呑んだ暮れ日記　阪急西宮北口　餃子ノ酒場 すえひろ編　～本日オープンです～ : 餃子ノ酒場 すえひろ

この日オープンの居酒屋が在るので行って見ようってお誘いを受けました

阪急西宮北口駅近くに１月２３日オープンの『餃子ノ酒場 すえひろ』

餃子､肉豆腐､ひな鶏の素揚げが三本柱で大衆酒場的な酒の肴が愉しめるお店です


●阪急西宮北口駅から徒歩１分

　お店は､阪急各線西宮北口駅のタクシー乗場が在る北西口から徒歩１分
　ジャンカラと三井住友銀行ＡＴＭの間の路地を進んだ右手に在ります
　以前は､タイ料理のクワンチャイだった店舗です
　大きめの白地の暖簾や店先のお品書きの意匠､看板の｢大衆酒場｣｢大衆食堂｣のフォント等
　ノスタルジックな雰囲気､大衆酒場の雰囲気を意識した店の外観が特徴です
　店内は調理場を囲む様にコの字型のカウンター席が１４席､やや小さめの２名掛けテーブル席が３席
　奥の半個室の様な所に４名掛けテーブル席２席の計２８席
　スタッフ同士が大きな声を掛け合う活気の在る店内です


●品数は割と豊富です

【ハッピーアワー】
　※平日の開店～１９:００まで
　　■すえひろレモンサワー　３３０円 ⇒１６０円
　　■すえひろハイボール　３３０円 ⇒１６０円
　　■プレミアムモルツ生　３８０円 ⇒１９０円　　

【餃子】
　■すえひろの餃子　２８０円
　■肉汁餃子　４８０円
　■土鍋汁餃子　４８０円

【肉豆腐】
　■肉豆腐　４８０円
　■肉煮込み(豆腐なし)　４８０円
　■肉豆腐半熟たまご入　５３０円

【ひな鶏素揚げ】
　■１/２羽　９８０円
　■１/４羽　５８０円

【お造り】
　■本日のお造り　５８０円
　■まぐろぶつ　４８０円
　■たこぶつ酢味噌和え　４８０円
　■鯖きずし土佐酢かけ　４８０円

【おつまみ一品】
　■せせりねぎまみれ　４８０円
　■すなずりガーリック炒め　４８０円
　■あさりの酒蒸し　５８０円
　■串かつ２本　２８０円
　■ローストビーフたたき風　５８０円
　■蒸し豚トウバンジャンだれ　４８０円
　■厚切りベーコン　３８０円
　■あさり出汁巻たまご　４８０円
　■パクチー春菊サラダ　４８０円
　■ハムカツ　３８０円
　■赤ソーセージ炒め　３８０円
　■ちくわの磯辺揚げ　３８０円
　■ポテトフライ　３８０円

【はやだし】
　■冷奴　２８０円
　■イカ塩辛　３８０円
　■チャンジャ　３８０円
　■枝豆　２８０円
　■ピリ辛肉もやし　３８０円
　■トマトオニオンサラダ　３８０円
　■すじネギポン酢　４８０円
　■たまごポテサラ　３８０円
　■白味噌仕上げどて煮　４８０円

【麺､飯】
　■焦がし醤油焼きおにぎり　２５０円
　■オリジナルソース焼きそば　５８０円
　■肉煮込みぶっかけ飯　５８０円
　■白ごはん　２００円


●お勧めは､餃子､肉豆腐､ひな鶏の素揚げ

　お品書きを見ると､餃子､肉豆腐､ひな鶏の素揚げ押しなのは明白
　それと赤字で明示して在る料理も在ります
　その辺のお店のお勧めを中心に註文する事にしました！

　先ずはお店のお勧めのすえひろ

　■お通し
　　きゅうりの浅漬けです
　　壁に張り出されている､｢すえひろの楽しみ方【常連編】｣には､
　　生ビール､餃子と素揚げを註文して､きゅうりで生ビール半分を呑んで待つと
　　書かれていますので､このきゅうりは定番のお通しなんでしょうね
　　お品書きには｢付き出しお一人２００円いたただいております｣と明示されています

　■肉豆腐半熟たまご入
　　煮込みと豆腐と玉子って関東の大衆酒場ではよく見掛ける酒の肴
　　それを模した様な肉豆腐とい玉子の組合わせです
　　筋肉をかなり味が染みる程に煮込んで在り､味わいはやや佃煮の様な濃厚さ
　　豆腐も良い色合いに色付いていて味も染みています
　　玉子は豆腐の様に色付いてはおらず､黄身は半熟なので､別調理なんでしょうね
　　玉子も豆腐と同様に煮込んである方が好みかな？？

