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あの婆様の蕎麦
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店舗基本情報
| 店名 |
谷間そば
|
|---|---|
| ジャンル | そば、郷土料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
0796-48-0439 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
播但自動車道・北近畿豊岡自動車道 和田山ICから車で７０分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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もう何年前になるのでしょう？
ｱﾃもなくたまたま迷い込んだ山奥の谷間に｢そば｣の看板が！
時節(とき)は極寒、どか雪が降りしきり無事帰れるんかなあって、その時は積雪にビビりまくり食欲なんてとてもとても…、逃げ出すように帰ってまいりました。
後日たまたま噂を聞きこれはﾘﾍﾞﾝｼﾞせなあかん。確か雪溶けの頃でしたか。然も連れ立って(笑)。
以来発作的に無償に食べたくなる、ｲﾔ行きたくなる谷間そば。もういつも唐突です。最初がそうであったように、冬場は特に。(笑)
｢今日あいてますか？ ｣、
｢こんな雪で誰も来てへんよ。｣、
｢今から播但道まわって二時間程で…。｣、
いつも神鍋奥ﾂﾙﾂﾙﾃﾝの峠越えやし、
｢無理や思ったら引き返しや。｣、
｢では寄せて頂きます。｣、
ってんで到着。
｢あー、さぶぅ｣、誰もいない中お気にの囲炉裏に陣取り。
先ずは蕎麦の注文をしときます。時間かかるでな。
焼き物を一通り、串刺しになった山女魚やけど血だらけになって跳ねとるし。可哀想に…、でも旨い(笑)。松葉、ししとう、椎茸。
長旅の疲れか、雪道中の緊張感か、もう飲まずにはおられん！雪見酒じゃ。
帰路のﾄﾞﾗｲﾊﾞｰには、｢栃もちの善哉でも先に食べといたらー！旨いで！｣、ってご機嫌とり(笑)。
雪が深々、皆の顔がほころびかけた頃、
｢蕎麦打ってくるわ。ゆっくりして行ってな。｣って。
ズルズルー！旨い！大盛にしとけばよかった。いつもそう思うんやなあ。
………、閑散期の平日(然も極寒)に訪ねるとこんな案配で。
付近に何件かあるようですが、ﾀﾏﾀﾏ最初がこちらだったので今も変わりません。不思議と他も訪ねようとは思いません。
当初は誰にも教えんﾄｺ思ってたけど、気付けば結構引き連れて行ったような(笑)。
付近で観光ﾊﾞｽを見かけるようになってから、少ーし足が遠のいたけどﾔｯﾊﾟﾘ発作的に(笑)。
今から思えば、
通い出した頃でしたか
客席のすぐそばの掘り炬燵に、いつも婆様がずっと黙っておられたような……。
今もあの婆様の蕎麦なんだろうなあ。