笠間栗のペーストと笠間栗の甘露煮を使用した焼ドーナツ : くりーむ

＜商品＞
■栗の輪
・直径…約7～8cm
・厚さ…約2.4cm
・重さ…約70g
・原材料名…バター、卵、マーガリン、砂糖、アーモンドプードル、小麦粉、笠間栗ペースト、水飴、生クリーム、笠間栗甘露煮
笠間栗のペーストと砕いた笠間栗の甘露煮を使用した焼ドーナツ。
いただいきものなのでお値段不明ですが、参考として…2015年秋は240円+税でした。
今では高級ブランド栗に名を連ねる笠間栗を使用しているだけのことはあり、パッケージも高級感溢れるデザイン。
バターと栗ペーストでしっとりとした生地は、それだけでもかなり美味しい。
さらに栗甘露煮の食感が加わり…何とも贅沢な栗尽くしの焼きドーナツ。
栽培面積・生産量とも全国第1位を誇る栗の生産地である茨城の中でも屈指の生産量を誇る笠間のお土産としてもおすすめの栗菓子です。


■マドレーヌ
・縦…約6.5cm
・横…約6.5cm
・厚さ…約2.3cm
・重さ…約27g
・原材料名…無塩バター、粉糖、ローマッセ、小麦粉、全卵、卵黄、生クリーム、はちみつ、オレンジリキュール、オレンジ皮／ベーキングパウダー
オレンジ風味のシェル型のマドレーヌ。
オレンジリキュールにオレンジピール入りなので爽やかなオレンジの香りが強めですが、ただのオレンジ味のマドレーヌというわけではなく、バターとマジパンローマッセがたっぷり入った贅沢仕様でしっとりとした食感。
以前は200円くらいでしたが、現在のお値段は不明。
マドレーヌよりフィナンシェの方がしっとり濃厚なので好みなのですが、こちらのマドレーヌについては別。
とても美味しいマドレーヌです。


■クッキー（シナモンカフェ）
・直径…約5.3cm
・厚さ…約0.5cm
・重さ…約8g
・原材料名…小麦粉、無塩バター、粉糖、コンパウンドマーガリン、全卵、ココア、インスタントコーヒー、卵黄、シナモン
シナモンコーヒー風味のディアマンクッキー。
シナモン風味のクッキー生地をコーヒー風味のクッキー生地で囲み、周りにグラニュー糖をまぶしてあります。
シナモンクッキーはやわらかめのサクサクとした食感で、周囲のコーヒークッキーは少しかためのサクサクとした食感。
美味しいので、個人的にはもう少し厚切りの状態で食べたいと思いました。


■クッキー（ココア）
・直径…約6.1cm
・厚さ…約1cm
・重さ…約19g
・原材料名…小麦粉、上白糖、無塩バター、アーモンドプードル、全卵、コンパウンドマーガリン、ココア、スイートチョコ、塩／加工でん粉、ベーキングパウダー
ココア風味のクッキー。
ココアだけでなくチョコレートも入った割とビターな味わい。
「クッキー（シナモンカフェ）」と比べるとかたくザクザクとした食感の食べ応えのあるクッキーでした。


■ラスク
・縦…約5.5cm
・横…約7.6cm
・厚さ…約0.8cm
・重さ…約10g（1枚あたり）
・原材料名…フランスパン、コンパウンダマーガリン、無塩バター、グラニュー糖、カソナード
無塩バターとフランス産カソナードを使用したラスク。
1袋2枚入り。
以前は120円くらいでしたが、現在のお値段は不明。
カソナードを使用しているためか、やや茶色っぽい色合いですが、表面にはグラニュー糖が煌めいています。
気泡少なめのバゲットで作られたラスクで、サクサクとした食感。
グラニュー糖のダイレクトな甘みとカソナードの独特の風味。
バター感はあまりなかったものの、可もなく不可もなくな無難なパッケージから想像した味よりは美味しいラスクでした。