　■たまごポテサラ　
　　ポテトサラダは､見掛けると､つい註文してしまう一品
　　多めの玉子と少なめのハムだけのシンプルなポテサラです
　　マヨネーズの加減も程良く､芋のマッシュ加減も細か過ぎず
　　結構いい感じのポテトサラダです

　■すえひろの餃子
　　店名を冠した基本の餃子だと思います
　　卓上には､通常の酢､醤油､辣油の他に味噌ダレも用意されています
　　餃子を味噌ダレで食べるのは､神戸の食文化なんです
　　お近くなので､その影響なのでしょうか？
　
　　小振りで皮が薄めで野菜中心の餡でサッパリとした餃子です
　　底はカリカリに香ばしく焼き上げられているのが好みにピッタリです
　　最近､餃子を酢胡椒で食べるのがマイブームなんです
　　同行者も同様だったので､胡椒をリクエストして酢胡椒で戴きました！
　　
　■肉汁餃子
　　デフォの餃子とは違って､皮は厚めでもっちりとしています
　　名前の通り､小龍包の様に割ると肉汁が流れ出ます
　　餡は肉々しいく､豚の旨味がぎっしりと詰まった感じです
　　これは酢胡椒よりも､味噌ダレが合うと思います

　■ハムカツ　
　　大衆酒場の王道の揚物メニューのひとつ
　　最近はハムが肉厚なのが主流で､それはそれで美味しいのですが
　　昔乍らの薄っぺらい魚肉ハムのハムカツが食べたいなぁ
　　どこかに無いでしょうか？？

　■土鍋汁餃子
　　土鍋でスープ炊きになっている水餃子です
　　スープの味わい等は悪くは無いのですが
　　個人的には､茹でた餃子をタレで食べる方が酒の肴として合う様な気がします

　■肉煮込み　
　　今度はシンプルに豆腐も玉子も付けずに肉のみ
　　馴れたのか？最初に比べると､濃いめの味わいが気にならなくなっていました
　　噛み応えが在り､噛むと濃いめの味わいが口に広がり､酒が進む感じです
　　白ご飯とも合う様な気がします

　■赤ソーセージ炒め　
　　赤ウインナーじゃないんですね(笑)
　　ソーセージ自身は淡白な味わいなので
　　添えられているケチャップをたっぷりと付けて食べます
　　これもノスタルジーと共に食べる食材ですね

　■白味噌仕上げどて煮
　　肉煮込みに比べると､関西で馴染みの在る味わいです
　　串カツ屋とかで註文する｢どて焼き｣と同じ味わいです
　　すじ肉も美味しいのですが､味が染みたコンニャクが堪りません

　■ローストビーフたたき風
　　バッチリ赤いレア感を残した仕上がりです
　　山葵が合いますね
　　柔らかくて､しっとりとしていて､赤身肉を食べてる実感が沸きます

　■ひな鶏の素揚げ
　　揚げたてが登場すると鶏の脂の良い香りが漂ってきます
　　東京立石の名店『鳥房』が頭を過りました
　　シンプルに鶏の美味しさを味わう一品です
　　鶏自身はサッパリとしていますが､塩とレモンの酸味で美味しく戴きます
　　これは胃袋に余裕が在る､もっと早いタイミングで食べたかったかなぁ
　　ひとりで半身を註文して､色んな部位を食べてみたい一品です

　■オリジナルソース焼きそば
　　店長らしきオニイサンがお勧めだったので､焼きそばをチョイス
　　具材はキャベツと豚バラ肉だけでシンプル
　　具材が少なめで麺中心の焼きそばです
　　甘みの在るオリジナルソースをしっかりと纏った麺はやや濃いめ
　　味わいがハッキリしている分美味しさも強いのですが
　　４人でシェアして程良い感じかな？
　　ひとりで食べるには箸休めが必要かも？

　　最後に蜆のすましを大きめの御猪口で出してくれました
　　翌日にお酒が残らない様にって気遣いですね


●最後に
　
　オープン初日でしたが､割とオペレーションもスムーズ
　ドリンクも料理も間が開くことなく､絶え間なく提供されました
　お勧めの三本柱を含め､料理全てがほぼ合格圏内のものばかり
　特にひな鶏の素揚げは胃袋にもっと余裕が在ったら､追加したい感じでした
　
　西宮北口の界隈って､立呑屋や角打ちが殆ど無いエリアなんです
　此処なら手軽に寄れそうです
　早い時間帯なら､ハッピーアワーで格安に呑む事もできますから
　この界隈で呑む機会が在れば､フライング呑みで寄らせて戴きますね
　ご馳走様でした！