これぞ「ザ・常陸秋そば」！抜群の美味しさを堪能出来ます！ : そば処 長屋門

連休最終の７月１７日（月）海の日です。海の日ということで、午前中早めにバイクに乗って日立の海へプチツーリング。昼近くになると、あまりの暑さで熱中症になりそうなので、とんぼ返りで11時頃には自宅に帰着。自宅で車に乗り換えて、この日のランチの目的地、水戸インター近くの『そば処 長屋門（ながやもん）』さんに３年半振りに伺いました。

お店は11：30オープンですが、人気店なので少し早めに到着。駐車場の車の中で待つわけですが、クーラーの効いた車で待ってるのは、快適ですね〜。

開店すると、一番乗りで入店。カウンター席は無いので、お好きな席にどうぞ、と案内されます。取り敢えず一番小さな二人掛けのテーブル席に着席。

天井は重厚な木の梁が剥き出しになった造りで、立派な建物です。店内も綺麗でお洒落な雰囲気のお店です。

早速メニューを拝見し、先ずはそば前気分で「キリン零ICHI」@400と「イカにんじん」@380を注文。メインには、「天もりそば」@1200を「十割そばに変更」@250して、かつ「大盛り」@200でお願いしました。何とも欲張りな注文だな〜(笑)。

すぐに「キリン零ICHI」と「イカにんじん」が到着。クーラーで涼しい部屋で、よく冷えた「キリン零ICHI」を飲む！ん～、美味いですね～。蕎麦を食べる前の至福のひと時です。イカにんじんは、松前漬けっぽく見えますが、昆布が入っていないので、粘りはありません。味付けは醤油、酒、みりんなどで松前漬けに似ていますが、やはりあっさりした感じ。ただ、人参はぽりぽり食感だし、イカもはいっているので、酒のアテにはぴったり。

また、「イカにんじん」を提供された時に持ってきてくれた栃木県のえび屋さん製の「焙煎七味」と「 ゆず七味 」という七味があって、私は「焙煎七味」を振って食べてみましたが、これがとても美味い！やや辛めの七味に山椒を混ぜたもののようですが、「イカにんじん」の味がピリッと締まって、より美味しく頂きました。

きっと蕎麦が提供されるまで３０分くらい掛かるだろうと勝手に思い込んでいましたが、やはり一番乗りでお店に入ったので提供も早めになります。ノンアルを半分くらい飲んだところで「天もりそば（十割）」が到着しました。

早速頂きます！蕎麦の香りをかいでみると、挽きたて打ち立ての芳ばしい香りがします。まさに自家製の石臼挽きならではの質の高さ。まずはそのままストレートで食べてみると、ふわっとした食感と濃厚な蕎麦の旨味が感じられます。粗挽きのざらりとした食感は控え目で、品のいい蕎麦という感じ。そばつゆに漬ける前から、「常陸秋そば」の美味しさ・特徴が全開なのが良く分かります。

続いて一口で啜れる分量だけ箸でつまみ、そばつゆに半分浸してズルズルっ！と一気に手繰ります。ん〜〜、めっちゃ美味いやん！そばつゆと空気を一緒に啜ると、蕎麦とそばつゆの風味が鼻からスッと抜けます。喉越しはもちろんイイのですが、泡立つような舌触りがまさに「ザ・常陸秋そば」です。ちなみに、そばつゆは、醤油感より出汁感が強いタイプ。江戸そばタイプとは異なりますが、十分に美味しいそばつゆです。

天ぷらは、塩を付けながら、残っているノンアルで頂きます。天ぷらは、海老天、茄子×2、南瓜、菊芋の葉、玉ねぎ×2。全体的に衣が薄めの天ぷらで、からりと美味しく揚がっています。茨城の野菜はどれも美味しいのですが、南瓜と玉ねぎは特に甘みがあって、大変美味しく頂きました。

菊芋の葉は、ちょっと珍しく感じますが、香りがよく美味しく頂きました。

最後はさらりとしたそば湯を頂き、蕎麦の余韻を楽しんで終了。久し振りに伺った「長屋門」さん、とても美味しいそばでした。

水戸ではトップクラスの蕎麦店だと思います。
今度はあまり間を空けずにまた伺います、ご馳走様でした〜。

大晦日のランチは水戸インターのすぐ近くにある「そば処 長屋門(ながやと)」さんに年越しそばを頂きに伺いました。R50沿いにあるお店なのでとても目立つのですが、いつも見る度に車がびっしりと駐まっていて、入るのを躊躇していました。

今回は11:30の開店15分前に到着、、、しましたが、誰もいません。一応店の入り口で待っていると、1人、2人と集まってきて、開店時には多分7〜8人になり順番に入店しました。

カウンター席は無いようで、二人掛けのテーブル席に案内されました。メニューは既にテーブルに乗っており、「大晦日特別メニュー」と書かれています。なるほど、大晦日は混むので若干メニューを絞って対応するんですね。

メニューをよく見て、「かき揚げそば(冷)」@980＋「大盛り」@150(全て税込)を注文しました。少し待っていると店内はあっという間に満席です。大晦日ですからね、いつも以上に混むのだと思います。

約15分程で到着。せいろでなく、ざるに盛られています。綺麗に均一に細切りされていて、そば自体も繊細で質の高そうなそばです。早速頂きます！

まずはそばをストレートで頂きます。とてもよく冷えた硬めのいい歯応えで、常陸秋そばらしい繊細な味わいを感じます。

続いてそばつゆに3分の2程つけてズルズルっと一気に頂きます。お、そばつゆ美味っ！出汁感も醤油感も強くて、程々の塩っぱさです。そばつゆの好みは様々だと思いますが、私はかなり好きなタイプのそばつゆです。

次にネギ、山葵、辛味大根をそばつゆに投入して頂きます。うん、やっぱ薬味を入れると一層美味いです。ひとつひとつの薬味自体も美味しいです。

途中でかき揚げと春菊の天ぷらを頂きます。天つゆは付いていないのですが、そばつゆに天ぷらをドボンと浸けたくないので、醤油を掛けて、、、と思ったら醤油も塩もテーブルに置いていないんですね。そこで 徳利に残っているそばつゆを少しづつ天ぷらに掛けて頂きました。これはグッドでした。

かき揚げは野菜がメインですが、ホタテの貝柱なども入っています。とても軽くサクサクに揚げられていて、お店の腕の高さを感じます。春菊もいい味でした。

そばをキレイに食べきり、最後はそば湯を頂きました。白濁したそば湯は、そばの旨味がたっぷりで、大変美味かったです。

さすが人気店の「長屋門」さん、大変美味しく頂きました。今回は大晦日メニューの為、基本となる二八そばのみでしたが、是非十割そばも食べてみたいところです。

そば、天ぷらともにとても美味しいお店でした。是非また伺います。ご馳走様でした〜！