淡路島で美味しいお魚がいただけるお店 : 鳴門

この日は淡路島に用事があり、その用事が片付いたら淡路島の地魚で一杯やろうと目論んでいました

夕方に用事が終わると同時に飲みのエエ時間帯になってきました

淡路島で地魚をいただけるお店は色々ありますが、淡路島に住んでいた時に1回訪問して結構美味しかったお店にスケバンを連れて向かいます

車で西浦の海沿いの道を走っているとそのお店に到着です

『鳴門ト』さん

入口はちょっと入りにくい雰囲気ですが、入ってしまえば美味しいお魚が待っております

扉をガラガラと開けると、カウンター席とお座敷とがありますが、お座敷をお願いし、そこに腰を落ち着かせます

メニューはお寿司が主体ですが、ちょっとつまめるものもあり、居酒屋使いも出来ます

しばしメニューを拝見し、注文するものが決定

女将さんに『突き出し四種盛』と、『巻寿司』と、時価と書かれた『造り』を少しビビりながら注文します

少し待つと『瓶ビール』が運ばれてきて、熱っついお茶を交えての『秘技！エア乾杯』が炸裂

ちべたいところをキューっと煽りながらお料理の出来上がりを待ちます

約10分弱ほど待つと、『突き出し四種盛』が居酒屋さんもビックリのビジュアルで登場します

おおおお～、これが突き出しですか

彩りもよく、飲兵衛のハートがドッキュンコ

福と書かれた蓋をパカッと開けると、もずくが入っておりました

どれから手を付けたらいいか迷うところですが、まずはトマトからいきましょう

お箸でトマトを掴み、一口いただくと、さっぱりとしたお味の中に程よい酸味と甘みを感じられ、なかなか美味しいトマトです

蛸は梅肉おソース、貝は酢味噌が掛けられており、ビールとの相性もバッチシ

もずく酢はお酢の酸味に、ネバネバのもずくが喉をスルスルと通っていきます

そこそこ居酒屋さんに詳しいわたくしですが、居酒屋さんの突き出しの相場は大体300円ぐらいではないかと思いますが、『鳴門ト』さんの突き出しは4品で600円と超破格

あの入りにくい門構えからは想像できません

『突き出し』をやりながら『ビール』を煽っていると、早くも楽しみにしていた『造り』が到着です

盛り付けなどは至ってシンプル

漁師町のお寿司屋さんって感じでわたしゃ好きです

色照りもよくて美味しそう

それでは早速いただくとしましょう

小皿にお醤油を入れ、添えられているわさびを溶いてから、美味しそうな『造り』をくぐらせていただきます

どのお魚も新鮮で、脂も程よく乗ったお魚で美味しいです

5種類ほど登場しましたが、お会計はどうなるんやろ？

この日のお支払の金額から、この5種でおそらく1,500円前後ではないかと思います

意外にリーズナブルで安心しました

『造り』到着から7分ほどで『巻寿司』も出来上がってきました

見た目は至って普通の『巻寿司』ですが、これが今までにいただいてきた巻寿司とはちょっと違う感じ

まず、海苔がメチャメチャ美味しいのんが印象的なんですが、シャリも少し温かめでいて、お口に入れた瞬間ふわっとした食感を感じたあとにサラッと消えてなくなるという他ではいただいたことのない感じの『巻寿司』です

この『巻寿司』にスケバンが、「この『巻寿司』、メチャメチャ美味しいやんっ」と大絶賛

8切れあるので、4切れずつでしたが、「わたし、もう4切れ食べた？」というぐらいの勢いで自分の分を平らげていました

あまりに美味しいので、これはもうちょいいただきたいなと思い、当然の追加注文

『ビール』なんかやってられっか～、ということで、どっしりと受け止める用の『焼酎ロック』を注文

『引継ぎ式』を執り行い、『焼酎ロック』で続きを楽しみます

『巻寿司』があれほど美味しかったので、欲張って『ちらし（海鮮丼）』を追加注文

この『ちらし』がスケバンのハートを鷲掴みにしたようで、いただいている最中ずっと「ちょっと、メチャメチャ美味しいやん、これヤバイわ～」と終始唸りっ放し

酢飯の中に椎茸やら色々具材が入っており、上に乗っかっている海鮮と、具がたっぷりの酢飯のダブルパンチにスケバンメロメロ

わたくしは『だし巻き』を注文

大根おろしが入った醤油の大海原にだし巻きをくぐらせて一口頬張ると、玉子のふんわりとした食感と、お出汁のやさしい味わいが『焼酎ロック』との相性ドンピシャ

全てのお料理においてハズレなし、ちびちびやっていた『焼酎ロック』も知らぬ間に空になり、超大満足でごちそうさま

お魚の素材がいいのも美味しさの一つかも知れませんが、手の込んだ『ちらし』や、『突き出し四種盛』など冴えわたる技術も持ち合わせてる『鳴門ト』さん

しょっちゅう来るのは難しいかも知れませんが、また何かの機会で訪問したいと思います