『あっさり』と『こってり』の両方が楽しめる『三田スペシャル』 : 天下一品 三田店

三田市まで来る気は全くなかったんですが、何故か三田市に来ています

その経緯ですが、食べログでラーメンをチェックしている時に、加東市にある『房舎』さんというラーメン屋さんの鶏白湯ラーメンが美味しそうに見え、『房舎』さんに行ったのですが、この日は敢え無く定休日

それならばまだ訪問したことのない『ことぶき』さんに行こうと車のナビで所在をセットし、ナビの言うがままに進んでいると、間違って高速道路に乗ってしまいました

あじゃぱ～

何たるミス、高速道路を降りる訳にもいかず、こうなったら三田方面まで行ってみようと気持ちを切り替え、三田方面に向かいます

車を走らせること約2～30分ほどで三田市街に到着

また三田市に来ることがあれば行きたかったラーメン屋さん『祭』さんを目指し、車を走らせるとそのお店の前まで到着しますが、どうやら閉まっている模様

むぐぐ～

そういえばこの近くに『ゆうや』さんが新三田駅の近くに戻ってきていたことを思い出し、再び車を走らせお店の前まで来ましたが、こちらもお店が閉まっています

なんやねんっ

保険がなくなり、どうしようと考えた挙句、そういえばこの近くに『天下一品』があったよなと思い、そこで落ち着くことに

再びの再びで車を走らせること約5分ほどで『天下一品　三田店』さんに到着です

中華そばと書かれた看板に『創業昭和四拾六年』と書いてあります

となると、ちょうど50年になるのか

屋台からスタートした『天下一品』さんですが、今では全国に234店舗もあるラーメンチェーンの大手に成長しました

『天下一品』さんといえば『こってり』が超有名ですが、ここ三田店さんはオリジナルのメニューがあるので、今日はそれを試してみたいと思います

店内に入り、空いているテーブル席に着席し、そのメニューをチェックします

なんと、1人前で『こってり』と『あっさり』の両方が楽しめる『三田スペシャル』

もちろんこれを注文しますが、三田店に来たならばもう一つ試してみたいオリジナルメニューの『バターライス』も注文することとします

店員さんを呼び、『三田スペシャル』と、『バターライス』を1人前ずつ注文します

コロナ以後、味変アイテムはテーブルに置いていないので、予め『にんにく薬味』と、『辛子味噌』を店員さんにお願いしておきます

その『にんにく薬味』と、『辛子味噌』は小皿に乗っての登場

「足りなかったらお声かけください」と言われますが、『こってり』と『あっさり』のハーフ＆ハーフなので、そんなに使用することはないでしょう

注文を入れてから約9分後、ラーメンよりも先に『バターライス』が出来上がって参りました

具材はほとんど入っておらず、バターが主役の『バターライス』です

さてさてどんなお味か確認してみます

スプーンで『バターライス』をすくい一口頬張ります

バターのお味が濃く、コク深い味わい

バターの香りもよく、美味しくいただけますが、結構バターが入っているのか少し重たい感じもします

全部いただくのはしんどいので、スケバンが「お持ち帰りしよう」と言い、店員さんに折りをお願いすると店員さんが固まります

どうやら『折り』がわからんみたいで、スケバンが店員さんに『折り』の説明をするとようやく理解した様子

最近の若い人は『折り』がわからんねんなぁ

『バターライス』到着から更に1分ほどすると、ようやく『三田スペシャル』も出来上がって参りました

器がセパレートになっていて、『こってり』と『あっさり』が半分ずつ入っています

何ともバカバカしいビジュアルに大興奮(笑)

それでは早速いただきましょう

まずは『あっさり』の方から攻めて参ります

レンゲでスープをすくい一口すすると、すっきりとした醤油の香りが立つ正統派な醤油ラーメンです

続いて麺に参ります

どうやら麺は『こってり』と同じ麺のようですが、一口すするとこの醤油スープにも合う美味しい麺となっております

わたくし、『天下一品』さんに来たら99％は『こってり』を注文するのですが、『あっさり』もなかなかの実力です

続いてお楽しみの『こってり』をいただきます

とろみのあるその独特なスープをレンゲですくい一口すすると、いつものあのこってりとしたお味

唯一無二のそのスープはポタージュ系の元祖とも呼べる代物で、スープの滑らかさ、コク、旨味のバランスが調和されていて、一度いただいたら病みつき必至のスープです

麺との相性も抜群で、一口すするとその濃厚でこってりしたスープを連れてきては、お口の中でウマさが弾けます

やっぱりわたくしは『あっさり』よりも『こってり』の方が好っきやなぁ

麺を一口二口いただいたところで、お決まりの『にんにく薬味』と『辛子味噌』を投入

パンチ力とコクが増し、旨味が劇的に跳ね上がります

やはり『こってり』をいただいてしまうと、『あっさり』には戻れなくなり、『あっさり』はスケバンにお任せ

ハーフ＆ハーフなため、『こってり』は半分

少し物足りなさを感じながらの完食となりました

やっぱり『天下一品』は『こってり』やなぁと改めて実感致しました