕎麦がまた一段と生き返って、豊かな気持ちにさせてくれます。これだから、蕎麦はやめられない。やっぱり、飛びぬけておいしい穀物ですね。もっともっと栽培面積が増えて、気軽に安く食べたいし、それが可能な穀物なのに。何故か貴重品で、アメリカ、オーストラリア、中国などの輸入品が消費量のほとんどである、という寂しい現状なのです。これが700円。車の実力、店主の心意気に感謝です。

ゆばは、蕎麦を食べている途中に出来上がって配膳されました。であるからには、こだわりの店主ですから、一緒に食べろということなのでしょうか。片や、蕎麦は2分以内で食べるように、というインストラクションがありましたから、ゆばは放置プレーしてました。

蕎麦はあっという間になくなり。つゆなしの、蕎麦だけは、追加500円です。替え玉ですね。

ゆばから湯気が立ってます。出来立てでしょうか。お供はつゆと薬味。薬味は、わさびと辛味だいこんおろしでした。つゆは、冷たいつゆ。そこに、ゆばを漬けて食べます。結構大きなサイズ。びろびろの食感で、大豆の匂いがして、うまい。実にうまい。この、あったかなのがいいです。引き上げたばかりなんでしょうか。この400円はものすごく量があって、蕎麦だけじゃあいやだよと主張していた胃腸関係者も黙るほどのボリュームに感じました。蕎麦とゆば、って合いますね。合うからメニューにしているんでしょうが。ここの店主がやることに抜かりはないはず。

ちょっと前に、豆腐と蕎麦のコンビランチがありましたが、この温かいゆばのほうがいいですね。おいしいし、温かくなる。いやあ、店主のこだわりには感心しました。次は7月ですね。また来ますよ。所要時間11分ですから。

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店舗情報(詳細)

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店舗基本情報

店名
閉店 (くるまや)

このお店は現在閉店しております。店舗の掲載情報に関して

ジャンル そば
住所

茨城県取手市大字青柳124-4

交通手段

常磐線『取手』駅からバス「光風台団地・竜ヶ崎駅行」で『青柳』下車、徒歩2分。

取手駅から1,758m

営業時間
  • ■営業時間
    [水~木]
    11:30~15:00
    [土]
    11:30~16:00

    ■定休日
    日曜・月曜・火曜・金曜

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)

席・設備

席数

19席

(カウンター?3席。4人掛けテーブル×2卓。小上がり4人掛け×2、2人掛け×2卓。)

個室

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

4台

空間・設備

落ち着いた空間、カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

一軒家レストラン

お子様連れ

子供可

初投稿者

poji_simapoji_sima(1)

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