＜商品＞
■栗とアーモンドのタルト…税込1800円くらい
・直径…約18cm
・高さ…約2.8cm
・重さ…約540g
アーモンドのヌガーがたっぷりとのった6号サイズのタルト。
水戸近郊の甘党さんであれば、シュール洋菓子店の「アーモンドケーキ」の栗入り版と言った方が想像つくかと。
記載したお値段は以前訪問時の価格で、現在もこの価格なのかは未確認。
土台はしっとりでも1枚1枚がはらりと崩れる繊細なパート・フィユテ （折り込みパイ生地） 。
その上にしっとりどっしりとしたバターたっぷりの生地がのり、表面をアーモンドヌガーが覆います。
製造日から少し時間を置いてからいただいた方が、生地が馴染んでより美味しい。
丸栗や刻み栗が入っているわけではなく（私がいただいたカットにたまたま入っていなかっただけかも知れません）、栗感は控えめ。
"栗とアーモンのタルト"というより"アーモンドと栗のタルト"の方が近い気もしますが、いずれにせよ美味しいことに変わりなし。
こちらのお店は何を食べても美味しいということを再確認しました。

＜商品＞
■ふろまー樹（10本入）
・長さ…約10cm
・幅…約2cm
・高さ…約2.7cm
・重さ…約58g
・原材料名…クリームチーズ、バター、小麦粉、小麦でん粉、砂糖、生クリーム、卵、アーモンド、クルミ、ゴマ、ヘーゼルナッツ、塩、サワークリーム、ベーキングパウダー、はちみつ
スティックタイプのベイクドチーズケーキ。
砂糖控えめでクリームチーズのコクが楽しめるとても美味しいチーズケーキ。
土台はアーモンドやクルミ、ゴマ、ヘーゼルナッツをかためた厚さ1.2cm程のもの。
チーズケーキにおける土台は主役ではないので、
土台の占める割合が少なければ少ない程良いと思うのですが、
この「ふろまー樹」に関しては土台も美味しいので量が多いのがむしろ嬉しい。
ナッツがたっぷりで食べ応えもあり、
チーズケーキ部分と一緒にいただくととても贅沢な気分に。
スティックタイプのチーズケーキの中では、最強だと思います。

＜お店について＞
こちらは笠間市（旧友部町）にあるフランス菓子店。
オーナーパティシエである伊藤修二氏は東京や水戸で修業をしたのち、
15年程前にこちらのお店をオープン。

・駐車場
HPには駐車場なしの記載がありますが、店舗前に舗装済のスペース10台弱あり。

・店内の様子
店内入ってすぐの場所には焼き菓子が並び、
奥に生ケーキの並ぶガラスのショーケースが配置されています。
プチガトーは20種類以上あり、400円代のものいくつかありましたがほとんどが330円で、
しかも1つ1つの大きさが小振りなわけでもなく、つまりは全体的にリーズナブル。
アントルメは14種類計16台程…店舗の規模の割に多く感じました。

・その他
ケーキ箱は上品な淡いミントグリーン色。
持ち歩き時間にもよるかもしれないが、保冷剤は基本的には無料。


＜商品＞
2013年8月
■ふろまー樹…200円
・長さ…約10cm
・幅…約2.5cm
・高さ…約2.7cm
・重さ…約64～67g
スティックタイプのベイクドチーズケーキ。
クリームチーズがたっぷり使用されていると思われるかなり濃厚なベイクドチーズケーキ。
土台部分は厚さ0.8cm～1cm程と場所によって厚みが違うのが少々気にはなりましたが、
細かく砕いたアーモンドやクルミ、ゴマ、ヘーゼルナッツ入りのしっとりとしたクッキー生地でこれがとても美味しい。
全粒粉入りの生地を土台に使用するチーズケーキは多いですが、
こんなにもナッツ類をふんだんに使用している土台はかなり珍しいのではないでしょうか。
特にクルミのコリコリ感とねっとり感が幸せ♪
濃厚なチーズケーキと濃厚なクッキー生地の組み合わせは、
私のような重量感のある濃厚なチーズケーキが大好きな人にはたまらないと思います。


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2012年2月
■スペシャルモンブラン…420円
・直径…約7.5cm
・高さ…約7.5cm
・重さ…約134g
一番人気の商品とのことで、
私の訪問中にいらした3組のお客さん全てがこちらのケーキを購入していました。
ジョトォの「モンブラン」程ではありませんが、割りと高さのあるモンブランです。
こちらのモンブランは上から順に、

・粉糖
・マロンクリーム
・生クリーム
・洋栗の渋皮煮
・スポンジ
・タルト

となっています。
マロンクリームは洋酒が効いたフランス産の洋栗の渋皮入りのクリームで、
生クリーム含有量もそこそこ多くポロポロと崩れ落ちるようなこともなくしっとりとしています。
中の生クリームは無糖でマロンクリームの甘さをしっかりと味わえるもの。
一緒にいただくとマロンクリームに生クリームのコクがプラスされて美味♪
中にはクリームと同じフランス産の丸栗の渋皮煮が入っています。
土台のタルトはかためで、フォークでカットするのが大変なくらいしっかりとしています。
その上に敷かれたスポンジもしっとりとした割りとかためのものですが、
どちらもバター感は控えめで栗の邪魔をしない味わい。
タルトがかたすぎて少々食べにくいですが、それ以外はバランスも良く美味しいモンブランでした。
ちなみに、こちらのお店にはモンブランは他にも「なつかしのモンブラン」（380円）というものがあり、
こちらもフランス産の栗を使用している点は同じですが、
こちらはマロンクリームに渋皮が入っていないため黄色っぽいクリームで、
土台はタルトではなくスポンジとのことでした。
それと栗の季節（10～12月くらい）にのみ発売している「和栗のモンブラン」（520円程だったかと）は、
丸栗もマロンクリームもすべて和栗を使用しているのだとか。
新栗が出回る時期のみしか店頭に並ばないのでなかなかハードルの高いモンブランですが、
食べてみたいです。


■ガトーサンマルク…330円
・重さ…約104g
店員さんにオススメのケーキはどれか尋ねたところ、迷うことなくこちらを薦められました。
売り場には「期間限定の新商品」とのポップが付いていました。
ちなみに、「ガトーサンマルク」は直訳するとフランス語で「聖人マルコ（saint marc）のケーキ（gateau）」で、
聖マルコに由来するフランス伝統のケーキ。
ただ、新約聖書『マルコの福音書』で知られる聖マルコはヴェネツィアの守護聖人でもあり、
何でフランスの伝統菓子に聖人マルコの名が付けられているのかは不明。。。
うーん…誰かご存知の方教えて下さい。m(_ _)m
上から、

・表面がキャラメリゼされたビスキュイジョコンド
・生クリーム
・シャンテショコラ（チョコレートクリーム）2層
・ビスキュイジョコンド

という構成で、
チョコクリームの層が2層構造の「ガトーサンマルク」は初めて見ましたが、
テカテカと輝く表面のキャラメリゼ部分と、中の白と黒のクリームの対比は美しいです。

キャラメリゼ部分は数ミリの厚みがあり相当量の砂糖が使用されていることが伺い知れますが、
そんなことを気にしていてはケーキなんて食べられませんので頭から追いやります。
「ミルフィーユ」のように横に倒してから食べるのが正式な食べ方で、
購入時にお店の方からも倒してから…と言われましたのでその通り横に倒してからいだたきます。
フォークを差し込むとパリッパリッと良い音を立てて割れる表面のキャラメリゼ部分は少しほろ苦く、
その下の無糖の生クリームと一緒にいただくととても美味。
2種類のシャンテショコラ（チョコレートクリーム）の層はミルキーなものとビターなものの2種類で、
どちらも甘さは控えめ。
こちらは生クリームよりも密度が濃く少しかたく、単体でいただいても美味しい大人味のチョコクリーム。
最下層と上部のビスキュイジョコンドはヘーゼルナッツとアーモンドのスポンジで、
特に下の方はシロップをたっぷりと吸い込んでとてもしっとりとしていて口当たりも良いです。
全体的に甘さ控えめで、
且つ果物を使用していないこともあり見た目の華やかさもないクラシカルなケーキなので、
大人向けなのは間違いありませんが、
いただいてみるととても手が込んでいることがわかり、
これで330円はコスパも良く、店員さんがオススメするのも納得の味でした。
個人的には、「スペシャルモンブラン」よりこちらの方が満足度は高かったです。


■秀くりーむ…150円
・直径…約7cm
・高さ…約5.5cm
・重さ…約98g
クッキー生地のシュークリーム。
銀のぶどうにも同名の商品がありますが、これはきっとただの偶然かと。
サクサクとしたシュー生地の上には砕いたクッキーがのっており、このカリカリ感もいい感じで、
このバター感溢れるクッキー生地、美味しいです。
その生地の中にはバニラビーンズ入りのカスタードクリームがたっぷりと詰まっており、
ぽってりとしていて玉子味が濃くこちらも美味。
これで150円はコスパも良いと思います。